- 実際に使って分かったココネルエアーのメリット、デメリット
- ココネルエアーは上段でいつごろまで使える?
- どんな人にココネルエアーはおすすめできる?
アップリカのココネルエアーはベビーベッドの中でも特に人気度の高い商品ではありますが、実際に我が家で7か月間使ってみるとメリットだけでなく使ってみないと分からないデメリットもあることが分かりました。
今回は、我が家で使ってみて感じた『ココネルエアー』のメリットとデメリットを解説していこうと思います。
ベビーベッド選びで迷っている人、ココネルエアーの使い心地が気になる人の参考になれば嬉しいです。
ココネルエアーはコンパクトで組み立てが簡単なことがメリットですが、高さ調整などの機能性には乏しく、ミニサイズのベッドであるため赤ちゃんが1歳になる前には窮屈になってしまいます。
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ココネルエアーの布団サイズ
メーカーのアップリカはベビー用品の大手ブランドで、ベビーベッド以外にもチャイルドシートや抱っこ紐など育児に欠かせないグッズをたくさん開発・販売しています。
お値段は高めの部類ですが、その分機能性や品質に定評があるためとりあえず選んでおいて間違いないと思える安心感があります。
布団サイズは小さい「ミニサイズ」
良く使われるベビーベッドのサイズには「標準サイズ」と「ミニサイズ」の2種類あります。
ココネルエアーはミニサイズのベッドになります。
標準サイズ | ミニサイズ | |
---|---|---|
内寸 | 120cm×70cm | 90cm×60cm |
メリット | 2歳くらいまで長く使える | 小さいので配置の自由度が高い |
デメリット | 部屋の占有スペースが大きい | 使用できる期間は1歳前後まで |
我が家の場合、賃貸なのでコンパクトなベッドの方が置きやすいと考えていました。
また、ある程度子供が成長したら私たちのベッドをで一緒に寝ることを想定しており、半年から1年くらい使えればよいかなーと考えていたため、ミニサイズであるココネルエアーを選んだわけです。
ココネルエアーのメリット
コンパクトにたためる
ココネルエアーの最大の特徴は何といってもコンパクトにたたむことができる点です。
模様替えなどでベビーベッドを他の部屋に移動するのにも便利ですし、里帰りなどの時にも自家用車などに積み込んで移動することができるため赤ちゃんがどこでも慣れた寝床で眠ることができます。
オーソドックスな木製のベビーベッドも分解こそできますが、ココネルエアーほど小さくすることはできません。
たたんでしまえば宅急便の160サイズに収まります。
ココネルエアー卒業後はメルカリで売ったのですが、送料が安く済んだので助かりました。
組み立てが簡単
組立方法も簡単で難しいところは全くないと思います。
所要時間は初めて組み立てたときも5分もかかりませんでした。
1人でも問題なく組み立てられる構造で、重いパーツもないため女性でも簡単に組み立てられると思います。
取り扱い説明書以外にも、ベッド本体にも組み立て方が掲載してあるのが良かったです。
人気モデルのため売却しやすい
ココネルエアーはミニサイズベッドの中ではトップクラスに人気製品なので、使用後比較的高価で売却できます。
新品価格が22,000円くらいですが、状態の良い中古品はメルカリで15,000円前後で取引されています。
リセールバリューが高いため、高価な製品ながらもコストパフォーマンスに優れたベビーベッドだと思います。
我が家の場合は状態の良い中古品を買って、子供が生まれてからも特に汚すことなく使えたため、買値よりも高い価格で売却することができました。
トータルで送料3000円分くらいの負担でベビーベッドを使うことが出来ました。
ココネルエアーのデメリット
高さ調節ができない
ココネルエアーの寝床部分は細かい高さ調節ができません。
普段の赤ちゃんの抱き下ろしには全く問題ないのですが、
大人用ベッドにベビーベッドを隣接して添い寝しようと考えている場合には、高さを揃えられない可能性があります。
なのでベビーベッドで添い寝を検討しているご家庭には向かないかもしれません。
対応するベッドメリーの種類が少ない
ベッドメリーの中には、ココネルエアーのような折り畳み式ベッドに対応していないものがあるため注意が必要です。
ココネルエアーのフレームは通常の木製ベッドフレームと違い、金属フレームに布カバーが巻いてあるような構造のため、ベッドメリーが固定しにくくなっています。
もし、使用したいベッドメリーがあるのであれば、ココネルエアーに対応しているか必ず確認しましょう。
我が家では「くまのプーさん 6Way ジムにへんしんメリー」を使っていました。
ココネルエアーにも問題なく取り付けることが出来ます。
ベビーサークルとして使用するには狭い
ココネルエアーはマットの位置を下段に下げることでベビーサークルとして使用できますが、正直実用性はありません。
アップリカ公式からはココネルエアーの寝床を下側に設置することでベビーサークルとしても使えると解説されています。
実際に我が家でもずり這いができるようになった我が子に試してみたのですが、面積が狭くあまり動き回れないためすぐに不機嫌になっていました。
また一般的なベビーサークルの高さが60cm前後なのに対して、ココネルエアーの柵の高さは最も低い位置でも約80cmあります。
なので立った姿勢からかなり屈みこまないと赤ちゃんの抱きおろしができません。
この高さから屈みこんで子供を抱きおろしすると腰を痛めるかもしれないなと感じたので、やはりベビーサークルとして使用するのはあきらめた方がいいでしょう。
ベビーサークルは別で購入した方がよさそうです…
布パーツを丸洗いできない
ココネルエアーの布製のパーツはどれもフレームにしっかり固定されており、取り外すことができません。
耐久性などの都合もあると思いますが、全ての布パーツは金属フレームに縫い付けられているため、内部のベッドやクッション部分などにおしっこやうんち、ミルクなどが付いてしまった場合、丸洗いして綺麗にするといったことが出来ません。
取扱説明書によると、もし汚れた場合はぬるま湯と中性洗剤をしみこませたタオルなどでふき取ることが推奨されています。
きしみ音が気になる
折りたたみ式の構造上、赤ちゃんが寝がえりなどをした際にベッドがきしむ音や衣擦れの音がします。
(ベッドの個体差もあるかもしれませんが…)
ココネルエアーは折り畳み式ゆえフレームには関節が多いため、赤ちゃんが動いた振動などでフレームの軋み音がします。(個体差はあるかもしれませんが…)
また、ベッド部分の側壁に使われている布もポリエステル系のシャカシャカしたタイプの生地のため、赤ちゃんがぶつかると「ガサッ」という衣擦れの音が結構聞こえます。
なので夜に赤ちゃんと同じ部屋で寝る場合、敏感な人だとこれらの音が気になってしまうかもしれません。
我が子は寝相が悪いので、よく夜中にベッドの「ガサガサ!ギシギシ!」という音で目覚めることがありました…
ココネルエアーは上段でいつまで使える?
快適に使えるのは1歳ごろまで
ココネルエアーはミニサイズベッドなので、標準サイズに比べるとベッドが窮屈になるのが早いです。
一応公式では生後24か月まで使えると記載してありますが、実際は1歳前後で赤ちゃんの身長的に窮屈になってしまいます。
生後6か月ごろから寝返りを始める赤ちゃんがいますが、ココネルエアーは横幅が60cmしかないため寝返りするとすぐに側面に当たってしまいます。
柔らかい素材なのでケガをするようなことはないですが、我が子の場合は寝相が悪いことも相まって、生後6か月を過ぎたくらいから窮屈そうに体をくねらせていました。
寝かしつけのやり方にもよると思いますが、赤ちゃんの身長的に余裕をもって使えるのは生後6か月前後ではないかと思います。
もっと長く使えるベビーベッドは?
2歳くらいまで長くベビーベッドを使いたい方には、標準サイズのベビーベッドがオススメです。
ベビー用品の大手、ファルスカのベビーベッドは非常に人気の製品なので、
ココネルエアーでは不安という人はこちらをチェックしてみるといいでしょう。
- 標準サイズなので赤ちゃんが大きくなっても2歳前後までゆったり使える
- 高さ調整機能が優秀で、添い寝の時も親のベッド高さに合わせやすい
- クイックジョイントで組立が簡単なので、一人作業でも楽に組み立てられる
- 人気メーカーなのでリセールバリューも高い
ココネルエアーも買って後悔はしていませんが、第2子が生まれたらファルスカを買おうと思います…
総評:1年以内にベビーベッドを卒業するならベストなベビーベッド
ココネルエアーは折りたたみ式ながら耐久性も十分で、全体的に高品質にまとまっているベビーベッドだと思います。
我が子を半年以上、しっかりと守ってくれました。
中古需要も高いことから使用後も売りやすく、トータルでのコストパフォーマンスも高いです。
しかし、折りたたみ式でコンパクトゆえのデメリットもあるため注意が必要です。
ベビーベッドを置く場所や、どのくらいの期間使うかをおおまかに想定してから購入するといいでしょういいでしょう。
ココネルエアーはコンパクトで組み立てが簡単なことがメリットですが、高さ調整などの機能性には乏しく、ミニサイズのベッドであるため赤ちゃんが1歳になる前には窮屈になってしまいます。
出産や赤ちゃんのために準備するもの、たくさんあって選ぶのも買うのも大変ですよね…
必要な物をまとめて、できるだけお得に買いたいものです…
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