ConoHa WINGのメリットとデメリットを現役ブロガーが解説

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この記事で解決できる疑問
  • ブログ初心者にConoHaWINGがよくおすすめされるけどデメリットはないの?
  • ConoHa WINGって他のレンタルサーバーに比べてどうなの?
  • 結局、ConoHa WINGって具体的にどんな人におすすめなの?

WordPressブログを始めようと思うとまずやらないといけないのがレンタルサーバー選びですよね。

最近ではConoHa WINGの人気が非常に高まっており、老舗サービスのエックスサーバーのシェアを追い上げている状況です。

当サイトでは開設からずっとConoHa WINGにお世話になっており非常に使い勝手が良くて気に入っているのですが、
使い始めてから知ったデメリットというのもいくつかあります。

しかし結論から言うとデメリット以上に魅力があるサービスなので、これから契約する方々はあらかじめデメリットについて正しく理解しておくことでより満足度高くブログ運営を出来るでしょう。

この記事では、ConoHa WINGのメリットとデメリットを整理しながら、「どんな人におすすめなのか」ということまで当サイトで実際に使ってみた感想なども交えながら分かりやすく解説していきます!

目次
執筆者情報

もりけぇ

  • 30代のフリーランスブロガー&ライター
  • 独学でブログ収益5桁/月を達成、最高月間20,000PV
  • 愛用ガジェットやブログ運営のノウハウについて発信中
  • 映画鑑賞と星景写真を撮るのが好き
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ConoHa WINGのデメリット

業界の中では運営歴が短め

ConoHa WINGは2018年に開始したサービスで、レンタルサーバーの中では運営歴が浅い部類になります。

例えばレンタルサーバーの中でも老舗のエックスサーバーは2003年から20年以上の運営実績があるためユーザーからの信頼が厚く、運営の安心感を求めてエックスサーバー選ぶユーザーも少なくありません。

とはいえConoHa WINGを運営しているGMOインターネットはインターネット総合事業の超大手企業であり、レンタルサーバ以外にもインターネットに関する様々な事業を1991年から提供しています。

なのでConoHa WINGはそもそも経営母体が東証プライムに上場しているレベルの大企業なので、レンタルサーバー事業の運営歴が短いことはあまり気にしなくてもいいと思います。

ConoHa WINGエックスサーバー
サービス開始2018年2003年
運営会社GMOインターネット
株式会社
エックスサーバー
株式会社
会社情報東証プライム上場未上場
資本金50億円9900万円

無料お試し期間が無い

ConoHa WINGにはサーバーを無料でお試しできる体験期間などはありません。
(2021年ごろには期間限定で実施していたので復活してほしいですね…)

なので実際に契約してみないとサーバーの使用感やサイトの表示速度などを試すことが出来ないのは初心者の方にとっては負担に感じるかもしれません。

例えばエックスサーバーでは10日間の無料お試し期間を設けているため、どうしても初めてレンタルサーバーを契約しようとしている人にとっては無料体験がある方がありがたく感じるでしょう…

ConoHa WINGでは無料体験がない代わりに、利用料金を大幅に割引するキャンペーンをかなりの頻度で実施しています。

後述しますがConoHa WINGではブログ初心者に嬉しい料金プランや機能が豊富なので、お試し期間が無いことを差し引いても優れたサービスだと思っています。

通常料金は他社より高め

ConoHa WINGの通常料金は競合他社よりもやや高めに設定されています。

実際12ヵ月契約のプランで比較すると、競合のエックスサーバーよりも基本料金、キャンペーン割引後の料金のいずれも高くなってしまいます。

ConoHa WING
(通常料金)
エックスサーバー
プランWINGパック
スタンダード
スタンダード
契約期間12ヵ月12ヵ月
初期費用0円0円
利用月額1,452円1,045円
割引後料金990円
(31%OFF)
880円
(16%OFF)
※割引後価格はキャンペーンによって異なる可能性があります

しかしConoHa WINGでは頻繁にキャンペーンが開催されており、他社に比べてキャンペーン時の割引額が大きいため長期契約の場合は特に月額が非常に安くなります。

ConoHa WING
(通常料金)
エックスサーバー
プランWINGパック
スタンダード
スタンダード
契約期間36ヵ月36ヵ月
初期費用0円0円
通常料金1,452円990円
割引後料金643円
(55%OFF)
693円
(30%OFF)
※割引後価格はキャンペーンによって異なる可能性があります
もりけぇ

なので私は長期契約でサーバー料金を節約しています。
ブログは長期目線で取り組むものですしね!

サービス維持調整費がかかる

サービス維持調整費は2023年から発生するようになった料金なのですが、月額の利用量とは別に追加費用が掛かるようになりました。

これがいくらかというと、支払金額の10%です。
つまり実質的に10%の値上げということになります。

この追加料金が発生した経緯は、ConoHa WING公式から以下のように説明されています。

ConoHaでは、多くのお客様の情報発信のお役に立てるよう国内最安値水準でのサービス提供に努めてまいりました。

しかしながら、昨今の急激な国内電気料金高騰、為替変動、世界的な半導体不足などの背景をふまえ、コスト削減に取り組み、ご提供価格の維持に努めてまいりましたが、自助努力だけではコスト増を吸収できない状況となりました。

つきましては、不本意ではございますが、サービス品質の維持および向上を目的として、ConoHaにて提供している各種サービスにおきまして、2023年2月1日以降の新規ご契約・契約更新で発生するご請求に対し、10%の「サービス維持調整費」をご請求させていただきます。

ConoHa WING「サービス維持調整費」についてのご案内」

サーバー運営には大量の電気と半導体部品が必要なので、まさにこういった不安定な情勢の煽りが直撃した業界なのかもしれませんね…

サービス維持調整費は今後の情勢に合わせて柔軟に見直しが行われるため、電気料金などが落ち着けば撤廃される可能性も公式から示唆されています。

途中解約・返金ができない

ConoHa WINGは最初に契約した期間の満期を迎えるまで解約できず、途中での返金も出来ません。

なので例えば12ヵ月契約をしたものの、半年でブログを辞めようと思っても12ヵ月経過するまではそのまま契約状態を維持する必要があります。

解約する場合はサーバーの管理画面から契約プランの自動更新を無効にすることで満期を迎えた後自動的に解約されます。

とはいえ契約途中で解約しても返金されないのはConoHa WINGに限った話ではなく、他のレンタルサーバーでも同様なので特有のデメリットというわけではありません。

アダルト系のサイトは運営できない

ConoHa WINGはアダルト系のサイトが運営できないことが会員規約に明記されています。

第5章 サービス提供上の細則

第21条 (禁止行為)

(16) わいせつ、児童ポルノ若しくは児童虐待に相当する画像、映像、音声若しくは文書等を送信又は表示する行為、又はこれらを収録した媒体を販売する行為、又はその送信、表示、販売を想起させる広告を表示又は送信する行為

ConoHa 会員規約

なのでもしもアダルト系のサイトを運営しようとしている方は、アダルトコンテンツが認められているMixhostやシン・レンタルサーバーなどを契約するのが良いでしょう。

ConoHa WINGのメリット

ここまでConoHa WINGのデメリットについて解説してきました。

料金回りなど気になるデメリットも多いConoHa WINGですが、なぜ愛用者が増加しているのでしょうか?

その理由はズバリ、ブログ初心者にも非常に使いやすいレンタルサーバーだからです。

ここからは、ConoHa WINGのメリットについて詳しく解説していきます。

WordPressの導入が非常に簡単

ConoHa WINGはサーバーを契約した時点でサーバーにWordPressを自動でインストールしてくれる「かんたんセットアップ」というサービスがあります。

これを使うことで専門的な知識が無くても簡単にブログを開設できるわけです。

従来は自分でサーバーにWordPressをインストールしてドメインを紐づけるなど、非常に面倒な手順が必要でしたが、ConoHa WINGではこういった面倒な作業を完全にお任せでやってくれます。

実際に私も当サイトを立ち上げたときにかんたんセットアップを利用しましたが、本当にあっという間にWordPressの導入が終わって楽ちんでした。

ブログ初心者は間違いなく利用すべき機能なので覚えておいてください!

管理画面が超分かりやすい

個人的にConoHa WINGの最大のメリットは管理画面の分かりやすさです。

ページレイアウトが分かりやすく、どこに何の機能があるのか少し触っていれば簡単に覚えることが出来ます。
これが本当に初心者に優しくてありがたいポイント。

ブログ始めたての頃はサイトの設定のためにしばしばサーバー管理画面を操作することがあります。
しかしサーバー管理画面が分かりにくいと、そもそも初期設定が上手くできずに挫けてしまって早々にブログを辞めてしまいます。

せっかく勇気を出してブログを始めたのに、そんな初期設定の段階で挫折してしまうのはあまりにももったいないですよね?

ConoHa WINGの分かりやすい管理画面なら最初の設定で挫折する心配はないので、安心してブログをスタートすることが出来ます。

月額料金が安い・初期費用無料

エックスサーバーと比較すると月額は同じくらいかやや高いConoHa WINGですが、キャンペーンやサーバー性能なども加味すると月額はかなり割安な水準です。

36ヵ月といった長期での契約であれば月額は最安水準になるため、本腰を入れてじっくりブログに取り組みたい人にはより一層おすすめできます。

特に割引キャンペーン期間中は非常にお得な価格でブログを始めることができ、初期費用も無料なため初心者にはブログを始める絶好のタイミングです。

どうせなら割引キャンペーンのタイミングを狙って契約したいですね。

独自ドメインを2つ無料で使える

ConoHa WINGはサーバー契約時に独自ドメインを無料で2つ取得できます。

ドメインとはURLに付く固有の文字列で、ネット上でのあなたのブログの住所を表すもので、
例えば当サイトのドメインはmori-k3.blogです。

ConoHa WINGはサーバーを契約するだけでこれを永久無料2つ取得させてくれます。

通常であればドメインは年間で1000~3000円くらいの利用料金がかかるため、まさに大盤振る舞いのサービスと言えます。

人気のWordPressテーマをお得に買える

ConoHa WINGではWINGパックという料金プランでの契約時に人気のWordPressテーマを通常よりも割引されたお得な価格で購入することが出来ます。

WordPressテーマとはサイトの着せ替え機能のようなもので、サイトのデザインを手軽にカスタマイズできる機能です。

WordPressテーマはなかなか割引で購入できる場が少ないので、ブログ開設の費用を抑えたい初心者の方にもありがたいですね。

WordPressテーマ通常価格どんなテーマ?
JIN
¥14,800
⇒¥14,250
サイト表示が軽く、ブログ初心者にも使いやすい大人気テーマ
JIN:R
¥19,800
⇒¥18,800
JINのリニューアルモデル
収益機能などがパワーアップ
SANGO
¥14,800
⇒¥14,000
カスタム性が高くて上級者まで人気のテーマ
THE THOR
¥16,280
⇒¥14,960
デザインが豊富で、SEOに強く収益機能が充実
THE SONIC
¥8,580/年
⇒¥6,578/年
サブスク型なので結構費用がかかる…
正直おすすめはしません。
Cocoon
¥0無料とは思えない完成度の高さ。ただしいろいろな機能を使うためには自分でカスタムが必要。
※2024年2月時点の価格です
オススメのWordPressテーマはどれ?

上記の中から選ぶなら「JIN:R」「SANGO」がオススメです。

JIN:Rは初心者にも使いやすくて評判だったJINの後継モデルで、収益化機能などがパワーアップしています。

SANGOもブログ上級者にも人気のテーマなので、長く使えるテーマと言えるでしょう。

もりけぇ

ちなみに私はブログ開設時は「JIN」を買いましたが、その後「SWELL」というWordPressテーマに乗り換えました。

ConoHa WINGのSWELLの組み合わせはブログ初心者にも非常におすすめなので以下の記事で詳しく解説しています。

サーバー処理速度が速い

見たいページがなかなか開かなかったら諦めて別のページに移ってしまいますよね?
Webサイトを開くまでの時間が2秒増えるだけで読者の離脱は50%増えると言われています。

ConoHa WINGはサーバーに最新CPUと高速SSDを搭載しており、さらに最適化されたキャッシュ機能などにより非常に高速なサーバー処理速度を誇っています。

さらにConoHa WINGではWordPressの高速化エンジンWEXALを無償で提供しています。
設定をONにすることでサイトの表示速度が向上し、読者の離脱を防いでGoogleからのサイト評価向上にもつながります。

自動バックアップ機能で安心

ブログ運営で最も恐れるべきはブログそのものが失われることです。

例えばサイトのコード編集をミスして復旧できなくなったとか、不正アクセスなどでサイトを荒らされてしまったりなど、様々な原因でせっかく作り上げたブログを失ってしまった人も数多くいます。

そんな時の備えとして重要なのがバックアップを取っておくことです。

ConoHa WINGでは過去2週間分のバックアップ機能が標準搭載されており、万が一のトラブルがあった時にも簡単に復旧することが出来ます。

専用のAIツールが使える

ConoHa WINGのユーザー限定で、ブログ記事の執筆に特化したAIツールBlog Creatorを利用することができます。

非常に簡単な操作で「①見出し構成」「②本文執筆」「③タイトル、リード文執筆」とブログ記事執筆の全工程をやってくれるので、記事づくりに慣れていない初心者の方には心強いツールになるかもしれません。

2024年2月に始まったばかりのサービスですが、ブログ記事を書くのに特化したAIツール決して多くない状況なのでブロガーなら一度は試しておきたいサービスです。

もりけぇ

私も実際に使ってみましたが、シンプルな操作感で分かりやすく、見出し構成を作る能力もなかなか好感触でした!

Blog Creatorの詳細は以下の記事でもレビューしています。

他社サーバーから移行できる

他社サーバーですでにWordPressブログを運営している人でも、ConoHa WINGの新規申し込み時にWordPressかんたんセットアップを利用することでWordPressの移行ができます。

通常なら、WordPressの移行にはさまざまな手続きや操作が必要で非常に大変な作業ですが、WordPressかんたんセットアップを使えばだれでも短時間で移行を済ませることができます!

動作確認用のテストサイトもあるため、初めての方でも安心して移行作業ができます。

「他のサーバーに乗り換えたいけど難しそうだな…」と迷っている方はConoHa WINGへの乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか?

まとめ:ConoHa WINGはこんな人におすすめ!

ConoHa WINGのメリット&デメリット
デメリット
  • 業界の中では運営歴が短め
  • 無料お試し期間が無い
  • 通常料金は他社より高め
  • サービス維持調整費がかかる
  • 途中解約・返金ができない
  • アダルト系のサイトは運営できない
メリット
  • WordPressの導入が非常に簡単
  • 管理画面が超分かりやすい
  • 月額料金が安い・初期費用無料
  • 独自ドメインを2つ無料で使える
  • 人気のWordPressテーマをお得に買える
  • サーバー処理速度が速い
  • 自動バックアップ機能で安心
  • 専用のAIツールが使える
  • 他社サーバーから移行できる

総じて、ConoHa WINGは非常に使い勝手の良いおすすめのレンタルサーバーで当サイトでも開設以来ずっと愛用しています。
これまでの内容をまとめると、ConoHa WINGはこんな人におすすめです!

  • 完全初心者からWordPressブログを始める人
  • 手間や費用を掛けずにWordPressブログを始めたい人
  • 現在契約しているサーバーの質や料金に不満がある人

デメリットも多く触れましたが、実際のところ使っていてあまり気になりません。

料金について「極限まで安いサーバーを使いたい!」という方は他のレンタルサーバーと要比較と思いますが、
サーバー料金はサーバー性能やキャンペーン時期などで変わる部分もあるので、一概に比較するのは難しいと思います…

しかし間違いなく言えるのは、ConoHa WINGのサーバー性能や使いやすさを考えると十分すぎるくらいお得な価格設定です。

実際にConoHa WINGはヒトデさんやサンツォさんなど大物ブロガーも利用しており、間違いなくブログ初心者から上級者まで長く使えるサーバーです。

特に副業としてブログ運営をやろうとしている方に伝えたいのは、ブログ収益は成果が出始めるのに時間がかかります。
なのでサーバー選びに時間をかけすぎるよりも、早くブログ開設を完了して記事を書き始めるのが何より重要です。

サーバーにConoHa WINGを選んで後悔する可能性はまずないと思いますので、ぜひこの機会にブログを開設してあなたのブログ生活の第一歩を踏み出してみてください!

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