中山七里作品がおもしろすぎる!初めて読むのにおすすめの作品も紹介

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最近、Audibleで「連続殺人鬼カエル男」を聴いたのをきっかけに、中山七里さんの作品にすっかりハマってしまいました。それから気になる作品を次々とチェックして、今まさに一気読みしています。気づけば、1ヶ月のうちにすでに中山七里作品を10冊以上読了しており、自分でもハマりっぷりに驚いているところです。

読み進めるうちに、なぜこんなに引き込まれるのか、中山七里作品ならではの魅力が少しずつ見えてきました。今回はその魅力と、筆者のお気に入り作品、そして「最初に読むならこれ!」というおすすめの一冊を紹介していきます。

もりけぇ

ミステリーや刑事サスペンスが好きな人には特におすすめなので、気になった方はぜひ最後まで読んでみてください。

目次

中山七里さんとは?代表作から見る作風

中山七里(なかやま しちり)さんは、2010年に『さよならドビュッシー』で第8回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞してデビューした、岐阜県出身の小説家です。

代表作としてまず挙がるのが、前述のデビュー作『さよならドビュッシー』を含む「岬洋介シリーズ」と、『贖罪の奏鳴曲(ソナタ)』から始まる「御子柴礼司シリーズ」。ほかにも「刑事犬養隼人シリーズ」「毒島刑事シリーズ」など、複数のシリーズを同時並行で展開しているのも特徴のひとつです。

もりけぇ

とにかく作品数がすごい人で、調べれば調べるほど「これも中山七里さんだったんだ」ってなる率高めです(笑)

最後に必ずどんでん返しを仕掛けてくる作風から「どんでん返しの帝王」と称され、執筆ジャンルも音楽ミステリーから法廷・医療・政治を絡めた社会派ミステリーまで幅広いのも、中山七里さんの造詣の深さを感じるポイントです。

中山七里作品の面白さ

幅広いジャンルの専門知識に裏打ちされたリアリティ

作品ごとに全く異なる専門領域を舞台にしているのが中山七里作品の特徴です。

  • 岬洋介シリーズ:クラシック音楽
  • 御子柴礼司シリーズ:法曹界
  • 犬飼隼人シリーズ:法医学・医療 
  • 総理にされた男シリーズ:政界

それぞれの世界がしっかり調べ込まれていて、読んでいて業界の裏側を覗いているようなリアリティがあるため没入して読めます。
個人的に、特にクラシック音楽の繊細さや重厚さ、関わる人たちの熱量が文章で伝わってくるのが読んでいて本当に感銘を受けました。

緻密に張られた伏線と、最後のどんでん返し

「どんでん返しの帝王」と呼ばれるだけあって、終盤に明かされる真相で物語の見え方がひっくり返る構成がクセになります。読んでいる最中にさりげなく張られた伏線が、最後の数ページで一気に回収される快感は中山七里作品ならではです。

もりけぇ

どんなふうにひっくり返るのかを考察しながら読むのも超おもしろいです!

魅力的なキャラクターたち

シリーズごとに強烈な個性を持つ主人公が登場するのも魅力。一度ハマると「この人が出てくる別作品も読みたい!」と、次々と読み進めてしまいます。

  • 岬洋介…司法試験に合格した経歴を持つ、若き天才ピアニスト
  • 犬飼隼人…男の嘘を見抜くのが大得意の警視庁のイケメン敏腕刑事。ちな女の嘘は見抜けない。
  • 御子柴礼司…金の亡者で悪辣だが検察から恐れられる超敏腕弁護士。少年時代に幼女を殺害した前歴を持つ。

シリーズの垣根を越えたクロスオーバー

ある作品の登場人物が別シリーズにひょっこり顔を出す、という仕掛けも中山七里作品の楽しみ方の一つ。複数シリーズを並行して読んでいると「うおーこの人が絡んでくるのか!!」というサプライズがあり、読めば読むほど世界がつながっていく感覚を味わえます。

もりけぇ

『連続殺人鬼カエル男』で未熟なムーブが多かった古手川刑事が、別シリーズの『切り裂きジャックの告白』で少し成長した姿で再登場したのがとても嬉しかった!

読後に残る、考えさせられるテーマ性

エンタメとして一気読みできる読みやすさの一方で、障碍者差別や医療現場の問題、刑法39条問題、メディアの在り方といった社会的テーマを真正面から扱う作品も多く、読み終えた後も考えさせられる作品が多いのが特徴です。

筆者のお気に入り作品

さよならドビュッシー

中山七里さんのデビュー作にして、どんでん返しの気持ちよさと作品単体としての完成度の高さが魅力の一冊。中山七里作品の入口として最適!

連続殺人鬼カエル男

猟奇殺人の描写がとにかくエグい一作。それだけでなく、刑法39条(心神喪失者等の責任能力)をめぐる展開が重く、読み終えてもしばらく頭から離れません。

切り裂きジャックの告白

主人公・犬養隼人のキャラクターがまず魅力的。イケメンで敏腕の刑事ながら、男の嘘は見抜けても女の嘘には弱いというギャップがクセになります。

作品テーマとしては、臓器移植・脳死といった医療業界の根深い問題が核になっていて、読み進めるほど考えさせられる内容です。

ドクターデスの遺産

安楽死の是非という、誰もが当事者になりかねない極限のテーマに正面から向き合った一作。読後にずっと答えの出ない問いが残ります。

贖罪の奏鳴曲

幼女殺害という凄惨な過去を持つ御子柴礼司が、なぜ弁護士になったのか。彼にとっての贖罪とは何か、弁護士資格に人格は必要なのか――読みながら何度も自問させられる作品です。

中山七里おすすめ作品|まずはこれから読むべき1冊

ジャンルや刺激の強さによって入り口を変えるのがおすすめです。タイプ別に3冊ピックアップしました。

万人向けな一冊目には『さよならドビュッシー』

音楽が主テーマで、凄惨な描写はほとんどないため読みやすさは抜群。それでいて醍醐味であるどんでん返し展開のクオリティは高く、ミステリー初心者から中山七里ファンまで誰にでも勧められる一作です。

シリアスな刑事ものが好きな人には『切り裂きジャックの告白』

「さよならドビュッシー」よりもシリアス度が高く、刑事ドラマ・警察小説が好きな人には特におすすめ。骨太な事件と医療テーマの重みをしっかり味わえます。

より重厚なストーリーを堪能したい人には『連続殺人鬼カエル男』

猟奇殺人ものなので刺激は強めですが、その分ストーリーの重厚感は段違い。中山七里作品の「読後に考えさせられる」一面をより深く味わいたい人向けの一冊です。

中山七里作品を読む・聴くのにおすすめのサービス

中山七里さんは作品数が非常に多いため、サブスク形式で読み放題・聴き放題にしてしまうのが圧倒的にコスパが良いです。「読む派」「聴く派」どちらにもおすすめのサービスを紹介します。

Kindle Unlimitedで読み放題対象をチェック

月額980円(税込)で200万冊以上が読み放題になるKindle Unlimited。中山七里作品も読み放題の対象になっているタイトルが多く、シリーズをまとめて追いかけるのにぴったりです。

初めて利用する方は30日間の無料体験が可能なので、まずは気軽に試して、自分の好きなシリーズが読み放題対象になっているか確認してみるのがおすすめです。

Audibleで「聴く中山七里」もかなりおすすめ

通勤中や家事の合間など「ながら時間」に楽しみたい人には、月額1,500円(税込)のオーディオブックサービスAudibleがおすすめです。プロの声優・俳優によるナレーションで聴く中山七里作品は、紙の本とは違った没入感があります。

こちらも初回30日間は無料で利用できるので、聴く読書が自分に合うかどうかをノーリスクで試せます。

もりけぇ

ちなみに私はオーディブルで家事や育児の合間によく聴いています

まとめ

中山七里作品の魅力は、法曹・医療・政治といった重厚なテーマと、緻密な伏線・どんでん返しが両立しているところ。そこに魅力的なキャラクターやシリーズ間のクロスオーバーが加わり、一度ハマると次々と別作品に手が伸びてしまう作家さんです。

まずは「さよならドビュッシー」から音楽ミステリーの読みやすさを味わい、刑事もの好きなら「切り裂きジャックの告白」、より重厚な物語を求めるなら「連続殺人鬼カエル男」へ進めば、あら不思議、あなたはすでに中山七里沼にズッポリハマっていることでしょう。

作品数が多い中山七里さんを楽しみ尽くすなら、Kindle UnlimitedAudibleの無料体験を使ってコスパよく読み・聴き進めるのが断然おすすめです。気になった一冊から、ぜひ中山七里ワールドに足を踏み入れてみてください!

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