フリーランスとして開業して約2ヵ月が経過し、いろいろ身の回りの仕事環境も整ってきた感じがします。
現在私はフリーランスのブロガー&ライターとして主に在宅仕事で活動しているのですが、会社員時代と違い在宅で仕事をするには自然といろいろなクラウドサービスやツールを使うことになります。
フリーランス以外にも会社員や学生の人でも役立つものも多くあるため、興味がある方はぜひリンク先からチェックしてみてください。
今後ほかにも便利なサービスを見つけたら随時追加していこうと思います!
在宅フリーランス生活に役立つサービス・ツール9選
freee会計
会社員であれば会社が勝手に年末調整をしてくれるため確定申告しない人も多いと思いますが、フリーランスは年に一度自分で確定申告をする必要があります。
特に65万円分の「青色申告特別控除」を受けるためには帳簿を複式簿記で記帳することが必須条件になるのですが、さすがにこれを一から全部自力で作るのはさすがに無理がある。
有名な会計ソフトには他にも弥生会計やマネーフォワードなどいくつか種類がありますが、私の場合は開業届を作成したときに「freee開業」を利用したのでその流れでfreee会計を使い始めました。
freee会計はクラウド会計ソフトと呼ばれるもので、従来の書き切り型のアプリと違いクラウドでデータを管理するため、パソコンやスマホなどいろいろな端末から会計情報を管理できます。
なのでPCの買い替えの時などにいちいちデータを移行する必要が無く、管理が楽です。
インボイス制度のようなめんどくさい税制の変更にもアップデートで対応してくれるのがクラウド会計ソフトの強いとことろですね。
事業用の銀行口座やクレジットカードを連携するだけで自動的にデータを取り込んでくれるため、帳簿付けの手間が格段に減ります。
簿記などに自信が無く、特に私のように元会社員からフリーランスになる人は開業届の提出も発生すると思うため、開業届の作成&提出もできるfreee会計がオススメです。
ちなみにフリーランスになるにあたり、税金や確定申告のことなどは『お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!』という本で勉強しました。
マンガ形式で分かりやすく、ぶっちゃけた話も多いので読んでいて面白かったです。
会社員の人にもぜひ読んでほしい。
Amazon Prime
フリーランス生活以前に、もはや生活のインフラレベルで活用しているのがAmazon Prime。
Amazonの配送が早くなり送料無料、プライム感謝祭など大型セールの恩恵も多く、ビデオや音楽など無料コンテンツもたくさんで月600円以上の価値があります。
容量無限のAmazonフォトで写真のRAWデータを管理できるのも、趣味フォトグラファーの私には嬉しい特典
シンプルに買い物や各種サブスク特典が便利というのは当然ながら、Amazonにはフリーランスにとって非常にありがたい特徴があります。
Amazonで仕事道具などを経費で購入した場合、その領収書などのデータがずっとAmazonのサーバーに残るわけです。
これにより、経費のデータ管理が非常に楽になります。
電子帳簿保存法の取り決めにより、確定申告で使用し経費などのた電子取引のデータは7年以上保管することが義務付けられました。
なのでもし過去の買い物履歴が7年未満しか残らないサイトなどの場合、取引した明細などをダウンロードして手元に保存しておかないといけないわけです。
でもこれって超めんどくさいわけですよ…
買い物の履歴がサイト側に7年未満しか残らない場合、いちいち取引記録をダウンロードして手元に保存しておく必要があるわけです。
クラウドに保存することでいくらか管理の手間は軽減できますがそもそも一度ダウンロードしないといけない時点でダルいです。
もし過去の購入履歴などが見れなくなった場合、税務調査などが入った時に過去の経費を証明できず、最悪の場合、追徴課税や脱税扱いになりかねません。
(もちろん、アカウントBANなどで見れなくなるなどのリスクはあるためその辺の対策は必要ですが)
なので「仕事道具は基本的にAmazonで買うように統一する」というスタイルでしばらく試してみようかと考えています。
Kindle Unlimited
Kindle UnlimitedはAmazonの電子書籍読み放題サービスです。
以前から使用していましたが、最近はもっぱら仕事の勉強に使っています。
たとえばブログ運営のノウハウとか、デザインとか、写真の撮り方なんかですね。
こういったノウハウ系の書籍が大量に無料で読めるため、とても節約になっています。
フリーランスになった今は毎日が勉強の日々なのですが、いろいろなことについて情報発信をしている人がいる現代では大抵のことはSNSやWEBで調べればそれらしい答えやヒントが見つかるものです。
しかしその一方、情報がとっ散らかっていたり、人によって言ってることが違ったり、かき集めた情報を総合するのにも結構労力を要します。
出版社から出た本はきちんと編集や校正の目を通って流通しているため、文法や誤字脱字はもとより理論構成や筋道が非常に分かりやすくなっています。
(素人が出版した電子書籍なんかは除きますが…)
きちんと文責が発生するので適当なことを書いてないというのもあります。
なのでよほど風化が早い情報でない限りは、ネットで情報をかき集めるよりも本を1冊読む方が効率が良いいなと感じることが多いです。
ちょっとした調べもの程度ならChat GPTなども使いますが、やはり専門的な話とかテクニカルな話は結局血の通った人間が絡んでないとダメだなーと感じます。
電子書籍であればスキマ時間や外出先でも読めますし、自宅のスペースを圧迫することもありません。
WordPress(ブログ)
WordPressはブログなどのWEBサイトを作るための無料ソフトです。
昨今はSNSやYouTubeでの情報発信が人気ですが、〇-ロン・マスク氏が旧Twitterを買収して魔改造して世界中が混乱したように、こういったプラットフォームは運営の影響を強く受けてしまうことがデメリットです…
WordPressブログは自分でサイトの管理・運営をするため、そういったプラットフォーム側の都合に振り回されることなく安心して運営できるのが強みです。
WordPressはだれでも簡単にWEBサイトを作ることができるソフトウェアで、一説では世界中のWEBサイトの4割がWordPressを利用して作成されているとも言われています。
ブログ以外にも、企業のWEBサイトなどもWordPressで作られているものも多いです。
私の場合は会社員時代にWordPressを使ってブログを始め、フリーのブロガー・ライターになった現在でも活動の中心はWordPressブログなので、ブログが私の原点とも言えます。
WordPressのメリットはいろいろありますが、私が感じるメリットはこんな感じ。
- 操作の簡単さ
- 自由度の高さ
- 調べればたくさん情報がある
ブログを書けるプラットフォームはアメブロやはてなブログなどいろいろな無料ブログがありますが、特に私のようにブログから収入を得ることを目指してブログを運営する場合は広告を掲載することになるため、収益化の自由度も考慮するとブログはWordPress一択と言っても過言ではないです。
WordPress自体は無料で利用できる一方で別途レンタルサーバー代などで月1000円程度のコストがかかるものの、
ライティングやWEBマーケティングの基礎など重要なスキルが学べる非常にコスパが良い投資だと思います。
ちなみに当サイトは、ConoHa WINGを利用しています。
UIが簡単なので私のようなブログ初心者にも操作が分かりやすく、サーバー開設からWordPressのインストールまで丸ごと自動で行えるのでブログを立ち上げるのがめっちゃ楽です。
以下の記事でもブログの始め方について詳しく解説しているので、ブログに興味がある方はぜひ一度読んでみてください。
Google One
Google OneはGoogleのクラウドストレージ拡張サービスです。
主にGoogleフォトの容量を拡張する目的で
Googleは1アカウントあたり15GBの無料ストレージが使えますが、Google Oneを契約すればこれが2TB以上に拡張できます。
私の場合一眼カメラでいろいろと写真を撮ることが多く、写真は基本的にクラウドストレージで管理するようにしています。
なのでGoogleフォトの容量を確保する意味も含めてGoogle Oneを契約しました。
フリーランスになった今では、Google Oneでより多くのデータをクラウド管理することができるため、外出先からも様々なデータにアクセス出来るように環境を整えられるかもしれません。
「クラウドストレージサービスなんてほかにいくらでもあるだろ」と思うかもしれませんが、やはり写真管理という点ではGoogleフォトが一番便利だなと感じます。
とにかく顔認識の精度が他のサービスよりもずば抜けて高いんですよね。
写真をアップすれば顔別に勝手に写真を振り分けてくれるので、あとから特定の人の写真を探すのが非常に楽です。
子どもの写真も簡単に分類できるので、家族のアルバムづくりにも非常に役立ちます。
他のクラウドサービスも試したのですが、Googleフォトの顔認識に並ぶものは今のところありません。
Chat GPT
みなさんご存じの会話型AIサービス。
今は2024年11月現在は無料ユーザーでもGPT-4oが使えるようになってかなり性能が向上したため、ライトユーザーには嬉しいアップデートでした。
私の場合、主にブログ原稿を書く時のアイデア出し、記事構成作り時の壁打ち役として使っています。
本当は他の執筆系AIツールなどいろいろ使い分けるのが理想的なのでしょうが、ここ最近たくさんのAI系ツールが乱立してその使い分け自体が結構大変な感じがあるので一旦Chat GPTに集約しています。
実際Chat GPTは汎用性が高いので、これ1本に絞ってもあまり困ってないです。
Microsoft 365
文書作成や表計算ソフトって最近ではGoogleドキュメントやGoogleスプレッドシートの機能が充実してきて代替できる場面がかなり増えたように感じます。
実際私もブログなど自前の活動はGoogle系ツールをメインで使っているのですが、
対外的なクライアントワークではWordやパワーポイントなどのデータ形式でやり取りすることも多いため別途契約しています。
WordやパワーポイントのデータをGoogle系ツールで編集すると書式が乱れたりして迷惑をかけてしまう懸念があるからです。
とはいえ年間を通じて使うわけではないため基本的には月間契約にして、使用しない期間はデータをバックアップしたうえで解約するというスタイルで運用しています。
Canva
Canvaはオンラインで使えるビジュアルツールキットです。
SNS投稿用の画像を作ったり、プレゼンテーションを作ったり、画像制作を幅広く行えます。
私は主にブログに掲載するアイキャッチなどの画像制作に使用しています。
画像制作系のツールと言えばAdobeのフォトショップやillustratorが有名ですが、このあたりのツールって月額課金制ですし最近めっちゃ高いんですよね…
プロユースで使いこなすのも大変ですし…
Canvaは基本無料で使用できて操作性もシンプル、ブラウザからも使えるということでライトユーザーの強い味方です。
最近では画像や動画を生成できるAIを搭載し、できることの幅がまた広がりました。
「ちょっと画像を編集できるツールが欲しいけどわざわざ課金したくない…」という人には超おすすめ。
Canva Proという有料プランもありますが、無料版でもかなりの機能を使えるため私は今のところ無料版を使用しています。
ahomo
私が使っている格安SIMプランです。
通信回線の電波強度やエリアの広さはdocomo回線が一番だと思っているので、現在でも格安SIMは優先的にdocomo回線のものを使用しています。
日本通信も格安で良いなーと思ってはいるのですが、お昼などの回線混雑時に速度が遅くなるというレビューを見て一旦保留中です…
ahamoは回線速度が常に安定しているので、外出先でもいつでもストレスフリーにスマホやテザリングを使えます。
もともと月間の通信容量が20GBでしたが、2024年10月に価格そのままで30GBに増量されたのが嬉しいですね
有料ツールやサービスは適切に管理すべし
在宅で仕事をする場合はこれらのようなオンラインのサービスやツールは必須になると思います。
私のようなブロガーやライター業って事業経費が安く済むのがメリットだと思うのですが、少し油断するとこういったサブスク課金でいつの間にか余計な経費が膨らんでいたりします。
便利さを享受しつつも、不要なサブスクは定期的に断捨離するようにもしたいですね。
とはいえ今回まとめたこれらのツールは非常に汎用性が高く、ブログ・ライター業以外でも活用できる場面が多いと思うため、まだ使ったことが無い人や気になる人はぜひチェックしてみてください!