ホラー映画は観たいけど、あまりにも怖すぎるのはちょっと苦手…という方も多いのではないでしょうか。
本記事では、Amazonプライム・ビデオで配信中の作品から「怖すぎないけど面白い!」と感じられる映画を厳選しました。
思わず引き込まれる斬新な切り口や、観終わったあとも印象に残るような作品ばかりです。ホラー初心者の方はもちろん、ベテラン映画ファンにも新しい発見があるはず。ぜひ次の映画選びの参考にしてください!

特に怖い厳選ホラー映画は以下の記事にまとめています!
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アマプラの秀逸ホラー映画
アンテベラム(2020)

あらすじ
現代で活躍する社会派作家ヴェロニカ。ある日、彼女は突然南北戦争時代の奴隷農園で目を覚ます。そこは過酷な奴隷支配が続く閉ざされた世界だった。現実なのか幻なのかもわからぬまま、ヴェロニカは生き延びるための道を必死に探していく。一方、アメリカ南部のプランテーションで囚われ過酷な労働を強いられているエデン。ある悲劇をきっかけに、奴隷仲間とともに脱走計画を実行するが―
みどころ
「奴隷制度」という重いテーマを下地にしながら、タイムスリップとサスペンスを掛け合わせたストーリーに引き込まれます。謎が少しずつ明らかになる展開が面白く、観終わったあとも強烈な余韻が残る作品。怖さだけでなく、考えさせられる社会派ホラーです。
ウィッカーマン(1973)

あらすじ
スコットランド沖に浮かぶ孤島で少女が行方不明となり、捜査のために警官ハウイーが派遣される。島の住民は奇妙なほど協力的でありながら、肝心の少女の行方については口を濁す。不審を募らせるハウイーは調査を進めるうち、島全体が異様な信仰と奇習に支配されていることに気づく。閉ざされた共同体の中で、彼は次第に逃れられない運命へと引き込まれていく。
みどころ
カルト的人気を誇る“フォークホラー”の金字塔。派手な残虐描写は少ないですが、牧歌的な風景と陽気な音楽の裏に潜む狂気がじわじわと迫ってきます。ミッドサマーをマイルドにした感じ。しかしラストに待ち受ける衝撃の儀式は、映画史に残る恐怖シーンとして名高いです。宗教や共同体の狂気を題材にした異様の雰囲気は、現代でも新鮮に楽しめます。2006年にニコラスケイジ主演でリメイクされてますが、恐怖感的には1973年版の方が怖い気がする。
ゲット・アウト(2017)

あらすじ
若いアフリカ系アメリカ人の写真家クリスは、白人の恋人ローズの実家に招かれる。初めて会う白人の裕福な家族に過剰なまでの歓迎を受けるが、屋敷では黒人使用人たちがどこか不自然な様子を見せる。違和感はやがて恐怖へと変わり、クリスは想像を絶する事態に巻き込まれていく。
みどころ
ホラーの緊張感に、鋭い社会風刺を盛り込んだ斬新な一作。人種差別をテーマにしながら、エンタメとしてもしっかり面白いのが最大の魅力です。恐怖よりも「ゾッとする違和感」で観客を引き込む演出がめっちゃ秀逸。ホラー初心者でも楽しめる作品です。
事故物件 恐い間取り(2020)

あらすじ
売れない芸人・山野ヤマメは、テレビ番組の企画で「事故物件」に住むことになり、そこで撮影した映像には謎の白い影が映っていた。ネタ欲しさに事故物件を転々とするヤマメだったが、やがて奇妙な現象が相次ぎ、ヤマメは予想もしない恐怖と向き合うことになる。
みどころ
原作は松原タニシの実体験をもとにした同名ノンフィクション。実際のエピソードをベースにしているだけに作り物ではないリアルな怖さが漂います。ただし演出は派手めなので、怖がりでも観やすいバランス。個人的に亀梨君がイケメンすぎて時々話が入ってこないのが超ツボ。

X エックス(2012)

あらすじ
1979年テキサス、ポルノ映画撮影のために田舎町の古びた農場を訪れた若者たち。彼らはオーナー夫妻に許可を得て滞在するが、やがて奇妙な緊張感が漂い始める。純朴に見えた老夫婦は、史上最高齢の殺人夫婦だった。
みどころ
ホラーとスラッシャーの王道に“セクシャリティ”というテーマを掛け合わせた意欲作。特に主演のミア・ゴスは若者と老女の二役を演じ分け、強烈な存在感を放っています。レトロな映像感とバイオレンス表現が良かったのと、性欲全開の老婆があまりにも生理的に怖すぎる…
あとたぶん、70年代作品の『悪魔のいけにえ』のオマージュがある気がする。
キャビン(2012)

あらすじ
週末を楽しむため人里離れた山奥のキャビンを訪れた大学生の一行。静かな湖と木々に囲まれた別荘は、まさに休暇にぴったりの場所に思えた。しかし地下室に足を踏み入れた彼らは、古びた日記や奇妙な遺物の数々を目にする。軽い好奇心でそれを手に取った瞬間、不可解な現象が次々と起こり始めた。その裏には、彼らを監視する謎の集団の存在があった。
みどころ
序盤は典型的な「若者が森で襲われる」スラッシャーの流れに見えますが、そこから一味違うのが本作最大の魅力。ホラー定番のお約束を徹底的に分解し、さらにメタ的な仕掛けを加えることで、ホラー映画そのものを風刺するようなユユーモラスな展開が特徴です。怖さの中にシュールさが同居し、意外性な展開が続くため最後まで目が離せません。血みどろ描写も多いものの、ホラーの知識がある人ほど深読みができ、作品の隠された狙いに気づいたとき大きな驚きを味わえます。ホラー入門者もベテランも楽しめる名作です。
キャリー(2013)

あらすじ
内気で同級生からいじめを受ける女子高生キャリー・ホワイト。彼女は厳格な母親のもとで育ち、学校でも家庭でも孤独な日々を送っていた。ある日、キャリーは自分に超能力が宿っていることに気づく。プロムの夜、キャリーは全校生徒の注目を浴びる舞台に立たされるが、その裏では悪意に満ちた計画が進んでいた。抑え込んできた力が爆発したとき、学校は恐怖に飲み込まれる。
みどころ
原作はスティーヴン・キングの小説で、1976年にブライアン・デ・パルマ監督が映画化した名作ホラー。その現代版リメイクとなる本作は、映像表現や心理描写をアップデートされてより観やすくなっている印象です。
なによりクロエ・グレース・モレッツ演じるキャリーが可愛い!プロムシーンは圧巻。
きさらぎ駅(2022)

あらすじ
大学生の堤春菜は、都市伝説研究をテーマに卒論を準備していた。その中で目に留まったのが、インターネット掲示板で話題になった「きさらぎ駅」という怪異。ある深夜、電車に乗っていた女性が謎の駅に降り立ち、その後消息を絶ったという。興味を抱いた春菜は独自に調査を始めるが、証言を集めるうちにきさらぎ駅にたどり着く方法を発見してしまい…
みどころ
ネット掲示板発の都市伝説を題材にした異色のホラー。
ホラー映画でありながら、「いかにきさらぎ駅から脱出するか」という謎解きやゲーム攻略のような要素があるのが観ていて面白かった。
続編の『きさらぎ駅 Re:』が続編として完璧だったので、ぜひセットで楽しんでほしい作品です。
キューブ(1997)

あらすじ
目を覚ました男女数人が閉じ込められていたのは、無数の立方体の部屋が無限に広がる謎の空間だった。部屋ごとに仕掛けられたトラップは容赦なく命を奪い、まさに死の迷宮そのもの。なぜ自分たちがここにいるのか、誰が仕組んだのかもわからないまま、彼らは協力しながらも疑心暗鬼に陥っていく。果たして脱出の道は存在するのか…
みどころ
低予算ながら斬新な設定で世界中に衝撃を与えたシチュエーション・ホラーの大傑作。シンプルな立方体空間を舞台に、人間関係の崩壊や極限心理を描いています。「自分ならどうする?」と考えずにはいられず、最後まで息が詰まるような緊迫感が続きます。数あるフォロワー作品の原点にして最高峰と呼ばれるのも納得の完成度です。
クローバーフィールド(2008)

あらすじ
ニューヨークで仲間たちが集まった送別パーティーの最中、突如として大地震のような揺れが街を襲う。外へ飛び出すと、自由の女神の頭部が道路に転がり、パニックに陥った人々が逃げまどっていた。巨大な“何か”が街を破壊し続けるなか、ロブたちは逃げ惑いながらも、取り残された恋人ベスを助け出そうと危険な街中を突き進んでいく。
みどころ
家庭用カメラによる“POV視点”で全編が進行するため、まるでゴジラの世界の住人になった気分が味わえます。
怪獣パニック映画でありながら、ごく普通の市民の視点でのみ描かれるため、巨大な災害に直面する人間ドラマとしても秀逸。従来の怪獣映画に新鮮な恐怖とリアリティを与えた作品です。もっと評価されるべき!
キュア(1997)

あらすじ
胸をX字に切り裂く手口の連続殺人が発生するが、各事件の犯人はいずれも別人と判明しており、犯人たちは互いに接点のない他人であった。
手口だけが共通する奇妙な連続殺人を不審に思った刑事の高部は精神科医の佐久間に協力を仰ぎながら捜査を進める。
その頃、ある小学校教師が放浪していた記憶障害の男を助けたところ、男の話術に引き込まれて突如妻の胸をX字に切り裂いて殺害してしまう。
みどころ
ずーっと不穏な空気!サスペンスホラーでありながら怪異的要素はほとんどなく、恐怖の源は「人間の心」に潜む空白や不安。本作は黒沢清監督の代表作であり、世界的にも高く評価されています。静謐な映像と抑制された演技が、観終わったあとじわじわと恐怖が染み込んでくる、“精神に効く”ホラーといえます。
グッドナイト・マミー(2012)

あらすじ
双子の兄弟イライアスとルーカスは、母の家に久々に戻ってくる。だが出迎えた母親は顔を包帯で覆い、以前とはまるで違う冷たい態度を見せていた。二人は「これは本当に母なのか?」という疑念を募らせ、家の中で次第に不穏な空気が漂い始める。やがて双子は恐怖に駆られながらも真実を確かめようと行動を起こすが、その先には想像を超える現実が待ち受けていた。
みどころ
2014年のオーストリア映画をリメイクした本作は、オリジナルに比べると暴力描写を抑えつつ心理的な怖さを強調。母子の関係をめぐる緊張感がじわじわと積み上がり、最後に明かされる真相が強烈です。
初めてみた時はそのまま2週目見てしまうくらいよくできた映画でした。
個人的には恐怖感は2014年版の方が高く好きなのですが、残念ながらどこでも配信してないんですよね…
ザ・ハント(2020)

あらすじ
見知らぬ場所で目を覚ました12人の男女。口にボールを詰められ、外へ放り出された彼らの前にあったのは、武器が入った木箱だった。状況を理解する間もなく、何者かによる襲撃が始まる。彼らは「狩られる側」として極限のサバイバルに巻き込まれていく。しかし一人の女性クリスタルは、他の参加者とは違う冷静さを見せ、逆襲の機会をうかがい始める。
みどころ
あんまり期待せずに観たらめっちゃ面白かった一作。「人間狩り」を題材にした古典的テーマを現代風にアレンジし、超ブラックユーモアを効かせた一作。政治的な風刺も含まれており、ただのバイオレンス映画では終わらない奥深さがあります。主人公クリスタルを演じるベティ・ギルピンの存在感が圧倒的で、バイオレンスなキャラクター性はもはやダークヒーロー。過激な描写がもはや痛快なリベンジサバイバルホラーです。
ジェーン・ドゥの解剖(2016)

あらすじ
田舎町の検死所を営む親子、トミーとオースティン。ある日、警察から身元不明の女性「ジェーン・ドゥ」の遺体が運び込まれる。外傷はなく美しい体を保っていたが、解剖を進めると体内からはありえない異物や損傷が次々と発見される。不可解な事実が重なっていくなか、検死所では説明のつかない怪現象が起こり始め、親子は逃げ場のない恐怖に襲われる。
みどころ
「ジェーン・ドゥ」は英語圏の身元不明の人に使われるスラングです。日本でいう名無しの権兵衛みたいな。男性の場合は「ジョン・ドゥ」
検死所という密室シチュエーションを舞台に、科学的な好奇心が徐々にオカルト的恐怖に転化していく構成が秀逸。最初は淡々とした検死手順が描かれるためリアリティが高く、そこから怪奇現象へと移り変わる過程が観客を強烈に引き込みます。派手な演出に頼らず、閉ざされた空間で少人数の登場人物だけで恐怖を積み上げるシナリオが秀逸です。
シャッターアイランド(2009)

あらすじ
連邦保安官テディ・ダニエルズは、相棒チャックと共に孤島の精神病院へ向かう。凶悪犯専用のこの施設から、女性患者が脱走したというのだ。厳重に閉ざされた島で捜査を進めるうちに、職員たちの不可解な態度や隠された記録に直面するテディ。幻覚や悪夢に苛まれながら、彼は島の奥深くに隠された真実に迫っていく。しかし謎が解けるほどに、現実と妄想の境界はあいまいになっていった。
みどころ
ホラーというよりサイコスリラーに近いですが、観客を翻弄する仕掛けと不気味な雰囲気が印象的。ディカプリオ演じる主人公の視点に寄り添うことで、観る者も真実を見失い、混乱と恐怖を共有する体験が味わえます。マーティン・スコセッシ監督ならではの緻密な映像表現と、終盤の衝撃的な展開は必見。
シックス・センス(1999)

あらすじ
名高い精神科医マルコムは、過去の失敗に心を痛めながらも新たな患者を診ることになる。彼の前に現れたのは、死者の姿が“見えてしまう”少年コール。周囲から理解されず苦しむコールは、その力をマルコムに告白する。信じがたい話に戸惑いながらも、彼は少年を救おうと向き合い始め、次第に二人の関係は思いもよらぬ方向へと導かれていく。
みどころ
霊能力を持つ少年と医師の交流を描いたヒューマンドラマのようですが、すべてが結末に向けて緻密に構築された傑作です。真実を知ったときに全編が別の意味を持つ作りこみが圧巻。ブルース・ウィリスの静かな演技と、ハーレイ・ジョエル・オスメントの純真な表情が胸を打ちます。ホラーとしての怖さは控えめながらも、観る者の心を深く揺さぶる普遍的な名作です。初めて地上波で観た時めっちゃ泣いたのを覚えています。
ザ・スイッチ(2020)

あらすじ
冴えない高校生ミリーは、学校でも家庭でも居場所を見つけられずにいた。そんな彼女の町では、連続殺人鬼「ブリスフィールド・ブッチャー」が暗躍しており不安が広がっていた。ある夜、ミリーは偶然ブッチャーに襲われ、謎めいた短剣によって命を狙われる。翌朝、目を覚ましたミリーは、自分の体が殺人鬼と入れ替わってしまtっていた。残された時間は24時間。元の体を取り戻すため、彼女は奔走することになる。
みどころ
ホラー初心者でも安心して観られるホラーコメディ!面白くて何回も観てしまった。バリバリのおっちゃんであるヴィンス・ヴォーンが女子高生の中身を演じるギャップ演技が最高にシュールですが、スラッシャー映画としての迫力もしっかり保っています。青春映画の爽快さと残虐ホラーのスリルを同時に楽しめる稀有な作品。
箪笥<たんす>(2003)

あらすじ
精神科から退院した少女スミと、その妹スヨンは、父と継母が暮らす古びた屋敷に戻ってくる。二人は屋敷の中で異様な気配を感じるが、とりわけ箪笥のある部屋では説明のつかない現象が続発する。継母の冷たい態度や不審な行動も重なり、姉妹は次第に追い詰められていく。やがて屋敷に隠された過去が姿を現し、恐怖と悲劇が一気に噴き出していく。
みどころ
韓国ホラーを代表する名作!幽霊や怪異というより、家族の確執や心の闇をじわじわと掘り下げる演出が秀逸です。観客を翻弄する叙述トリック的な構造があり、真相に辿り着いたときに全編の印象が大きく変わるのも魅力。単なる恐怖体験にとどまらず、韓国ホラーらしい切なく重たい余韻が残る奥深い一作です。
透明人間(2020)

あらすじ
セシリアは裕福な科学者の恋人エイドリアンからの束縛と暴力に苦しみ、ある夜決死の脱出を遂げる。数日後、エイドリアンが自殺したという知らせが届くが、セシリアの周囲では不可解な出来事が相次ぐ。誰も信じてくれない中、彼女は“見えない何者か”に監視され、命を狙われていると確信する。次第に追い詰められていくセシリアは、真実を暴くため立ち上がる。
みどころ
H.G.ウェルズ原作の古典を現代的にアップデートしたリブート版。
見えないものが明らかな悪意を持って自分を襲ってくるというシチュエーション、怖いに決まっとる。
透明人間映画というと『インビジブル』なんかも有名ですが、本作はそれよりもよりホラー感マシマシになっています。明らかに周囲で異変が起きているのに誰にも信じてもらえないセシリアの心境を思うと苦しい…
ハッピー・デス・デイ(2017)

あらすじ
自己中心的な女子大生ツリーは、誕生日の夜に仮面の殺人鬼に襲われ命を落とすが、次の瞬間、彼女は同じ朝に目を覚ます。再び同じ一日を過ごし、また殺され、また朝に戻る…という悪夢のループに囚われてしまう。繰り返される死の中でツリーは犯人を突き止めようと奮闘するが、ループの裏には思いもよらぬ真実が潜んでいた。
みどころ
スラッシャーホラーにタイムループ要素を融合させた異色作。めっちゃ面白い!
何度も殺されながら学び、変化していくツリーのキャラクター成長がゲーム攻略のような爽快感を感じます。ホラーでありながらコメディや青春映画の要素も強く、テンポよく観られるのが良き。主演ジェシカ・ローテがチャーミングでかわいい。
ブライトバーン/恐怖の拡散者(2019)

あらすじ
子どもを望んでいたカンザスの夫婦のもとに、ある夜、謎の宇宙船が墜落する。中には赤ん坊が眠っており、夫妻は彼をブランドンと名付けて育てる。やがて12歳に成長したブランドンは、人間離れした力を発揮するようになる。両親は奇跡のような才能だと喜ぶが、彼の心には次第に不穏な衝動が芽生え始める。無垢な少年の姿は消え、世界を脅かす恐怖の存在へと変貌していく。
みどころ
「もしスーパーマンが悪として成長したら?」という逆転の発想がユニークなスーパーヒーロー・ホラー。そりゃ無敵の力を持つ存在が必ずしも善の道を進むとは限らんよなぁ…と人類の脆さと無力さが浮き彫りになります。映像はダークで残酷ですが、単なるスプラッタではなく寓話的な怖さもあるような気がします。母親役のエリザベス・バンクスが葛藤を抱えながら息子と向き合う姿も見どころ。
プラットフォーム(2019)

あらすじ
ある日、ゴレンは48階層で目を覚ます。そこは縦に積み重なった無数の階層から成る巨大な塔のような建物だった。各階には2人ずつ収容され、中央の穴を通じて上から食事台が降りてくる。上層階の者は豪華な食事を楽しめるが、下層へ行くほど残飯すら残らず、飢餓と狂気が蔓延していた。1ヶ月後、ゴレンが目を覚ますとそこは171階層で…
みどころ
格差社会や人間の欲望を鋭く風刺する衝撃作。無機質な閉鎖空間に放り込まれる状況は『CUBE』にも似ています。
ワンセットで繰り広げられる閉鎖的なドラマながら、緊張感が途切れず強烈なインパクトがあります。暴力やカニバリズムなど過激な描写もありますが、それ以上に「自分ならどう振る舞うか」という心理的問いかけがあり、社会派ホラーとしての完成度が高い一作です。
ペット・セメタリ―(2019)

あらすじ
医師ルイスは、妻レイチェル、二人の子どもたちと共に田舎町へ引っ越してくる。新しい家の裏手には、住民が動物を埋葬する“ペット・セメタリー”と呼ばれる墓地があった。やがて家族の猫が事故で命を落とし、近所の老人ジャドはルイスを墓地の奥にある禁断の場所へ案内し、「そこに埋めたものは蘇る」と話す。にわかに信じがたい話に困惑するルイスだったが、ある日不慮の事故で子供が亡くなってしまい…
みどころ
スティーヴン・キング原作の名作ホラーを再映画化。死者の蘇りという禁忌というか冒涜的なテーマはやはり怖い。
単なる怪奇現象ではなく「死を受け入れることの難しさ」を描いた点も深みがあります。2019年版は映像がスタイリッシュで、家族愛と恐怖のコントラストが強調されている感じ。結末の展開もオリジナルから一部変更されており、リメイクならではの新しい恐怖が味わえます。
武器人間(2013)

あらすじ
第二次世界大戦末期、ソ連軍の兵士たちは敵地の奥深くで謎の施設を発見する。そこにはドイツ軍の恐るべき実験の痕跡が残されていた。兵士たちが探索を進めるうちに、死体と機械を融合させた怪物たちが姿を現す。科学の名の下に作られた“兵器”は制御不能となり、施設は悪夢の戦場と化していく。兵士たちは生き残りを賭け、狂気の研究成果と対峙することになる。
みどころ
知る人ぞ知る異形ホラーの名作!低予算ながら、スチームパンク風のメカとホラーを融合させた独創的なビジュアルが強烈です。まるで『チェンソーマン』を実写化したような異様さ。ドキュメンタリー風の映像手法により臨場感が増し、怪物の造形が不気味さと迫力を同時に伝えます。荒唐無稽ながらもアイデア勝負の“愛すべきB級ホラー”で、カルト的な人気を得たのも納得。
ヴァチカンのエクソシスト(2023)

あらすじ
バチカン所属のガブリエーレ・アモルト神父は、数々の悪魔祓いを行ってきた実在のエクソシスト。ある日、彼はスペインの古い修道院で起きた少年の奇怪な症状を調査するよう派遣される。到着した彼を待っていたのは、人知を超える悪霊の力と、修道院に隠された暗い秘密だった。信仰と恐怖のはざまで、アモルト神父は命を懸けた儀式に挑んでいく。
みどころ
「実話に基づく」と銘打たれたエクソシスト映画で、伝統的な悪魔祓いものを現代的にアップデート。ラッセル・クロウ演じるアモルト神父のユーモラスかつ人間味のあるキャラクターが魅力的です。ガタイの良いラッセルがちっちゃいスクーターに乗ってるビジュアルが最高でした。従来のシリアス一辺倒なエクソシスト像とは違い、タフで皮肉屋なヒーローとして描かれているのが新鮮。
アウトロー(2021)

あらすじ
精肉店を営む夫婦は、経営不振と生活苦に頭を抱えていた。そんなある日、車でひき殺してしまったヴィーガンの遺体を隠蔽する中で、誤ってその肉を店で販売してしまい、これが思いがけず大評判となる。顧客は次第に増え店は繁盛していくが、彼らは後戻りできない道へと踏み出してしまう。肉を求める客、追及する警察、そして自分たちの良心との板挟みの中で、夫婦の行き着く先は…
みどころ
ブラックコメディとホラーを融合させた異色作。人肉を題材にしながらも残酷描写はやや控えめで、むしろヴィーガンへの皮肉と風刺が際立ちます。肉を食べる/食べないというテーマを通じて、社会的なメッセージや現代的な価値観への問いかけも込められており、単なるグロ映画ではありません。
作中でヴィーガンがめっちゃ嫌な奴に描かれているので、監督は何かヴィーガンに恨みでもあるんだろうか…
ホステル(2005)

あらすじ
ヨーロッパを旅行中のアメリカ人青年パクストンとジョシュは、旅先で出会った友人と共にスロバキアの町へ向かう。そこには、美しい女性たちが待つ夢のようなホステルがあると聞かされたのだ。ところが楽園のように思えた場所は、裏で恐るべき拷問ビジネスが行われている施設だった。やがて彼らは捕らえられ、想像を絶する残虐な運命に直面する。
みどころ
拷問描写を前面に押し出したゴリゴリのスプラッターホラー!まじで生理的に怖く、旅行者を狙うというやたら現実味があるのが嫌!。ぶっちゃけ二度と見たくないけど頭から離れないってことはそんだけ強烈な映画だったんだなってこと!あーもう!
見える子ちゃん(2025)

あらすじ
高校生の四谷みこは、ある日突然、霊が“見える”ようになってしまう。彼女は霊に見えていることを気づかれてはいけないと、日常で霊の存在をひたすら無視し続けていくが、親友・ハナに憑く霊、同じく“見えている”同級生のユリアと生徒会長の登場など嫌でも霊の騒動に巻き込まれていく。そんな中、新任教師・遠野善に取り憑く不気味な影が現れたことで事態は急変していく。
みどころ
めっちゃ良い実写化でした!原作コミックとアニメも好きで観ていましたが、この作品の面白さは、幽霊に対して「見えていないふりをする」逆説的かつ現実的な設定。
主人公みこは「ただ見えるだけ」なので、特に幽霊に対して有効な手段は持ってないいんですよね。なので「見えてないふり」でやり過ごすってムーブが超リアルで親近感が湧きます。
生きてる人間と間違ってしまう展開なんかも妙に生々しくて怖い!映画オリジナルの要素も多いので、原作履修済み勢にもおすすめです!
ミスト(2007)

あらすじ
嵐の翌日、郊外の町に濃い霧が立ち込める。スーパーマーケットに買い物に来ていた画家デヴィッドと息子、そして多くの市民は霧の中から現れた謎の怪物によりスーパーに閉じ込められてしまう。外へ逃げれば怪物に襲われ、店内では住民同士の不信と狂信が広がっていく。極限状態の中で、人々は生き残るための決断を迫られていく。
みどころ
原作者スティーヴン・キングの短編を映画化したサバイバルホラー。怪物そのものの恐怖だけでなく、閉鎖空間での人間同士の分裂や宗教的狂信の恐怖も描かれています。映画史に残ると言われる衝撃的なラストは必見。ホラーでありながら、人間の本性を鋭くえぐり出す社会派ドラマです。まじで観た後しんどかった…
28日後…(2002)

あらすじ
ロンドンの研究施設から感染症が漏れ出し、街は瞬く間に崩壊する。28日後、病院で目を覚ました青年ジムは、人気の消えた荒廃した都市をさまよう。彼は生存者のセリーナやマークと出会い、安全な場所を求めて行動を共にすることに。しかし感染者の凶暴さに加え、生存者同士の対立も彼らを追い詰めていき、希望は絶望へと変わっていく。
みどころ
ゾンビ映画の枠を刷新した金字塔。本シリーズの感染者は従来のゾンビのように緩慢ではなく、猛ダッシュで襲いかかるのがマジ怖ポイント。冒頭の荒廃したロンドン市街の描写がリアルで、最高にディストピア感を味わえます。単なるホラーではなく、人間の本性や希望の儚さを描いた点でも高く評価され、後の感染系ホラーに大きな影響を与えました。続編の『28週後…』、『28年後…』も面白いのでぜひ併せて観てほしい!
観たい作品が無かったら…
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