怖いけれど、ついつい気になって観てしまう。
そんな不思議な魅力があるのがホラー映画です!
しかしホラー映画は作品数も多く、心霊系やサスペンスホラーなどジャンルも色々なため何を観ればよいのか迷ってしまいますよね…
この記事ではそんな名作ホラー映画を探している人のために、Amazonプライムビデオで観られるホラー映画の中でも、私が本当に怖いと感じたおすすめの名作ホラー映画をジャンル別にご紹介します!
どれも自信をもっておすすめできる作品なので、一度観たら絶対に忘れられない恐怖を求めている方は、ぜひ観てください!
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心霊系ホラー
インシディアス(2010年)
あらすじ
若い夫婦のジョシュとルネは3人の子供と共に新居に越してくるが、不気味な怪現象に悩まされるようになる。
ある日長男のダルトンがハシゴから落下して昏睡状態に陥ってしまうが、病院で検査しても何の異常も見つからなかった。
家そのものが呪われていると考えた夫婦は再度引っ越すが、それでも怪現象は収まらなかった…
ダルトンを救うため霊能者エリーズに助けを求めた夫婦だったが、そこでダルトン昏睡の予想だにしなかった原因が判明する。
みどころ
よくある悪魔憑き系のホラーかと思いきや一味違う作品。
不穏な空気の煽り方とバッと驚かせるシーンのバランスが絶妙で、ストーリーも面白いのでめっちゃ怖いながらも最後まで気持ちよく観られる良作です。
CGをあまり使ってないのでストーリーにリアリティが出ており、観ていて非常に引き込まれます。
個人的には2010年代のホラー映画で一番怖くて面白いと思っているので、観たことない人はぜひ観てみてください。
コンジアム(2019年)
あらすじ
YouTubeで恐怖動画を配信するハジュンは、一般からの参加者を募って多くの都市伝説を生んだ「コンジアム精神病院」に潜入して探索の様子をライブ中継する計画を立てる。
集まった7人の男女は本格的な機材を携えて現地に向かい、視聴者100万人を目標に掲げるハジュンが仕掛けた“演出”も功を奏し、サイトへのアクセス数は順調に伸びていく。
しかし次第にハジュンが知らない怪現象が続発し、7人は病院内を逃げ惑うことになる…
みどころ
韓国発のホラー映画の中でも有名なのが『コンジアム』です。
舞台となった「コンジアム精神病院」は韓国に実在した施設で、2012年にはCNNの「世界七大禁断の地」のひとつに選出されており、“韓国最恐の心霊スポット”と言われています。
「精神病院×廃墟×不謹慎YouTuber」の組み合わせが揃って何も起きないはずはないのよ…
死霊館(2013年)
あらすじ
超常現象研究家のウォーレン夫妻は各地で多くの心霊現象を解決しながら講演活動を行っていた。
1971年、アメリカのロードアイランド州の田舎町ハリスヴィルに家を購入したペロン一家は、引っ越し直後から様々な怪奇現象に悩まされることになる。
愛犬の死から始まり、娘のシンディは夜中に奇行を起こすようになり、妻キャロラインの体には日に日にアザが浮かぶようになるなど、次第に怪奇現象は加速する。
怪奇現象は他の子どもにも波及しはじめ、ペロン夫妻はすがる思いでウォーレン夫妻に助けを求めた…
みどころ
今作はエクソシズム(悪魔祓い)に至るまでの調査の過程が丁寧に描かれているのが印象的です。
まだビデオ機器が高価であった時代にビデオカメラを使った検証を行うなど、ウォーレン夫妻の科学的な活動スタイルが垣間見えるのが面白い。
実は本作は実話を基した作品で、実在する超常現象研究家のウォーレン夫妻が調査した「最も邪悪で恐ろしい事例」をもとに制作されています。
これが実際に起こった出来事と考えるとトンデモなく怖い…
ダーク・アンド・ウィケッド(2021年)
あらすじ
病気の父親の最期を看取るために、生家であるテキサスの農場に戻ったルイーズとマイケル姉弟。しかし母親はルイーズとマイケルに「来るなと言ったのに」「早く帰れ」と突き放す態度で、長らく電話もしていなかったルイーズは罪悪感を抱いていた。
しかしルイーズとマイケルが帰郷した翌日、母親は農場で首を吊って自ら命を絶ってしまう。
突然のことに動揺するルイーズとマイケルは、父親を診ていた看護師に「母親は、誰かと話をしているようだった」と聞かされた。
母親の死後も父親の最後を看取る為に、家に残ったルイーズとマイケルであったが、母親の死を皮切りに次々に異常な現象が起こり始める…
みどころ
Twitterでおすすめされてたからなんとなく観たら想定外にマジ怖だった1本。
久しぶりに会った両親が豹変している恐怖と悲しみ、不気味な現象がエスカレートしていく恐怖、目を覆いたくなる痛々しいシーン、正体もわからない恐怖。
いろいろな恐怖要素が詰まった名作です。
2回目観たいけど、怖すぎたからもう少し時間を置いてから観ます…
ライト/オフ(2016年)
あらすじ
ある時レベッカは別居している弟マーティンが学校での居眠りを注意されたことで学校に呼び出される。
マーティンは自宅で深夜に母親が一人で暗闇に向かって話しているのを目撃して以来眠れなくなってしまっていた。
マーティンを自宅に泊めるレベッカだったが、その深夜に室内で怪しい影を目撃する。
電気を消した時だけ現れる謎の影の正体とは。
みどころ
YouTubeでバズった恐怖映像が待望の映画化を果たした作品。
暗闇を題材にした作品だけにとにかく暗闇を用いた恐怖演出がえげつなく怖い。
電気を消すたびに現れる影とかさわに怖い。
登場人物が全員まともで有能なのでストーリーの満足感も高く、観終わった後はなんだか満たされた気持ちになります。
サイコ系ホラー
悪魔のいけにえ(1974年)
あらすじ
1973年8月、テキサスでは墓荒らしに遺体が盗まれる怪事件が続いていた。
フランクリンとサリーは祖父の墓が無事かを確認するため、サリーの恋人ジェリー、友人のカークと恋人パムと一緒にドライブ旅行をしていた。
ガス欠で立ち往生した彼らは廃屋となっていたサリーの祖父の家に泊まるが、その近くにガソリンを分けてくれそうな屋敷を発見する。
カークが人気のない屋敷に入ると突如人間の皮をかぶった大男(レザーフェイス)が現れてカークの頭をハンマーで叩き割った…
みどころ
スラッシャー(殺人鬼)ホラーの金字塔ともいえる作品で、現在でも4Kリマスターが発売されるくらい人気の作品です。
BGMなどによる過剰な恐怖演出が無く、レザーフェイスが淡々と凶行に及ぶ様子が怖すぎる!
あまりにもあっけなく登場人物が無残に殺されていくさまが恐ろしい作品です。
ちなみに殺人鬼レザーフェイスはアメリカに実在した殺人鬼エド・ゲインがモデルになっており、本当に人間の遺体から服や家具を作っていたそうです。
ヴィジット(2015年)
あらすじ
休暇で母方の祖父母が暮らすペンシルベニア州メイソンビルを訪れたベッカとタイラー姉弟。
母は19歳で家出して祖父母とはずっと連絡を取っていなかったが、インターネットで連絡先を見つけた祖父母から孫たちに会いたいと連絡があったのだ。
母と祖父母を和解させるきっかけになるかもしれないと考えた姉弟は、どうしても祖父母に会いたいと母を説得し、二人で1週間祖父母のもとを訪れる。
温かく歓迎される姉弟であったが、滞在初日の夜、眠れないベッカが消灯後にこっそりと階下の台所に食べ物を探しに行くと、そこで激しく嘔吐しながら室内を徘徊する祖母の姿を目撃する…。
みどころ
私は幼少の頃、おじいちゃん&おばあちゃんの家に泊まりに行くのが大好きでした。
本当にこの『ヴィジット』みたいな目に遭わなくてよかったなと心の底から思います。
今作はハンディカムの視点で物語が進むため、姉弟が実際に体験している目線を追うことで二人の緊迫感がそのまま伝わってくるのがとても良い&怖いです。
一見優しい祖父母がときおり見える奇行がとにかく不穏。
ちなみに弟のタイラーはラップが超上手くて、劇中のちょっとした見せ場になっています。
エスター(2009年)
あらすじ
3人目の子供を流産し、その心の傷が癒えずにいたケイトとジョン夫婦。
二人はその苦しみを癒そうと、9歳の少女エスターを養女として引き取ることに決める。
エスターは年齢のわりに大人びており、健気で真面目な性格だったため夫婦は幸せな家庭になることを信じていた。
しかしエスターは次第に奇妙な行動を見せるようになり、徐々に彼女の恐ろしい本性が明らかになる…
みどころ
一見賢く人当たりの良い少女エスターの凶悪な素顔が明かされていくのですが、あまりのサイコっぷりに息を飲む名作。
大人の優しさすら逆手にとり、私欲のために狡猾な立ち回りを見せるエスター、絶対身近にいてほしくない女性No.1です。
2023年には続編の『エスター ファーストキル』も公開されており、こちらも本作の前日譚としてとても面白い映画だったためおすすめです!
ソウ(2004年)
あらすじ
2人の男が古びた浴室で目を覚ます。
彼らの足は鎖で柱に繋がれており、浴室の中央にはテープレコーダーと拳銃を手にした男の死体が横たわっていた。
彼らは自身のポケットにあったテープを再生すると、「6時間以内にどちらかの相手を殺すこと」、「殺すことが出来なければ2人とその妻子が死ぬ」という極限の選択を迫られる。
みどころ
デスゲーム系ホラーというジャンルを確立したのはこの作品と言って差し支えないでしょう。
なぜ彼らはこの部屋に閉じ込められたのか、誰の言葉を信じるべきなのか、極限の状況に追い込まれた人間の疑心暗鬼と狂気に満ちた作品ですがとにかくめちゃくちゃ面白くて完成度が高い。
デスゲームの主催者である「ジグソウ」の行動原理も明確なので、理不尽ながらも全編通して迫力と説得力のある緊迫感を楽しむことが出来ます。
肉体的に痛々しい描写もあるので苦手な方は視聴注意です。
テリファー(2016年)
あらすじ
ハロウィンパーティの帰り道、タラとドーンはダイナーでピエロに扮した不気味な男に絡まれる。
ピエロ男は起こった店員によって店からつまみ出され、タラとドーンはピエロ男を小ばかにしながら店を出るが、乗ってきた車はパンクしていた。
タラは姉に電話して迎えを頼むが、その頃ダイナーの中ではピエロ男が店員を惨殺していた。
姉の迎えを待つ間、タラとドーンの前に現れたのは血まみれの殺人ピエロ”アート・ザ・クラウン”だった…
みどころ
スラッシャー映画(殺人鬼ものの映画)はいろいろ観ましたが、『テリファー』の理不尽さと情け容赦なさは規格外でした…。とにかく残虐でグロすぎる…。
今シリーズはとにかく殺人鬼アート・ザ・クラウンが暴虐の限りを尽くすシーンが多く、残虐さのあまり不快になる人も多いと思うので視聴には十分注意してください。
2023年に続編『テリファー 終わらない惨劇』がアメリカで公開された際には、あまりの凄惨さに劇場で失神する人や途中退館する人が続出したそうです…
カルト・呪術系ホラー
哭声/コクソン(2017年)
あらすじ
韓国の平和な田舎の村に、不気味な日本人がやって来た頃から、村では家族を惨殺する凶悪事件が多発するようになる。
殺人を犯した村人はみな目が濁って肌には湿疹ができ、茫然自失の状態で事件現場にたたずんでいた。
事件を担当する村の警察官ジョングは、ある日自分の娘にも殺人犯たちと同じ湿疹があることに気づく…
みどころ
謎の男が村に来たことを皮切りに呪いが連鎖していき、主人公の身の回りにも不可解な現象が起こるようになります。
とにかく國村隼さん演じる「謎の男」の得体の知れなさが終始不気味で、怪演とはまさにこのこと!
あらゆる登場人物が怪しく、一体だれが元凶なのか最後まで目が離せない作品でした。
主人公の娘役の女の子の演技も迫真です。
グリーン・インフェルノ(2013年)
あらすじ
女子大生のジャスティンは活動家のアレハンドロ率いる環境保護活動に参加して、アマゾンの原住民ヤハ族を森林伐採から守るべくアマゾンの奥地に抗議活動向かった。
しかし抗議活動を無事に終えた帰路、飛行機トラブルにより一行はジャングルの中で遭難し、ヤハ族の襲撃を受け捕らえられてしまう。
目を覚ました一行は檻の中に閉じ込められており、その目の前でヤハ族はメンバーの一人を生きたまま体を解体し食べ始めた…。
みどころ
アマゾンの原住民によるカニバリズム(食人文化)を題材にした映画で、1980年に公開された『食人族』というイタリア映画をモチーフに製作されています。
原住民保護のためにやってきた活動家たちがその原住民によって食われ、一気に原住民への保護意識が吹っ飛ぶ様がなんとも皮肉です。
撮影に際しては実際にジャングルの奥地に住む先住民カラナヤク族に協力を依頼したそうで、生活感のリアルさは文字通り本物。
食人シーンはなかなか衝撃的なので、グロいのが苦手な人は視聴注意です。
『グリーン・インフェルノ』の原点となった映画史に残る超問題作がU-NEXTで限定配信中!
こんなエグい映画をわざわざ4K画質にしやがって…。観たけどさ…。
ヘレディタリー 継承(2018年)
あらすじ
グラハム家の祖母エレンが亡くなった。
母を亡くしたアニーは夫と息子のピーター、娘のチャーリーと共に家族を亡くした悲しみを乗り越えようとする。
しかし、祖母の死を境にグラハム家に奇妙な現象が頻発するようになる。
祖母のお気に入りだった孫娘のチャーリーは、祖母の遺した”何か”を感じているかのように不気味な表情で虚空を見つめ、徐々に異常な行動を取るようになる。
そしてある時最悪な出来事が起きてしまい、一家は修復不可能なところまで崩壊してしまう。
祖母エレンは一体家族に何を残したのか…
みどころ
最初からずーっと嫌な予感がして最悪の形でその予感を回収していく最凶ホラー。
容赦ない理不尽な恐怖に、家族が少しずつ疲弊していく様子が観ていて痛々しくなります。
あらゆる恐怖演出がかなり怖く、観終わった後も様々なシーンや伏線を思い出してゾッとすることが出来る作品です。
特に無音の間の取り方が上手く、BGMが無いシーンの方が怖いくらいです…。
女神の継承(2021年)
あらすじ
タイ北東部の小さな村。
そこの人々は自然に宿る女神バヤンを崇拝しており、バヤンの力を継承した者は祈祷師として人々の生活を支えていた。
ニムは祈祷師を継ぐことを拒否した姉ノイの代わりに女神の力を継承して祈祷師となり、人々から慕われていた。
ある時、ノイの娘ミンが原因不明の体調不良に見舞われ、まるで人格が変わってしまったように奇行や凶暴な言動を繰り返すようになる。
途方に暮れたノイはニムに助けを求める。
ニムは姪であるミンを救うため祈祷を執り行うが、ミンに憑りついていたものはニムの想像をはるかに超える邪悪な存在だった…。
みどころ
2021年に観たホラー映画で一番怖い。
インドネシア産のホラー映画で、映像からは東南アジア特有の湿度の高い空気感が伝わってきます。
全体的にジメっとした独特な不気味さがたまらない。
劇中では憑依されたミンの奇行がとにかく怖くて画面をビビりながら観ていたのですが、その一方でタイの呪術シーンは見ごたえがあります。
終盤の怒涛の展開のえげつなさと最後のニムの独白は他のホラーでは類を見ないインパクトを残します。
超常現象系ホラー
アス(2019年)
あらすじ
アデレードたちウィルソン一家は家族4人でカリフォルニア州サンタクルーズのリゾート地を訪れた。
楽しい時間を過ごす一家であったが、アデレードは幼いころにそこのお化け屋敷で経験した出来事を思い出していた。
その夜宿泊先のペンションで一家が団らんしていると突如停電し、赤い服を着た謎の4人組が室内に乱入してくる。
その4人組はウィルソン家の人間と全く同じ顔だった。
みどころ
ドッペルゲンガー(自分とうりふたつの人間)を題材にしたホラー映画。
主人公アデレード一家の前に突如現れた謎の4人組の正体は?行動原理は?
文化的なウィルソン一家とは対極的に、野蛮で暴力的なドッペルゲンガーたちの雰囲気がめっちゃ怖い。
いったい彼らの目的、正体は何なのか、最後まで目が離せません。
あとこの映画、BGMと無音の使い方が怖すぎる。
アンフレンデッド(2016年)
あらすじ
若者たちがいつものようにスカイプでグループ通話を楽しんでいると、そこに見知らぬアカウントが割り込んでくる。
それは、1年前に泥酔してあられもない姿をSNSにアップされたことを苦に自殺した同級生ローラのアカウントだった。
何者かによる悪質ないたずらだと考える若者たちであったが、次第に彼らの周囲には奇妙な現象が起こり始める…
みどころ
全編通してPCの画面上だけで物語が展開するというかなり斬新なホラー映画で面白かったです!超おすすめ!
パソコンで鑑賞した方がより臨場感があるかもしれませんね。
スカイプやフェイスブックなど、私たちになじみ深いSNSの画面が多く登場するので没入感が高く、若者たちが少しずつ事の重大さに気付いていく過程がとてもよく描かれています。
イット・フォローズ(2016年)
あらすじ
ある日ジェイはボーイフレンドと映画を観に行きますが、彼は突然おびえた様子で映画館を飛び出してしまう。
あくる夜、ジェイがボーイフレンドとセックスをしていると、彼の様子が豹変しジェイを拘束して言った。
「”それ”を誰かにうつせ」
「”それ”は移された人にしか見えない」
「”それ”はゆっくり近づいてくる」
「”それ”に捕まったら死ぬ」
「”それ”に捕まらないように逃げろ」
訳が分からないジェイでしたが、その日から自分に”得体のしれない何か”が付きまとっていることに気が付く…
みどころ
ジェイを付け狙う”それ”は、人間が歩くスピードで自分を追ってきます。
一見簡単に逃げられそうにも思えますが、”それ”は自分にしか見えず、しかも他の人間に姿を変えて、決して止まることなくまっすぐ着実に自分に近づいてくるって冷静に考えると超怖くないですか?
もし自分がジェイの立場だったらと思うと、誰も信じられなくなって恐怖で発狂してしまいますね…
常に緊張感を伴うシチュエーションが秀逸な良作ホラー映画です。
スマイル(2022年)
あらすじ
精神科医のローズはある日一人の女性患者のカウンセリングを行う。
しかし終始おびえた様子だった彼女の態度が急に豹変し、ローズの目の前で「笑顔」のまま自分の顔を切り裂いて自殺してしまった。
突然の出来事に困惑するローズであったが、それから彼女の周囲でも不可解な現象が起こり始める。
ローズは周囲の人間に助けを求めるも、自殺を目撃したトラウマで精神を病んでしまったと思われてしまい誰からもまともに取り合ってもらえない。
そんな時、自殺した女性患者も死の少し前の別の人間の不可解な自殺を目撃していたことを知る…
みどころ
本来、人を癒すはずの「笑顔」が最大級の恐怖になる今作。
まさか笑顔を見て背筋がこれほど寒くなることがあるとは思いませんでした。
ローズを殺そうと迫ってくる「何か」が怖いこともさることながら、その脅威は他の人には見えません。
助けを求めて誰かに説明するごとにドツボにはまってしまい、周囲からは頭がおかしくなったと思われて誰にも助けてもらえない主人公ローズの孤独感、絶望感が苦しいです…。
パラノーマル・アクティビティ(2010年)
あらすじ
ミカとケイティはサンディエゴの一軒家に住む平凡なカップル。
しかし朝起きると家の様子がいつもと違うことに気付き、寝ている間に何が起きているのか突き止めるために寝室にビデオカメラを設置する。
奇妙な現象を録画することに成功し興奮するミカだったが、それは二人を襲うさらなる恐怖の始まりに過ぎなかった…
みどころ
1万5千ドル(約200万円)という超低予算で製作されたホラー映画にも関わらず、全世界で約2億ドル(約260億円)もの驚異的な興行収入を叩き出した伝説のモキュメンタリーホラー映画。
劇中で起きる恐怖現象は決して派手なものではないのですが、手が込んでいないシンプルな現象ばかりゆえにリアリティが高く、POV(主観)映像の没入感も相まって初見の時はかなりの恐怖感がありました。
続編も多く出ており、様々なシチュエーションで起こる恐怖演出が楽しめる作品です。
シリーズ最新作『パラノーマル・アクティビティ7』は、閉鎖系田舎ホラーとして非常に怖い作品でした…!
前作とのストーリ的なつながりは無いため、単体で観ても問題ありません。
閉ざされた村に隠された不吉なものの正体とは…。
ファイナル・デスティネーション(2001年)
あらすじ
アレックスは高校の修学旅行で飛行機に乗り込んだ際、飛行機が炎上して自身が焼け死ぬという悪夢を見る。
アレックスが目を覚ますと飛行機はまだ離陸前であったが、夢と同じ出来事が次々に起こりパニックを起こしたアレックスは5人のクラスメートと一緒に機内からつまみ出されてしまう。
その後離陸した飛行機は目の前で爆発。死の予感は本物だった。
奇跡的に生き残った5人は安堵するが、彼らはまだ死の運命を回避できたわけではなかった…。
みどころ
「死」そのものが迫ってくるという新感覚ホラー。
身の回りの何気ない道具やものが連鎖して若者達を死に追いやっていきます。
ピタゴラスイッチのように人が死ぬため若干ネタ映画として扱われることもありますが、日常のあらゆるものが死に直結するという恐怖感は当事者からしてみるととんでもなく恐ろしいはずです。
続編も多く出ており、多種多様な殺人ピタゴラスイッチが楽しめる作品となっています。
ブレア・ウィッチ・プロジェクト(1999年)
あらすじ
1994年10月、映画学科の学生3名が伝説の魔女「ブレア・ウィッチ」のドキュメンタリー番組を作ろうとメリーランド州バーキッツビルの森に入った。
しかし3名はそのまま消息を絶ち、1年後に彼らが撮影したと思しきビデオテープが森の中で発見される。
映像には彼らが体験したことの一部始終が記録されていた…。
みどころ
フェイクドキュメンタリーホラーの金字塔ともいえる傑作!
とてもリアル感があって、本当にあった出来事なんじゃないかと思えるくらい面白い!
魔女が住むといわれる呪われた森に入り込んだ若者の恐怖の数日間がビデオに収められており、後日そのビデオが見つかって映画化されたという設定となっていますが、そのあまりのリアルさから上映当時は本物と勘違いした人が続出したという逸話が残っています。
森の中で起こる不気味な現象や、登場人物たちが森の中で疲弊していく様子が生々しいです。
SF系ホラー
エイリアン(1979年)
あらすじ
宇宙貨物船ノストロモ号は地球への帰還中に不可解な信号をキャッチする。
発信源の惑星へ不時着すると、そこでクルーが信号の発信元である巨大な宇宙船を発見。
宇宙船の内部にはまるで体が内側から喰い破られたような宇宙人の亡骸があった。
その頃ノストロモ号に残っていたリプリーは、あの信号が遭難信号ではなく危険信号であることに気が付く。
捜索班のクルーは謎の卵から生まれた生物に襲われながらも貨物船に帰還したが、その後のクルーの胸を突き破って謎のモンスターが出現する。
みどころ
パニックSFホラーの金字塔!
どこから襲ってくるか分からない狡猾で俊敏なエイリアンの恐怖。
宇宙船という閉鎖空間で未知のモンスターから逃れることが出来るのか、スリリングな展開が続きます。
エイリアンの造形や設定も魅力的で、今なお色褪せない名作です!
続編『エイリアン2』も名作なのでぜひ続けて楽しんでほしい。
ライフ(2017年)
あらすじ
火星で発見された地球外生命体の細胞を調査するために6名の宇宙飛行士が国際宇宙ステーションに集まった。
世紀の発見に興奮する彼らであったが、その細胞は次第に進化して高い知性を垣間見せるようになる。
徐々に地球外生命体に翻弄される宇宙飛行士たち。
ついには命を落とすものも出てしまい、命がけで生命体を隔離しようとするが状況は悪化の一途をたどる。
助けを呼べない宇宙で追い詰められた彼らの決断は…
みどころ
ホラー映画としては非常に珍しいのですが本作は登場人物がみんな本当に優秀で賢く、状況を悪くするような意味不明な行動をしません。
みんなちゃんとした訓練を受けた宇宙飛行士らしい合理的なムーブをしているのに、エイリアンがそれを上回る知能で裏をかいてくるもんだからまじで怖い。
宇宙ならではの孤独感や閉塞感も感じることができる名作です。
遊星からの物体X(1982年)
あらすじ
アメリカ南極観測基地に一匹の犬が駆け込む。
困惑する隊員たちであったが、犬を追ってきたヘリから降りてきた男二人組は何語か分からない言語で喚き散らし、必死に犬を殺そうとしていた。
銃や手榴弾を振りかざす男たちに隊員たちは慌てるが、男の一人は手榴弾の爆発に巻き込まれ死亡、もう一人も隊員によって射殺された。
犬はアメリカ基地内で保護し、謎の男たちはノルウェー基地の隊員であることが判明したため隊員たちはノルウェー基地に偵察に向かう。
そこで隊員たちは正体不明の燃える死体や、ぽっかり穴の開いた謎の氷塊を発見した…
みどころ
SFホラーの金字塔!
人間に擬態して捕食する「それ」の生態はとにかく不気味で、互いに疑心暗鬼に陥る隊員たちの様子が生々しく描かれています。
80年代の映画ゆえ凝ったCGなどはありませんが、エイリアンの造形や表現が素晴らしく、よくぞCGを使わずにここまでの君の悪さを表現したものと感服してしまいます。
続編であり前日譚の『遊星からの物体X ファーストコンタクト』も非常に面白かったオススメ!
邦画ホラー
オーディション(2000年)
あらすじ
ビデオ制作会社を経営する青山は、7年前に妻を失くして息子と二人暮らししていた。
息子から再婚を勧められた青山は、親友の吉川の提案で映画のオーディションで女優を集め、その中から再婚相手を探してはどうかと提案される。
青山は気乗りしないながらも履歴書の中の「麻美」という女性が目に留まり、実際にオーディションで麻美と会った青山はその成熟した魅力に好意を抱くようになる。
しかし麻美に何か引っかかるものを感じた吉川は、麻美の履歴書の経歴を調べ始める。
みどころ
第一印象は気配りが出来て社交的な麻美。その一方で、徐々に明らかになる狂気的な一面。
あまりにも対照的な麻美の二面性が恐ろしすぎる。
特に麻美の自室での描写はトラウマレベル。
私は友達と観たのでどうにか最後まで観れましたが、一人で観てたら絶対途中で観られなくなってたと思います…。
岸部露伴ルーヴルへ行く(2023年)
あらすじ
人の記憶を本のようにして読む特殊能力を持つ漫画家・岸辺露伴。
露伴は新作を執筆する中で青年時代に淡い思いを抱いた女性・奈々瀬に聞いたこの世で最も「黒い絵」のことを思い出す。
現在その絵がフランス・ルーヴル美術館に保管されていることを知った露伴は、その絵にまつわる奇妙な事件に興味を持った露伴は、取材とかつての微かな慕情のために担当編集・泉京香とパリへ向かう。
「黒い絵」それは、この世に存在しえない黒で描かれた、この世で最も「邪悪な絵」だった。
みどころ
大人気漫画『ジョジョの奇妙な冒険』スピンオフである『岸部露伴は動かない』を高橋一生さん主演で映画化した本作。ドラマ版の方はちょっと怖くてちょっと不思議な雰囲気でサクサク観られる感じだったのですが、劇場版の本作はホラー要素がかなり強めで想定外に怖かった…
『世にも奇妙な物語』のような雰囲気が好きな人にはぜひ見てほしい作品です!
来る(2018年)
あらすじ
秀樹が妻の香奈を連れて実家に帰省した時、幼いころに家に恐ろしい何かがやってきたこと、同年代の少女が失踪したことをおぼろげに思い出す。
秀樹と香奈は娘の千紗も生まれ幸せな結婚生活を送っているかに見えたが、少しずつ異変が生じていく。
ある日秀樹の職場の後輩が突然流血して亡くなり、その後秀樹の家は謎の「何か」によって荒らされる。
秀樹の親友・津田のコネでキャバ嬢霊媒師の真琴に助けを求め、事なきを得たかと思いきや、再び秀樹の目の前で部屋のお守りが切り裂かれる怪異が起きる。
そこに日本屈指の霊媒師である琴子から着信があり、今後どうするかの指示を受ける。
みどころ
エンタメとホラー、人間ドラマの3つの軸が絶妙なバランスで成立しているホラー映画。
登場人物はみな一癖も二癖もあるキャラばかりなのですが、キャスティングと演技がハマっていているためかやたらリアル感があります。
妻夫木聡さん演じる秀樹がこの上ないくらい無自覚クズで、「世の中怖いのは怪異だけじゃねぇなぁ!」と痛感させられますね。
日本の霊能力者が結集するシーンは他のホラー映画にはないワクワク感があります。
残穢【ざんえ】―住んではいけない部屋―(2016年)
あらすじ
ホラー小説家である「私」のもとに、女子大生の久保さんという読者から、1通の手紙が届く。
「今住んでいる部屋で、奇妙な“音”がするんです」
好奇心を抑えられず久保さんとともに調査を開始する「私」。
すると、そのマンションの過去の住人たちが引っ越し先で非業の死を遂げていることが明らかになる。
彼らはなぜ、“音”のするその「部屋」ではなく、別々の「場所」で、不幸な末路をたどったのか。
調査を続ける「私」と久保さんは、やがて想像を超える壮大な真相に辿り着くが、それは新しい恐怖の始まりに過ぎなかった…
みどころ
最初は、「事故物件映画かな」と思っていましたが、話が進んでいくうちにより根深く陰惨な「穢れ」が浮き彫りになってきます。
穢れの原点をたどりながら次々と因果関係が明らかになる連鎖が底知れず怖い。
近年の日本ホラーの中で一番怖いと思います。
直接的に怖い描写は少ないのですが、無音の使い方、間の取り方がまさに怪談の語りのようで、背筋がゾクッとするような恐怖感を感じます。
呪怨(2003年)
あらすじ
訪問介護のアルバイトで徳永幸枝の家を訪れた理佳は、2階の押し入れに「俊雄」と名乗る少年と猫が閉じ込められているのを発見する。
後日、理佳と連絡が途絶えて心配した福祉ボランティアの上司が徳永家を訪れると、放心状態の理佳と息絶えた幸枝を発見した。
理佳たちを発見した上司はその日職場の給湯室で不審な死を遂げ、徳永家の住人である徳永夫妻も屋根裏で亡くなっているのが発見された。
この家は、過去に凄惨な殺人事件が起きたいわくつきの家だった。
みどころ
日本を代表するホラー映画でハリウッド版リメイクが製作されるほど有名な『呪怨』シリーズ。
とにかく「家」に少しでもかかわった人間に容赦なく理不尽に襲い掛かる怪異がとにかく恐ろしく、幼いころに鑑賞してしまった私はもれなくトラウマを植え付けられたのでした…。
ホラー映画では倫理的タブーを犯した登場人物が怪異によって殺されることは良くありますが、呪怨の登場人物たちはなんらタブーを犯したわけでもなく、日常生活の延長でこの家に関わってしまったがために怪異に巻き込まれてしまいます。
こんな恐ろしい家が、なんの変哲もない閑静な住宅街にしれっと存在するということもまた恐ろしいポイントです。
パラノーマル・アクティビティ第2章:TOKYO NIGHT(2010年)
あらすじ
東京の閑静な住宅街で暮らす大学生の幸一は、アメリカで事故に見舞われて車椅子で帰国した姉の介護をしながら生活することになった。
しかし夜中に車椅子が勝手に移動するなどの怪現象が起こり始め、幸一は姉の寝室にビデオカメラを設置して真相解明に乗り出すが、怪奇現象は徐々にエスカレートしていき…
みどころ
上記の『パラノーマル・アクティビティ』の続編として日本で製作された作品です。
(正統続編の『パラノーマル・アクティビティ2』とは別物なので注意)
舞台は日本となっており、世界観も前作『パラノーマル・アクティビティ』の設定を引き継ぐものとなっています。
前作同様POV(主観映像)形式の映像で物語が進みますが、言葉や家屋が日本の見慣れたような風景なので没入感が段違いに高く感じます。
知名度は低い作品ですが、個人的には前作よりもこちらの方が怖いと思っているので、パラノーマル好きな人にはぜひ見ていただきたい作品です。
仄暗い水の底から(2002年)
あらすじ
安定した生活をアピールして夫との離婚調停を有利に進めたい淑美は、娘・郁子を連れてとある中古マンションに引っ越した。
廊下は薄暗く、寝室の天井には雨漏りがあるが、管理人は対応してくれず、上階を訪ねても反応が無い。
蛇口をひねると髪の毛の塊が出てくるという怪奇現象まで起こるようになる。
次第に郁子にも異変が起こり始め、そんな時淑美は郁子と同じ幼稚園に通っていた少女・美津子の存在を知る。
美津子は淑美たちが住んでいる部屋の上階に住んでいた少女だった。
みどころ
「水」をテーマにした和製ホラー映画で、私が子供のころに地上波で観てしまってトラウマになってしまうくらい怖かったホラー映画。
全編通してジメっとまとわりつくような不気味さが漂います。
大人になって改めて見返してみると、怖いだけでなく淑美の覚悟や美津子が抱えていた悲しみなど、登場人物たちの心情にも注目して切なさを覚えました。いや相変わらず怖かったですけど…。
リング(1998年)
あらすじ
「観たら1週間後に死ぬ」
呪われたビデオテープの噂は都市の人々の間で急速に広まっていた。
レポーターの浅川玲子は、不可解な変死事件を追いかけるうちにそのビデオテープを観てしまう。
玲子は別れた元夫の高山竜司に相談するが、彼もまたそのビデオを観てしまう。
死の恐怖が迫る中で、彼らは生き残りをかけて呪いから逃れる方法を模索する。
みどころ
『リング』は言わずと知れた、和製ホラー映画の金字塔ともいえるホラー映画。これを観ずして日本のホラーは語れない。
この映画のせいで、これより後に作られたホラー映画は「リングより怖いか?」と比べられるようになってしまった。
そのくらい怖く、不条理で、切ない。一度観たら決して忘れられないまさに呪いのようなホラー映画。
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