【エッセイ】6年住んだ賃貸を退去しました|思い出いっぱいの我が家に感謝

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この度、約6年住んだ賃貸(2LDK)から同じ市内の賃貸マンション(3LDK)に引っ越しました。

引っ越し先での暮らしとかについてはまたこれからブログでも触れていくと思うのですが、今回は少しだけ旧我が家の思い出に浸る記事にしようと思います。

この家で過ごした6年弱は本当に私の人生にとっても大きなライフイベントが連続した期間で、それだけに思い出がたくさん詰まった住まいでもあります。

目次

2019年、突然始まった同棲生活と新居探し

旧我が家に入居したのは2019年10月から。
県外に住んでいた彼女(現在の妻)が転職で熊本に来ることになり、どうせなら一緒に住んだほうが生活費も安くなるので同棲できる賃貸を探したのがきっかけです。

本来は2020年の4月から熊本で働き始める予定だった妻が、内定先から「今年(2019年)の10月から働けないか?」と打診を受けて予定よりも半年以上早く熊本に来ることになりました。
なので私が大急ぎでアパートを探したのを覚えています。

そんな時、ちょうど新築で完成直前のこのアパートを見つけたわけです。
お互いの通勤エリアや周囲の利便性、家賃水準もいい感じで、私たちが卒業した大学の近辺で土地勘があったことあり即決しました。

新築なのに水漏れ?思わぬトラブル発生

ドタバタと引っ越しを終え、新築で内装も綺麗だったので「めっちゃ良い家見つけたー」と妻と二人で満足。
しかし入居から3か月ほど経った2020年1月、突然天井から水が滴ってきました…

慌ててタオルとバケツ設置

3階建ての2階なので雨漏りなどするはずもなく(雨降ってなかったし…)、上階の住人が風呂でも溢れさせたかと思い突撃してみましたがそんなことはありませんでした。
確かにお風呂を沸かしている途中だったようですが、特に変わった様子はなく…

慌てて管理会社に連絡して調べてもらったところ、我が家の天井裏を通っている上階の給湯チューブの一部に穴が開いていたようです。
いわく、上階の巾木に釘を打った際に誤って給湯チューブを貫通してしまったかもしれないとのこと。
そのせいで、上階の住人がお湯を使うたびに我が家の天井裏に少しずつ水が溜まっていたようです…

もりけぇ

新築だったゆえのトラブルですね。激レアすぎる

家財などに水濡れの被害がなかったのが不幸中の幸いで、大急ぎで修繕してもらい事なきを得ました。
(ちなみに管理会社に交渉して、部屋が使えなかった期間の家賃は少し還元してもらいました)

天井をぶち抜くレアな工事が見れました

ライフイベントだらけの6年間

そんな水漏れトラブルから始まったこの家での生活、6年間の間に大きなライフイベントが目白押しでした。

などなど…

この家に住んでいる間に、独身サラリーマンだった私は、妻子持ちフリーランスになっていたのです。
もう生活感としては真逆になったわけですよ。

会社がキツかったり、妻と喧嘩したり、家事育児に追われたりと大変なことも超たくさんありましたが、それ以上に楽しいこと、この家に住んでいたからこそ実現できたことがたくさんあります。
私にとっても、家族にとっても、思い出いっぱいの愛しの我が家です。
思い出を語りだすときりがありませんな。

この家に住んでいた2019年から2025年は、私の価値観が大きく変わった期間でもあり、間違いなく私の人生に大きな影響を与えています。
そんな6年弱を支えてくれたこの家には感謝しかありません。

ちなみに我が子もまだ小さいながらこの家が好きだったようで、引っ越し後は「おうち(前の家)帰る!」としばらくグズっていました。
分かる…分かるぞ。大好きな家を離れるのは寂しいよな…

新居でちょっと緊張してる我が子

引っ越しを決めた理由

そんなめっちゃ思い入れのある我が家を引っ越した理由はいくつかあります。

  • 単純に、少し違うエリアに住んでみたくなった
  • 私の仕事部屋の都合
  • 子供用スペース

まずは単純に、私も妻も少し違うエリアに住んでみたくなったということ。
特に私が会社を辞めて在宅フリーランスになったことで、通勤については妻の都合だけを考えればよくなったため住めるエリアの選択肢が広がった状況でした。
私も大学時代から10年以上同じようなエリアに住んでいたため、少し違う場所に住んでみるのもいいなと思い始めていたところです。

次に私の仕事部屋や子供のスペースの都合。
私がフリーランスになり家で仕事をしているのですが、そうなると小さくとも独立した作業スペースが欲しいなと思うようになりました。さらに子供も大きくなってきて、ある程度子供のがのびのび過ごせる広さが欲しくなってきたタイミングでもあります。

この家は大好きでしたが、「そろそろ引っ越してもいいかもね」と一年くらい前から妻と考えていたところで、ちょうどよい物件が見つかったので引っ越したというわけです。
このようにフットワーク軽く動けるのは、賃貸の強みですね。

荷造りは引越しのサカイのおかげで爆速

退去の日、空っぽの部屋に涙がこぼれる

退去前に家の中を綺麗に掃除したのですが、空っぽになった我が家をみて思わず涙が出てしまいました。

物がなくなっても思い出はいっぱい

リビング、寝室、トイレ、お風呂
どこを見ても思い出が蘇ってきます。

いままでいろんな賃貸に住んできましたが、退去の時に泣いてしまったのはここが初めて。
それだけ思い入れが強かったんだなと、自分でも再確認しました。

そんなこんなで本日6/19に管理会社に鍵を返して退去の手続きが完了。

次の入居者ももう決まっているそうなので、また次の住人を支えてくれると嬉しいなと思います。

住んだ家を好きになれることの幸せ

この家で過ごした6年弱は、まさに私の人生の転換期でした。
結婚し、子どもが生まれ、仕事も大きく変わっていくなかで、毎日を支えてくれたこの家には圧倒的な感謝しかありません。
家族でみんなで笑って、悩んで、支え合ったこの時間は、何ものにも代えがたい人生の宝です。

離れるのは本当に寂しいけれど、それは自分の人生が一歩前に進んだ証かなとも思います。

「住んだ家を好きになれる」というのは、それだけ幸せな時間を過ごせたということ。
そんな住まいに出会えたことは、本当にありがたいことだと思います。

新居でもまた、家族みんなが笑顔でいられる、そんな場所にしていけるようにしたいですね。

家賃も上がってしまったので、私もしっかりフリーランスとして稼げるように頑張らないと…(´;ω;`)

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