生活にあらわれた断捨離の効果

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先日、家のものを一斉に断捨離した記事を書きました。

家の中を無駄に埋めていたものをまとめて手放したことで、その後の生活にポジティブな変化がたくさんありました。

結論としては、家の掃除や片づけの手間を減らしたい人、部屋を広くすっきりさせたい人、余計な出費を減らしたいと思っている人に断捨離はとてもおすすめです。

なので今日は断捨離によって得られた生活の変化について書いてみようと思います。
前回の断捨離の記事も併せて読んでいただけると嬉しいです。

目次
執筆者情報

もりけぇ

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断捨離の効果

私が実感する断捨離の効果は以下の通りです。
それぞれ順番に解説します。

  • 部屋が散らかりにくくなった
  • ものを無くすことが激減した
  • 余計な買い物が少なくなった
  • シンプルな服が好きになった
  • 会社でデスクが片付くようになった
  • 自分にとって大切なものがわかりやすくなった

部屋が散らかりにくくなった

最初に実感した効果は、圧倒的に部屋が散らかりにくくなったということです。

私の場合、クローゼットの一部を占有していた2軍以下の服や本類をごっそり処分したことで収納スペースに余裕が生まれ、それまでクローゼットに収まっていなかったものが収納できるようになりました。

その結果、部屋に配置していたカラーボックスや本棚を処分することができて、以前よりも部屋が広々と使えるようになりました。

そしてモノの絶対数が減ったことによって、シンプルに部屋が散らかりにくくなりました。

ロボット掃除機も走り回りやすくなったため、部屋を綺麗に保つことがより簡単になったと思います。

ものを無くすことが激減した

断捨離する過程で自分が今何を持っているのか、どこに収納しているのかを洗い出すことができました。

さらにモノの数も減らしたことで、「あれどこに仕舞ったっけ?」とモノを探すことに時間をかけなくなったのです。

文具メーカーのコクヨは2022年に、人が仕事中に探し物をしている時間について調査を行っています。

インスタグラム公式アカウント「コクヨのぶんぐ」のフォロワーさんを対象に行ったアンケート(※)によると、仕事中何らかの「探し物」に費やしている時間は一日平均「13.5分」。年間に換算すると「54時間」という結果になりました。(※2022年1月、N=484)

実は4年前の2018年にも、ビジネスパーソンが書類を探す時間についての調査を行っており、その時の結果は一日平均「20分」!年間換算で「80時間」というものでした。

コロナ禍やデジタル化によって紙資料の量そのものが減っている傾向はありますが、それでも結構な時間を費やしていることに変わりはありません。

KOKUYO


仕事中だけでも年間54時間もの時間を探し物に費やしているのですから、家の中まで考えると探し物に費やす時間はもっと多いでしょう。

1日24時間の貴重な時間をモノを探すことに浪費するのはとてももったいないので、断捨離によってこの時間を削減できたのは良い変化ですね。

余計な買い物が少なくなった

モノを手放すことが苦手だという人には、心の中で「もったいない」「損したくない」とい心理が強く働いていることが多いです。

かくいう私も同じで、「まだ使えるから」とか「あれと組み合わせれば使えるから」とかなんとか理由をつけてモノをしまい込んでいました。

でも、一度しまい込んだものとか、1シーズン使わなかったものって本当に出番が無くなるんですよね。

手放せない心理というのはつまり、「自分が買い物に失敗したことを認めたくない」という気持ちの裏返しです。

断捨離をすることによって、その買い物の失敗、損失を受け止め、手放す痛みを知ることで自分の買い物スキルが上がったと思います。

最近では欲しいものができたときにも「似たようなの持ってたけど、結局全然使わなくて捨てたなぁ」と物欲に一度ブレーキを効かせられる場面が増えました。

シンプルな服が好きになった

着なくなったけど何となく捨てられなくて仕舞っていた服や靴など、2軍以下の衣類を思い切って手放しました。

手放した服をよくよく見てみると、服のレパートリーが変わって他の服との組み合わせが難し色や柄物が多かったです。

断捨離後は、自然と無地の服や、組み合わせやすいモノトーンの服を好んで着るようになりました。

最近は意識的に黒でファッションや小物を統一するようにしています。

「黒ばっかり」というといかにも洒落っ気がないように思えますが、
黒で統一したコーディネートは全体的に引き締まった印象になり、挿し色を入れても映えやすいです。

気に入っているのでしばらく黒コーディネートを続けてみようと思っています。

会社でデスクが片付くようになった

家で実践した断捨離を会社の自分のデスクで実践してみたのですが、その結果デスク周りがめちゃくちゃ片付いて仕事がしやすくなりました。

デスクの上や引き出しの中って、仕事しているうちに余計なものがどんどん溜まっていきます。

すでに出番を終えた紙の資料、取引先からもらったパンフレット、いつか勉強のために読もうと思っていた本、必要以上の文房具や工具…

明らかに不要なモノなのに「いつか必要かも」というあいまいな理由でため込んでいました。
しかしただでさえ広くないデスクスペースを、不要なもので埋めているのは本当にもったいないことだと気づきました。

なので「必要かも」ではなく「絶対必要」というモノ以外は徹底的に捨てるか、適切な場所ん収納するようにしたのです。

特に有効だったのは、紙の資料をスキャナなどでデータ化し、再印刷可能な紙の資料を潔くすべて捨てたことです。
紙というのは1枚1枚は薄いですが、油断してるとたくさんたまって重くかさばるので、紙の資料は基本的にデータ化した方がいいですね。

自分にとって大切なものが分かりやすくなった

思い切っていろんなものを手放したわけですが、今のところ「あれ捨てなければよかったー!」と後悔するようなものはありません。

つまり、私は断捨離するまで「さほど大切ではないモノ」に囲まれて暮らしていたわけです。

モノというのは持つほどコストがかかります。
入手するためのお金や手間、メンテナンスの手間、収納スペースに対する家賃などなど…。

時間やお金、エネルギーなど人生のリソースは有限です。
貴重なリソースを、自分にとってさほど大切ではないもののために浪費するのはもったいないなと感じました。
大切なお金やエネルギーは、自分にとって本当に大切なものに集中させるべきでしょう。

断捨離を通じて今の自分の生活や価値観を見つめ、必要なモノを見極め、それ以外を潔く手放すことでことで、
今の自分にとって大切なモノにエネルギーを注ぐことができるようになったと思います。

「モノが減る」以上のメリットがあった

「まぁちょっとモノを減らしてみるかー」となんとなく始めてみた断捨離でしたが、
実際にモノを手放していく過程で今の自分の価値観や過去の買い物の失敗と向き合うことができました。

その過程で今の自分にとって大切なものが少しずつ明確になっていき、気づけば自分の周りには心からのお気に入りものばかりになっていました。

余計なものがなく、自分にとって1軍のものに囲まれている環境というのは本当に心地よいものです。

モノを手放すというのは最初の1歩を踏み出すのに少し勇気がいるかもしれませんが、始めてみると結構勢いに乗ってきて楽しくなってきます。

ただ捨てるだけでなく、メルカリなどに出品すればお小遣いも手に入るので丸っきり無駄になるわけではありません。

もし、家の片づけやモノの管理が大変だと思っている人、余計な出費を減らしたいなーと感じている人は、まずは少しからでもいいので断捨離をしてみると生活が変わり始めるかもしれません。

ハンガーにかかった洋服と帽子

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