最近一気に気温が上がってきたのでクーラーを解禁したわけですが、どうもエアコンからカビくさい嫌な臭いがします。
現在の賃貸に引っ越してきて3年ほど経ちますが、そういえば一度もエアコンクリーニングをしていませんでした…
かなり鼻につくにおいで、0歳の赤ちゃんもいるため、もしエアコンが原因で体に悪影響があったら嫌だなと思い、このたび初めて業者にエアコンクリーニングを依頼しました。
自分でクリーニングする考えも一瞬よぎりましたが、過去に苦い思い出があったので今回は業者にお願いすることにしました。
業者のエアコンクリーニングはコストパフォーマンスも含めて満足度が高かったのでおすすめです。
今回は、エアコンクリーニングを自分でやらない方がいい理由と、業者によるクリーニングがいかに効果的で、満足度が高い理由を解説します。
私も実際に「くらしのマーケット」というサービスからエアコンクリーニングを依頼してみたので、その時の様子や感想もあわせてご紹介します。
- 素人のエアコンクリーニングは分解、組立で故障するリスクがあり、そもそも綺麗することも難しいため無駄な労力になりやすい。
- 業者のクリーニングはエアコン機種ごとに適切に分解、組立してくれるため故障リスクが少なく、高圧洗浄機を用いてエアコンの奥までしっかり綺麗になるためおすすめ。
- クリーニング費用も通常の家庭用エアコンなら6000円前後から可能。
- くらしのマーケットなら事前に口コミや費用を確認しながら依頼業者を選ぶことができるため、優秀で人気のある業者に作業を依頼することが可能。
エアコンクリーニングを自分でやらない方がいい理由
最初に言っておくと、エアコンクリーニングは自分でやらない方がいいです。
よほどの理由がない限り、エアコンクリーニングは業者にお願いしましょう。
私自身、一度費用をケチって自分でエアコン掃除をやってみたことがあるのですが、労力もかかりますし全然綺麗にならないしで完全に時間と労力を無駄にしてしまいました。
まずはエアコンクリーニングを自分でやらない方がいい具体的な理由について解説します。
素人のエアコン分解・組立は故障リスクがあるから
当然ですがエアコンを奥の方まで綺麗にするためにはエアコンを分解する必要があります。
カバーやフィルター、必要に応じて内部の配線なども取り外す必要があるのですが、正しい取り外し方、組み立て方を知らないと部品が破損したり最悪の場合エアコン自体が故障するリスクがあります。
特に賃貸にお住いの人は、エアコンが大家さん側の持ち物であることが多いため、勝手に分解して壊してしまった場合は弁償することになる可能性が高いです。
業者のエアコンクリーニング代は高くても1万円前後です。
その費用をケチって数万円のエアコンを弁償することになっては割に合いませんよね…
そもそも自前では根本的に綺麗にするのが難しいから
そもそもですが、市販のエアコンクリーナースプレーなどを使って自前でクリーニングをしても根本的に綺麗にするのは難しいです。
なぜなら、スプレー程度の洗浄剤の量では汚れをエアコン本体の外に完全に排出できず、エアコン内に汚れが残り続けるからです。
エアコンクリーナーの内容量は1本400mL前後ですが、このくらいの量では汚れを多少浮かせてその場からはがすことは出来ても、エアコンの外まで完全に排出するには量が足りません。
なので結局エアコンの中に汚れが残ってしまうばかりか、
エアコン洗浄スプレーは安易に使うと状況が悪化する可能性があるため注意が必要です。
エアコンが汚れる理由
そもそもなぜエアコンは汚れてしまうのでしょうか?
綺麗にするためにはエアコンが汚れてしまうメカニズムと、汚れの正体について知っておく必要があります。
結論からいうと、エアコンの汚れはおおよそ以下の3種類に分類されます。
- ほこり汚れ
- 油分を含むベタベタ汚れ
- カビ汚れ
なぜ空気が通るだけのエアコンでこのような汚れが発生してしまうのでしょうか?
空気中のほこりや油分を吸い込むから
エアコン内のほこり汚れやベタベタ汚れは空気中のほこりや油分が原因です。
エアコンは室内の空気を取り込んで、その空気を冷やしたり暖めたりして室内に戻します。
空気を吸い込む構造上、どうしても室内のほこりを一緒に取り込みやすいので、エアコン内部にもほこりが貯まりやすいのです。
なのでキッチン周辺にあるエアコンの汚れは頑固な汚れになりやすいです。
エアコン内部で生じた水分でカビが発生するから
クーラー機能を使用しているときには、空気が冷やされることでエアコン内部で水滴が発生します。
基本的にはこれらの水滴はドレンパンという水受けを通じて室外機側に排出されますが、それでも微量の水がエアコン内部に残ります。
最近はクーラーOFF後に自動的に送風運転してエアコン内部を乾燥してくれるエアコンもありますが、それでもカビを完全に防止するのは難しいですね…
エアコンが汚れるとどうなる?
エアコンから嫌なニオイが発生する
エアコン内部がほこりやカビで汚れると、エアコンから出てくる風から嫌なにおいがするようになります。
エアコンを稼働するたびに部屋に嫌なにおいが充満してしまうため、生活の質が落ちることになります。
また、カビの生えたエアコンを使い続けると部屋中にカビの胞子を拡散することにもなるため、くしゃみや咳、ひどい場合にはアレルギー疾患や肺炎につながるリスクもあります。
電気代が上がる
エアコンのフィルターにほこりが詰まると、空気の流れが悪くなります。
また、エアコン内部の熱交換器部分にほこりが溜まると、空気を効率よく冷やしたり温めたりすることができなくなります。
内部の汚れによりエアコンのエネルギー効率が落ちるため、電気代が上がってしまうのです。
特に最近はインフレで光熱費の基本料金自体が上がっているので、さらに電気代が上がってしまうのは痛いですね…
業者クリーニングの手順
自分でエアコンクリーニングをする場合は、届く範囲で拭き掃除をしたり、エアコンスプレーを使用して掃除するくらいの作業しかできません。
それでは、業者によるエアコンクリーニングの作業は、素人のクリーニングと何が違うのでしょうか。
ここからは、業者のエアコンクリーニングの具体的な手順について解説します。
分解・養生
まずはエアコンカバーやフィルター、内部のパーツなどを取り外します。
エアコンメーカーの機種ごとにパーツが異なっており、電装品の分解なども必要になるため知識と経験が必要です。
また、この後の洗浄工程で電装周りや壁に水や洗浄剤が飛散しないように、大きなビニールなどで周囲を養生します。
高圧洗浄
専用の洗浄剤でエアコン内部に吹きかけて汚れを浮かせた後、高圧洗浄機と大量の水を使って汚れを洗い流していきます。
洗浄剤と高圧水流により、市販のエアコンクリーナーとは比べ物にならないくらい汚れが落ちます。
そして大量の水を使用することで汚れを確実にエアコン本体の外に排出できます。
汚れと水はあらかじめ養生しておいたビニールに沿ってバケツに集められまるため、室内が濡れる心配もありません。
素人のクリーニングと業者クリーニングの最大の違いはこの高圧洗浄の工程と言えます。
汚れの落ち方が段違いです。
カバー類の洗浄
エアコン本体の洗浄が終わったら、次は取り外したカバーやフィルターを水洗いします。
手作業でカバーに付いたほこりやカビ汚れを丁寧に洗い落としてくれます。
カバー類を洗うときは各家庭のお風呂場などを借りることが多いようです。
拭き上げ・取付
洗ったパーツを拭き上げたら、エアコン本体に付け戻し動作確認して養生を取り外したら作業完了です。
通常の家庭用エアコンであれば1台1時間くらいでクリーニングは完了します。
実際に業者にエアコンクリーニングをやってもらった感想
ここからは、実際に私が業者にエアコンクリーニングをやってもらったときの様子やその後の感想について書いていきます。
エアコンクリーニングの依頼は初めてだったので、くらしのマーケットというサービスから口コミや費用などを比較しながら業者を探して依頼してみました。
今回私が依頼した時の費用などは以下の通りです。
金額についてはキャンペーン期間だったこともあり、相場よりも少し安いくらいだと思います。
依頼内容 | エアコンクリーニング |
基本作業費 | ¥6,000 × 2台 |
オプション | お掃除機能付きエアコン:5000円(1台) 消臭抗菌コート:500円×2台 |
合計金額 | ¥18,000 |
作業が手際よくスピーディー
私が依頼した業者さんはとても手際よく作業していただけました。
2台のエアコンのうち1台はフィルター掃除機能付きのエアコンで分解と付け戻しが複雑な機種だったのですが、2台合わせてだいたい2時間半くらいで全作業が終わりました。
業者さんの態度なども友好的で、エアコンのことで気になることを質問したりしても丁寧に回答してもらえました。
おすすめのエアコンメーカーなども教えてもらえて、とても勉強になりました!
エアコン内部までしっかり綺麗になっていた
クリーニング後にバケツに回収した洗浄水を見てみると、白いバケツの底が見えないくらい真っ黒に濁っていました。
これほどの汚れがエアコンの中にあったと考えるとゾッとしますね…
作業後にエアコン内部をのぞき込んでみると、ファンの奥の方までつるつるになっており、また気になっていた嫌な臭いも完全になくなっていました。
養生が丁寧で、作業後の室内の汚れもなかった
作業後にエアコンの周辺を確認してみましたが、洗浄水のシミや汚れなどは全くありませんでした。
ビニールとタオルを使って丁寧に養生したうえで作業してもらえたため、クリーニングによって室内に水や洗浄液が飛び散ることはなかったです。
作業費も事前に依頼した通りの額面だった
作業後に請求された費用も、事前にお願いしていた額面どおりでした。
エアコンクリーニング業者の中には作業後に水増し請求する悪徳業者もいるという話も聞いたことがありましたが、今回はそういった請求トラブルなどもなく、無事に精算まで終わることが出来ました。
業者さんいわく、業者側は現地でエアコンを見るまでメーカーや型式が分からない場合が多く、複雑な分解を要するエアコンであった場合にはやむを得ず追加費用を請求する場合があるそうです。
なので、依頼する段階で予め業者側にエアコンの型式・年式を伝えておくと、作業後に追加費用を請求されるといったトラブルを避けることが出来ます。
エアコンクリーニングなら「くらしのマーケット」がおすすめ
初めて業者にエアコンクリーニングを依頼しましたが、1台当たり6000円、作業時間1時間で1年分の快適な空間を維持できると思ったらコストパフォーマンス最高の投資だなと思います。
今後は少なくとも2年に1回くらいはエアコンクリーニングを依頼しようと思います!
今回、くらしのマーケットを通じてエアコンクリーニングを依頼しましたが、多くの登録業者の中から費用や口コミを比較しながら依頼業者を選ぶことが出来たので安心感がありました。
掲載されている口コミは、作業後に依頼主に送られるメール経由でしか投稿できません。
なので業者による自演レビューもできないため、口コミの信頼性も高いです。
各種キャンペーンにより、料金が割引になっている期間もあるためぜひチェックしてみてください!
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- 素人のエアコンクリーニングは分解、組立で故障するリスクがあり、そもそも綺麗することも難しいため無駄な労力になりやすい。
- 業者のクリーニングはエアコン機種ごとに適切に分解、組立してくれるため故障リスクが少なく、高圧洗浄機を用いてエアコンの奥までしっかり綺麗になるためおすすめ。
- クリーニング費用も通常の家庭用エアコンなら6000円前後から可能。
- くらしのマーケットなら事前に口コミや費用を確認しながら依頼業者を選ぶことができるため、優秀で人気のある業者に作業を依頼することが可能。