- 財布を小さくするメリット・デメリットを知りたい
- 財布を小さくするには具体的にどうすればいいのか知りたい
財布は日常生活に欠かせないアイテムですが、あまりにも大きいと重く感じたり、邪魔に感じたりすることがあります。
しかし、財布を小さくすることで、身軽に外出できるだけでなく、財布自体の価格を安く抑えたり、お金の管理がしやすくなったりするメリットがあります。
私自身も、ミニマリズムに出会って生活の中に取り入れ、財布の中身を断捨離して小さな財布を使うメリットを実感しています。
この記事では、財布を小さくするメリットとその具体的方法について紹介します。
財布を小さくすると身軽に外出できるようになります。
財布の中身を断捨離する過程でお金の流れが見えやすくなり、家計改善にもつながるためオススメです。
日常的に必要な財布の中身は実は少ない
皆さんの財布の中にはどんなものが入っているでしょうか?
紙幣、小銭、クレジットカード、キャッシュカード、免許証、保険証、病院の診察券、秋葉原のメイドさんの名刺、ジムや映画館の会員証、レシート、ポイントカード、etc…
いろんなものでパンパンになっていませんか?
私も数年前まで財布の中にいろんなものを入れていてカオス状態でした。
レシートこそこまめに捨てていましたが、使用頻度の低いカード類がまとめて入っていて膨らんでいたのです。
しかし、家の中の断捨離にハマっていた時期に財布の中を見て気づきました。
「実際に出先で使う財布の中身ってほんの一握りだな」と。
そこで、外出するときに毎回持っていく必要があるもの、いわば「レギュラーメンバー」だけを財布の中に残して、他のものは全て取り出してみました。
すると財布の中に残ったのは以下のものだけでした。
- クレジットカード2枚(個人用・家計決済用)
- 玄関のカードキー1枚
- 免許証1枚
- 保険証1枚
- 現金(10000円程度)
たったこれだけです。
まとめれば余裕で片手にすっぽりと収まるサイズ感でした。
残りは使用頻度が少なく、毎日持ち歩く必要性は全くないものばかりだったわけです。
そこで初めて、わざわざ大きい長財布を使う必要はないと気づいたため、
私は早速ネットでデザインの好きなコンパクトな財布を探して買いました。
カードが5~6枚入るだけのシンプルな財布ですが、とても気に入っていて愛用しています。
余分なカード類を持ち歩いていると紛失時に面倒
念のため誤解の無いように言っておきますが、私は長財布などの大きい財布を使うことがダメだと思っているわけではありません。
しかし私自身、長財布を使っている頃に財布を紛失してしまって、不要なキャッシュカードやクレジットカードのまで持ち歩いていたため必要以上の停止処理、再発行処理などに追われて大変な目にあった苦い思い出があります。
その時は、「不注意だったなー」くらいにしか思っていませんでした。
しかし小さな財布を使い始めてからは、わざわざ使用頻度の低いカード類を財布に入れたまま持ち歩いて、紛失のリスクに晒すのは合理的じゃないなーと思ったのです。
財布を小さくするメリット
財布を小さくして2年ほど経つのですが、特に不便さを感じることもなく、むしろとても快適なため財布を小さくしてよかったなと感じています。
ここからは私が実感した、財布を小さくするメリットについて解説します。
身軽に外出できる
外出時の手荷物が少なくなることが大きなメリットだと感じています。
ちょっとした外出なら、バッグも持たずにスマホと財布だけをポケットに入れて出かけることが出来ます。
長財布でもポケットに入らなくはないですが、ポケットが盛大に膨らんで不格好ですし、はみ出す分落としたり盗まれたりするリスクもあります。
バッグを持たずに手ぶらで身軽に出かけやすくなるため、外出先のイベントや景色などにより集中しやすくなるのがいいですね。
バッグの有無なんて、人によってはささやかな違いに感じるかもしれませんが、
私は手ぶらで外出するのがとても身軽に感じて好きです。
小さい財布は価格が安い
小さい財布はそれだけ原材料となる皮の使用量が少なかったり、加工コストが小さく済むため、同じくらいの品質の長財布と比較すると価格が安い傾向にあります。
言い換えれば、同じ予算なら長財布よりもワンランク上の財布を買うことも可能です。
財布選びの選択肢が広がるため、革製品やブランドが好きな人にも財布を小さくすることはおすすめですね。
お金の流れが見えやすくなる
詳しくは後述しますが、財布を小さくする過程で不要なクレジットカードやキャッシュカードを財布から取り出す作業が発生します。
これにより、日常的に使用するクレジットカードや銀行口座が自然と限定されるため、決済の手段が集約されてお金の流れが分かりやすくなります。
多くのクレジットカードや銀行口座を持っているとそれぞれの支出を把握するのが煩雑になりがちですが、財布を小さくすることでお金の流れが集約されて自然と家計管理がしやすくなります。
財布を小さくするデメリット
まれに必要なカード類を持ち出し忘れることがある
私の場合、財布を小さくしたことで使用頻度の低いカードは自宅で別保管するようになりました。
具体的には映画館の会員証や病院の診察券などですね。
これらは必要な時のみ持ち出すようにしているのですが、急いでいるときなどに忘れてしまうことがあり、出先で持っていないことに気付くことがまれにありました。
とはいえ、会員証や診察券などはなかったところで受付で説明すれば会員情報を照会してくれるため、致命的に困ることはありませんでした。
財布を小さくするための具体的な方法
キャッシュレス決済を使う
財布を小さくする具体的な方法としては、クレジットカードや電子マネーなどのキャッシュレス決済を積極的に使うことが挙げられます。
クレジットカードや電子マネーなどを利用することで、財布に入れる現金を減らすことができます。
また、最近ではスマホ決済の手段も豊富なため、スマホさえあればクレジットカードすら持ち歩かなくても問題ないことも多いです。
小銭を持ち歩かない
財布が重くなる一番の原因は財布の中の小銭が増えることです。
私の場合はキャッシュレス決済をメインで使うようにしたため、一切の小銭を財布に入れないようにしました。
もし外出先でお札を使用して小銭が発生した場合は、帰宅後に小銭用のポーチに移して自宅保管しています。
財布には小銭は入れてませんが、駐車場などで現金でしか清算できない場所がたまにあるため、緊急用に車の中いくらかの小銭を常備するようにしています。
ポイントカードを捨てる
私としては、ポイントカードの大半は捨ててしまって問題ないです。
ポイントカードはたくさん持っていると財布の中が詰まってしまいます。
ポイントカードは一見お得なようですが、実際は店やサービスのリピーターを増やすためのマーケティング戦略の一環でしかありません。
ポイントを貯める手間に対して得られるリターンが小さいですし、ポイント目的で買い物をするというのも本末転倒だなと感じます。
必要のないカードは捨てて、スマートフォンアプリなどでポイント管理をするようにしましょう。
日常的に使う店や、クレジットカードのポイントなど決済時に勝手にたまるようなポイントはむしろ有効活用すると良いと思います!
診察券や会員証は別保管しておく
前述しましたが、会員証や診察券なども必要な時だけ財布に入れるようにしましょう。
定期的に整理して、必要のないものは家に置くようにすると、財布を小さくすることができます。
会員証以外にも、普段使わないクレジットカードやキャッシュカードも家に置いておくことで、紛失のリスクを最小限にできます。
レシートを捨てて家計管理アプリを使う
レシートをたくさん持っていると財布の中が詰まってしまいます。
必要なもの以外はすぐに捨て、家計管理アプリなどで支出管理をするようにしましょう。
「マネーフォワード」を使用すれば、クレジットカードや銀行口座を連携することで自動的に家計簿をつけることができるためお金の出入りが簡単に可視化できて超便利です。
過去に記事も書いているため、よかったらそちらも読んでみてください。
おすすめの小さい財布
オロビアンコ パスケース
私が現在使用している財布の後継モデルです。
厳密には財布ではなくパスケースなのですが、小銭入れのスペースが無いコンパクトなものが欲しかったのでこれを買いました。
私の家の鍵はカードキーのため、財布をパッと開いてドアに当てることができるのもとても使い勝手がいいです。
アブラサス 薄い財布
コンパクトな財布の中ではNo.1の機能性と小ささを誇るアブラサスの薄い財布です。
財布が厚くならないように皮のレイアウトが工夫されており、カード5枚、コイン10枚、お札10枚を入れても、財布の厚さはわずか約13mmというコンパクトさです。
このコンパクトさで小銭や鍵が入るスペースまであるのですから驚きです。
次に財布を買うとしたらアブラサスの財布を買おうかなと考えています。
以上、今回は財布を小さくするメリットとその具体的方法について紹介しました。
身軽に外出したい、価格を抑えたい、お金の管理をしやすくしたいという方は、ぜひ実践してみてください!