皆さんは家計管理、やっていますか？
急な出費に備えたり、老後への貯蓄や資産形成を進めていくためには、誰でも家計管理は必須だと私は考えています。
しかし、かくいう私は社会人になるまでほとんど家計管理をしていませんでした。
というか、社会人になって会社からお給料をもらうようになってからも、ちゃんと毎月のお金の収支を把握できていなかったのです。
しかし社会人３年目で結婚して家庭を持つようになると、家計も含めてお金の管理と向き合わなくてはならない場面が多くなりました。
とはいえ手動で家計簿つけるなんて面倒くさすぎて続けられたものではありません。
何か良い方法はないものかと探していたところ、面倒くさがりな私にもうってつけの家計簿アプリが見つかりました！
それが家計簿アプリの「マネーフォワード」です！
すでに2年ほどこのアプリの有料版を使っていますが、抜群に使いやすいので今回は私が２年間使ってみて感じたメリットやデメリットをご紹介していきます。
そもそも家計簿をつけることのメリットは？
家計簿をつけることのメリットはズバリ「自分が何にお金を使ったか振り返ることができること」です。
私がまだ家計簿をつけていなかった頃も、クレジットカードのアプリから明細を確認して「いくらくらい使ったか」は確認していました。
しかし、クレジットカードの明細って大雑把な情報しか書いておらず、買った品目まで細かく記載されていないことが多いです。
なので自分が何にお金を使ったのか、明細を見ても思い出せないことが多くありました。
家計簿をつけていれば、自分が「何に」「いくら払ったのか」を後から振り返ることができます。
そうすることで「うわ、気にしたことなかったけどめっちゃ外食に金使ってるやん！」とか「ソシャゲに課金しすぎたわ…」みたいなことが数字で明確に分かるんですよね。
もしあなたが、なかなかお金貯まらないなーと感じているなら、家計改善のためにこういった振り返りと反省が必要かもしれません。
「マネーフォワード」とは
マネーフォワードは、一言でいうと「家計簿自動作成アプリ」です。
ただの家計簿アプリなら他にもたくさんありますが、マネーフォワードの良いところはその機能の充実さと使い勝手の良さにあります。
- 家計簿を自動で作成してくれる
- 連携できる金融機関が豊富
- デザインが見やすく、操作性が良い
①家計簿を自動で作成してくれる
マネーフォワードは、自分が持っているクレジットカードや銀行口座を連携することで、自動的にその収入や支出を分析して家計簿を作成してくれます。
この機能こそがマネーフォワードの真骨頂と言って過言ではありません。
さらにすごいのは、その決済の情報からその内容を「食料品」や「交通費」のように自動的に分類してくれるのです。
これにより、家計簿の中で自動的に出費がカテゴリ分けされていき、月末にはその月の収支と、収入、支出の内訳がきれいに整理された家計簿が出来上がります。
カテゴリ分けが上手くいかない時もありますが、手動で修正することもでき、次回同様の決済があると自動的に修正してくれたりと、少しづつカテゴリ分けの精度が上がってきます。
また、現金での出費があってもレシート撮影による画像認識や、手入力することもできるため問題ありません。
キャッシュレス決済をメインで使う人であれば自動的に家計簿が完成するため、面倒くさがりな人にもうってつけと言えるでしょう。
②連携できる金融機関が豊富
マネーフォワードの使いやすさを支えているのは、とにかく連携できる金融機関が多いことが要因と考えます。
家計簿の自動作成アプリは他にもいろいろあるのですが、マイナーな銀行とかクレジットカードが対応していなかったりして、家計を網羅できなかったりするんですよね。
その点、マネーフォワードは対応している金融機関はおそらく家計簿アプリの中でも隋一に多いです。
さらに言うと、銀行やクレカだけでなく、証券会社や仮想通貨取引所、保険会社、プリペイドカード、ポイントカードまで連携できるため、家計簿のみならず自分の資産を丸ごと見える化することが出来てしまいます。
③デザインが見やすく、操作性が良い
家計簿というと、どうしても数字が多くごちゃごちゃして無機質な印象になりがちですが、マネーフォワードのアプリはデザインやレイアウトがとにかく見やすいのが特徴です。
家計簿は出費のカテゴリごとに色分けされていたり、グラフなどを用いて直感的・視覚的に分かりやすく家計簿が作られています。
アプリ内も情報ごとにタブが分かれていて、一つのページあたりの情報量もちょうどよく、アプリの動作も軽いためとても快適に使用することが出来ます。
無料版と有料版の違い
マネーフォワードは無料で使用することが出来ますが、有料版（プレミアム会員）の方が機能が充実しているため個人的には有料版がおすすめです。
1か月500円とコストはかかりますが、裏を返すと月にたったの500円で自分の家計・資産状況を管理してくれるコンシェルジュを雇える考えれば安いもんかなと思います。
無料版と有料版の違いはざっくり以下の通りです。
| 無料会員 | プレミアム会員 | |
|---|---|---|
| 月額 | ０円 | 500円 |
| データ閲覧可能期間 | 過去１年分 | 制限なし |
| 連携可能数 | 10件まで | 制限なし |
| グループ作成 | 1件まで | 制限なし |
「グループ」とは、簡単に言うと口座のカテゴリ分けのような機能です。
家計用のクレジットカードや銀行口座と、個人で使う口座で分けて家計簿をつけたいといった場合に便利な機能になります。
私は使い始めてすぐにその便利さに惚れ込んでプレミアム会員になりました。
有料版で個人的に便利だなーと感じているのは、自分の資産状況や推移をグラフで表示してくれる機能ですね。
自分の資産の現金と証券の比率などが一目でわかるので、投資割合の調整などにも役立ちます。
無料版から始めてみるのがおすすめ
初めてマネーフォワードを使う人は無料版から気楽に使ってみるとよいと思います。
まずは手持ちのクレジットカードやキャッシュレス決済を連携させて、毎月に何にいくら使っているのかを把握することで家計改善の第一歩が始まります。
自分では浪費しているつもりが無くても、意外と無意識のうちに財布のひもが緩くなっていることはあるものです。
家計簿アプリで客観的に自分の支出を見直すことで、それに気づくことが出来るかもしれません。
お気軽でもがっつりでも、家計管理を始めたいと思った人の強い味方になってくれると思うので、もし気になったらぜひインストールしてみてください。
