『モンスターハンターワイルズ』のベンチマークソフトがリリースされたので早速YouTubeで生配信しながら試してみました!
ベンチマークソフトとは簡単に言うとゲームと同じ環境を再現した無料のシミュレーションソフトで、ゲームがそのPCでちゃんと動くかを確認できるわけです。
もともと要求スペックが高いことで話題になっていた本作。
私も第1回オープンベータテストで旧PCでは性能が足りないことを痛感し、PCをアップグレードしていました。
今回ベンチマークを回していろいろ分かったこと、感じたことがあるのでまとめていこうと思います。
モンハンワイルズ用のPCを買うなら
ゲーミングPC専門店のMDL.makeがおすすめ!

CPU | AMD Ryzen 7 5700X |
グラフィックボード | NVIDIA GeForce RTX 4070 |
メモリ | 16GB |
SSD | 500GB(M.2 Gen4) |
電源 | 650W |
CPUクーラー | CPU純正空冷クーラー |
OS | Windows 11 Pro |
【2025年2月限定価格】¥186,800 ¥193,800
- ワイルズ推奨スペックより余裕のある性能
- メモリやSSDの増設など豊富なオプション
- 相場よりも15%もお買い得な価格
- 無償修理保証やLINEサポートなど安心の保証体制

余裕あるゲーミングPCで最高の狩猟体験を!
推奨スペックが緩和
ベンチマークソフトのリリースと同時に、製品版の推奨スペックも公開されました。
CPUとグラフィックボードの性能が大幅に緩和されています。
OBTの時からPC版の要求スペックが高いことでプレイヤーがざわついており、その後の公式生放送でも「スペックの緩和を検討する」とのコメントがされていました。
約束通り、それが実現した形になりましたね。

信じてたぜカプコン…
ベンチマークでの推奨スペックはこんな感じ。(公式サイトはこちら)

OBTと製品版での推奨環境の違いはこんな感じです。
OBT | 製品版(ベンチマーク) | 備考 | |
CPU | Core i5-11600K Core i5-12400 Ryzen 5 3600X Ryzen 5 5500 | Core i5-10400 Core i3-12100 Ryzen 5 3600 | 約40%性能緩和 |
メモリ | 16GB | 16GB | ー |
グラフィックカード | RTX2070 Super RTX4060 RTX6700XT | RTX2060 Super RTX6600 | 約17%性能緩和 |
VRAM | 8GB | 8GB以上必須 | ー |
- CPU性能が約40%緩和
-
もともとOBT時点ではCPUにCore i5-11600Kなど、PassMarkスコアが20000前後のものが要求されていました。製品版ではCore i5-10400やCore i3-12100(PassMarkスコア13000前後)と約40%も緩和されています。
これなら安価なCPUのゲーミングPCでもプレイできそうですね。
- グラボ性能も約17%緩和
-
OBT時点ではRTX4060と最新世代のグラボが要求されていて話題になりました。
しかし製品版ではRTX4060の記載は削除され、さらに併記されていたRTX2070 SuperもRTX2060 Superに緩和されています。
グラフィックボードの性能スコアで考えると約17%の緩和です。後述しますがFSRへの最適化が進んだこともグラボ緩和の要因になったんじゃないかと推測しています。
なんにせよ、要求スペックが軽くなるのはユーザーとして本当にうれしいことです。 - VRAMは8GB以上が「必須」に
-
VRAMはグラフィックボードに内蔵された映像処理専用のメモリのこと。もともと「8GB」と記載されていたのが、「8GB以上必須」と強調されるようになりました。
モンハンワイルズは高グラフィックで重いゲームなので、映像処理にかなりのVRAMを食うことが予想されます。
確かに私がベンチマークをした時も、6GBくらいは平気で食っていたので8GB以上が必須なのは頷けるかもしれません。
Core i7 12700K × RTX4070Superのベンチ結果
前置きが長くなりましたが、さっそくベンチマーク結果を見ていきましょう。

私のPCの構成はこんな感じです。
グラフィックボード | ASUS RTX4070 Super |
CPU | Intel Core i7 12700K |
マザーボード | ASUS Z790 GAMING WIFI7 (パソコン工房限定モデル) |
CPUクーラー | DEEPCOOL AK400 |
メモリ | CORSAIR DDR5-5200MHz 16GB×2 |
SSD | Crucial P3plus 1TB |
電源装置 | 玄人志向 80Plus GOLD 750W ATX 電源 |
PCケース | CORSAIR 4000D |
ベンチ結果はこんな感じ。
解像度 | グラフィック 設定 | アップスケール | フレーム生成 | スコア | 平均fps |
---|---|---|---|---|---|
フルHD (1920×1080) | ウルトラ | DLSS | ON | 24555 | 145.28 |
DLSS | OFF | 29767 | 87.86 | ||
FSR | ON | 26744 | 157.52 | ||
中 | DLSS | ON | 30558 | 178.46 | |
FSR | ON | 30527 | 178.72 | ||
最低 | DLSS | ON | 33076 | 194.08 | |
4K (3840×2160) | ウルトラ | DLSS | ON | 12743 | 75.53 |
中 | DLSS | ON | 17556 | 102.56 | |
最低 | DLSS | ON | 21775 | 127.58 |


さすがのRTX4070Super、フルHDであれば画質ウルトラでも余裕でプレイできます。
フルHDではウルトラ画質でも余裕で遊べそうです。
思いのほか4Kでも頑張っていて、ウルトラ画質でもそこそこ遊べそうでした。
しかし、いくら4Kでもグラフィック設定を中以下に落としてプレイするのはそもそも4Kの意味ないですね。
ウルトラ画質のフルHDで遊んだ方がプレイ体験が高いです。
実際のところ4Kの画質って40インチくらいの画面サイズでなければ違いを実感できないので、一般的な24インチ程度のゲーミングモニターならフルHDでしょう。
フレーム生成をOFFにすると平均フレームレートは下がりますがスコアはほぼ変わりません。むしろ上がる場合もあります。
おそらくGPUが素で描画したフレームをもとにスコアを算出しているのでしょう。
フレーム生成をOFFにすると素の描画のみでプレイされるのでスコアが上がる感触です。
フレーム生成はフレームレートを盛ることはできますが、フレームレートがやや不安定になる印象がありました。
局所的にガクッと下がったりするんですよね。
なので必要以上にフレームレートが出ている場合は、あえてフレーム生成をOFFするのも全然ありです。
ちなみにアップスケーリングをDLSSからFSRに変えた場合も、あまりスコアや平均fpsは変わりませんでした。
画質ウルトラと最低の比較で動画作ってます。
「ウルトラ」はさすがの画質ですね!
人物の肌の質感や、皮や金属の材料感がリアルです。
最低にすると、PS3のようなテクスチャになるためリアル感はかなり減ります…
最小環境でのプレイ
生配信を見てくださっていた視聴者のムラサメさん(@aritimurasame)が、Ryzen 5 3600 × GTX1660 Superという最低環境に限りなく近い構成でベンチマークを試してくださったのでここでご紹介します!
この構築でこれだけプレイできるなら、現行のグラボ積んでるPCなら大体プレイできそうな気がする…

要求スペックがかなり良心的なラインに落ちいたのではないでしょうか
ベンチマークをやってみた所感
最後に、ベンチマークソフトを触って感じた所感についてまとめていきます。
要求スペック緩和でプレイの敷居が下がった
公式が発表した製品版の推奨環境を見ても分かる通り、OBTの時よりもCPU、GPUの要求スペックが大幅に緩和されました。
実際に私がプレイした体感でも、XやYouTubeでいろいろな人のベンチ結果をみた限りでも確実にゲームが軽量化してプレイ環境の敷居が下がっています。
高性能PCを持っていたプレーヤーはさらにプレイ体験が向上しますし、OBT時点で推奨環境未満のPCしか持っていなかった人もプレイに参加できるようになるでしょう。
FSRの最適化がかなり進んでる
個人的に一番驚いたのは、FSRフレーム生成の最適化が格段に進んでいたこと。
OBT時点ではFSRのフレーム生成を使用すると残像感が酷く、あまり使い物にならない状態でした。
DLSSのフレーム生成に対応しているのはNVIDIAのRTX4000番台以降のため、それ以外のグラボでは満足にプレイできないのかと思われていましたね。
そのため、RTX3000番台以前のグラボや、Radeonなどグラボの選択肢は格段に広がったと言えるでしょう。

あれ?私がPCを新調した意味とは…?
個人的にはもう少しDLSSの最適化を進めてくれてもいいのでは?といった感触です。
フレーム生成ONだとフレームレートがやや不安定かも
フレーム生成をONにすると確かにフレームレートは盛れます。
しかしシーンごとにフレームレートの変動が結構あり、相対的にカクついて感じることもありました。
そのためある程度の性能のグラボを使っているのであれば、

個人的にはもう少しDLSSの最適化をしてほしいかも…
メモリ容量32GBあった方がよさげ
ワイルズの推奨環境ではメモリ16GBになっていますが、実際はPCのメモリ容量は32GBあった方がいいと思います。
少なくとも配信しながらワイルズをプレイするなら最低でも32GB必要です。
ワイルズのベンチマークの結構メモリ容量食うんですよね。
生配信しながらベンチマークをしている時、メモリ使用量が32GBのうち25GB前後稼働していました。
試しにベンチソフトを終了すると12GBくらいまで下がったので、単純に考えるとワイルズだけで10GB以上のメモリを使っていることになります。
これにブラウザや他のソフトが動いていると16GBのメモリはパンパンになるでしょう。
メモリは容量にある程度余力があった方がPCは快適に動くので、やはり32GBあったほうがいいと思います。
配信するときはHDR設定をオフにしよう
これはベンチマークと関係ないのですが、生配信している時に画面が白っぽくなる現象が起きていました。
白っぽくなっているのは配信画面だけで、私がプレイしている画面は綺麗なままです。
いろいろ原因を考えたところ、ゲーム内のHDR(ハイダイナミックレンジ)設定がONになっているせいだと判明。
HDRとは簡単に言うと色をより鮮やかに表現するための設定です。
これが対応していない機器やソフトに反映されると、色が変わってしまうみたい。

配信をする時には、映像トラブルを避けるためにHDR設定はOFFにした方が無難そうです。
【追記】第2回OBTを踏まえての所感
ベンチマークスコアとOBT環境はけっこう乖離がある
ベンチマークスコアを踏まえて2月7日から行われた第2回OBTをプレイしたのですが、正直ベンチマークで得られたほどのフレームレートは出ていませんでした。
正確に測ったわけではないですが、フルHD、ウルトラ品質、DLSSのフレーム生成をONにして120前後といったところでしょうか。
レ・ダウなどの大型モンスターと戦闘するときにはさらにフレームレートが下がります。
単純にOBTのゲームシステムが前回と同じで最適化前だからなのかは分かりません。
FSRの最適化も前回のOBT時のままなのか、残像感が残っていました。
製品版がどちらの環境に近いのかはまだ掴めませんが、確かにベンチマークでは大型モンスターとがっつり戦闘するシーンが無かったのですね。
ベンチマークのスコアだけを鵜呑みにしてゲーミングPCを調達するのもあまり良くないかもしれません。
グラボ性能に関してはやはりRTX4060の性能が一つのボーダーラインかなと思います。
モンハンワイルズ用のPCを買うなら
ゲーミングPC専門店のMDL.makeがおすすめ!

CPU | AMD Ryzen 7 5700X |
グラフィックボード | NVIDIA GeForce RTX 4070 |
メモリ | 16GB |
SSD | 500GB(M.2 Gen4) |
電源 | 650W |
CPUクーラー | CPU純正空冷クーラー |
OS | Windows 11 Pro |
【2025年2月限定価格】¥186,800 ¥193,800
- ワイルズ推奨スペックより余裕のある性能
- メモリやSSDの増設など豊富なオプション
- 相場よりも15%もお買い得な価格
- 無償修理保証やLINEサポートなど安心の保証体制

余裕あるゲーミングPCで最高の狩猟体験を!