「最近、ゲーム中にカクつくことが増えた……」
「ゲーミングPCの動作が遅くなった気がする……」
そんな悩みを感じたことはありませんか?
ゲーミングPCは高性能なマシンですが、永遠に使い続けられるわけではありません。
日々の使用環境やメンテナンスの有無、ゲームの負荷などによって、PCの寿命は大きく変わります。
快適なゲーム環境を維持するためには、ゲーミングPCの性質や寿命を正しく理解し、適切な対策をとることが重要です。
本記事では、ゲーミングPCの寿命の目安や、寿命が近づいたときのサイン、長持ちさせるための方法について詳しく解説していきます。
ゲームを快適にプレイし続けるためには、PCの状態をより良く保つことが大切。
ゲーミングPCの寿命を見極めながら賢くPCを管理しましょう!
ゲーミングPCの寿命は何年?
ゲーミングPCの寿命を一概に「〇年」と言い切るのは難しいですが、一般的に2~5年、最長でも10年くらいです。
これだけ幅があるのは、使用環境やメンテナンスの頻度、プレイするゲームのスペックによってパソコンにかかる負荷が大きく変わるからです。
そのため、少し場合分けをして考えると分かりやすくなります。
例えば、最新のAAAタイトル(大規模な高画質ゲーム)を最高設定で遊びたい人にとっては、2~3年ごとにPCのスペックが足りなくなることも珍しくありません。
一方で、軽量なゲームであれば性能進化を気にする必要が少なく、適切なメンテナンスさえしていれば5年以上使うことも可能です。
ここからは、もう少し詳しくゲーミングPCの寿命について、デスクトップPCとノートPCではどのくらいの寿命が見込めるのか、それぞれ解説していきます。
デスクトップPCの場合は2~5年くらい
最新ゲームを快適に遊べる性能の寿命は約2~3年
ゲーミングPCの性能寿命とは、「最新のゲームをストレスなく遊べる期間」のこと。
特に、グラフィックボード(GPU)はゲームのパフォーマンスに大きく影響するパーツで、最新のタイトルではGPUの性能不足が原因で動作がカクつくことも多いです。
ただし、画質や解像度の設定を調整すれば、もう少し長く使うことも可能です。
パーツなどの物理的な寿命は約5年
電源ユニットが劣化するとPCが突然シャットダウンされたり故障するリスクが高まり、データの破損などに繋がる可能性があるため注意が必要です。
SSD(ソリッドステートドライブ)は旧来のHDDよりも長持ちしますが、書き込み回数に制限があるため、頻繁に大容量のデータを読み書きするなど、負荷の高い使い方をするとは数年で劣化することもあります。
CPUやGPU、メモリは故障リスクが低いため5年以上使えることが多いですが、新しい規格が登場すると交換しづらくなるため、最新ゲームを遊びたいなら早めのアップグレードが必要になります。
CPUクーラーについては、空冷タイプを使用している場合は5年以上経過しても問題なく使用できます。
水冷タイプは約2年で内部の水が揮発したりポンプが故障するなどのトラブルが起きやすくなりますため、定期的なメンテナンスが必要です。
このように、PCパーツごとに寿命の目安が異なることを理解しておきましょう。
パーツ名 | 寿命の目安 | 補足 |
---|---|---|
CPU | 5年以上 | 性能は落ちにくいが、 新世代が登場すると陳腐化しやすい |
グラフィックボード(GPU) | 3~5年 | 最新ゲームを快適に遊ぶには2~3年で交換推奨 |
メモリ(RAM) | 5年以上 | 故障しにくいが、ゲームによっては 増設が必要になる場合も |
CPUクーラー | 空冷:5年以上 水冷:2~3年 | 冷却性能が落ちるため、定期的な清掃や交換が必要 |
マザーボード | 5~7年 | 故障しにくいが、新しいパーツと互換性が 無くなることがある |
SSD | 4~6年 | 故障しにくいが、書き込み回数に制限があるため 使用状況で寿命が変わる |
電源ユニット | 4~6年 | 劣化すると不安定になり、 突然のシャットダウンの原因になる |
ノートPCの場合は2~3年くらい
性能、パーツともに寿命は2~3年
ノートPCはデスクトップPCと比べるとパーツの交換が難しい構造です。
特にゲーミングノートPCは、発熱量の多い高性能なGPUやCPUを搭載している一方、冷却能力が低いため部品の劣化が早まりやすい特徴があります。
ゲーミングノートPCはバッテリーへの負荷も高く、約2~3年使用すると劣化して、充電の持ちが悪くなります。
バッテリーの劣化はPCのパフォーマンスにも影響を与えるため、バッテリー交換が難しいモデルでは本体ごと買い替える必要があります。
さらに、ノートPCはデスクトップと比べて冷却ファンや内部スペースが小さいため、ホコリが溜まりやすく、適切にメンテナンスをしないと熱がこもりやすい構造です。
ゲーミングPCの寿命が近い時のサイン
ゲーミングPCの寿命が近い場合、どのような症状が出るのでしょうか。
よくある症状はこんな感じです。
カクついたりフリーズしやすくなる
PCの性能が劣化すると、ゲーム中に頻繁にカクついたり、フリーズすることが多くなります。
特に、以前はスムーズに動作していたゲームでこのような症状が出る場合は、CPUやGPUの冷却不良や性能低下、ストレージの劣化、メモリ不足などが原因と考えられます。
PCから異音がする
ゲーミングPCはファンの回転音などの動作音がしますが、異常なカタカタ音や高音のノイズが聞こえる場合は注意が必要です。
ファンのベアリングが劣化している可能性や、ホコリの蓄積によって冷却効率が低下している可能性があります。
主電源を落としてから内部をエアダスターなどで清掃し、CPUファンやグラフィックボードなどのファンを指で回してみましょう。
回転が固かったり、異音がする場合はファンが壊れている可能性が高いので交換が必要になります。
PCが勝手にシャットダウンする
ゲームプレイ中やPC作業中に突然電源が落ちる場合、電源ユニットやマザーボードの故障、過熱による強制シャットダウンの可能性があります。
特に、負荷の高いゲーム中に落ちる場合は、CPUやGPUの温度が異常に上昇していることが原因かもしれません。
CPUグリスを塗りなおしたり、冷却対策や電源ユニットの交換を検討しましょう。
PCが異常に熱くなる
PC本体が異常に熱くなる場合、冷却機能が正常に働いていない可能性があります。
PC内部にホコリが詰まっている、CPUグリスが劣化している、ファンの回転が遅くなっているといった原因が考えられます。
定期的にエアダスターでホコリを除去し、必要ならサーマルペーストを塗り直すと改善することがあります。
バッテリー持ちが悪くなる
ノート型のゲーミングPCを使用している場合、バッテリーの持ちが極端に悪くなるのも寿命のサインです。
バッテリーの充電回数には限度があり、長年使用していると劣化して持続時間が短くなります。
バッテリー交換をすれば改善できますが、古いPCの場合は買い替えを検討するのも一つの選択肢です。
ゲーミングPCの寿命が短くなる原因
ゲーミングPCはパーツ寿命だけで考えれば約5年は使用できるものですが、適切な管理をしないとパーツの劣化が早まって寿命が短くなってしまいます。
では、どのような要因がゲーミングPCの寿命を縮めるのか解説します。
設置環境が汚れている
PCの周囲にホコリやゴミが多い環境では、内部にホコリが溜まりやすくなります。
PCのファンがホコリを吸い込み、PC内部に蓄積するためです。
ホコリがファンやヒートシンクに付着すると、冷却性能が低下し、CPUやGPUの温度が上昇してしまいます。
これが原因で、パーツの劣化が早まり、最悪の場合は熱暴走を引き起こしてPCが故障することもあります。
そのため定期的にエアダスターを使ってホコリを除去し、PCを清潔に保つことが重要です。

キッチンの近くなども油などの微粒子がPC内部に入りやすいので避けましょう…
部屋の湿度が高い
湿度が高い環境では、PC内部の電子部品が錆びたり、結露が発生してショートするリスクがあります。
特に、日本の梅雨時期や冬場の結露には注意が必要です。
湿気が多い場所にPCを設置している場合は、除湿機やエアコンを活用し、湿度を40~60%の範囲に保つようにしましょう。
また、PCを床に直置きすると床の湿気を吸いやすくなるため、スタンドを使用して高さを確保するのも有効です。
排熱が出来ていない
ゲーミングPCは高性能なパーツを搭載しているため発熱量が大きいです。
特に高性能なゲーミングPCは500W以上の電力を消費するものもあり、ちょっとした暖房器具くらいの排熱が発生します。
排熱がうまくできていないと、PC内部の温度が上昇し、CPUやGPU、電源ユニットなどの部品に負担がかかります。結果として、動作が不安定になったり、パーツの寿命が縮んだりする原因になるのです。
PCケースのエアフローを考慮してファンを適切に配置する、PCを壁や家具に密着させない、部屋の換気を良くするなどの対策を行いましょう。
高負荷の作業を長時間行う
ゲーミングPCは高負荷のゲームをプレイするために設計されていますが、長時間の高負荷作業はパーツの消耗を早めます。
通常のゲームであればあまり問題にはなりませんが、仮想通貨のマイニングなど高負荷の演算を24時間体制で行うような作業を行うとパーツの劣化が早まります。
高負荷のかかる作業を続ける場合は、適度に休憩を挟み、PCを冷やす時間を作ることが重要です。
どうしても高負荷の作業を長時間行う場合は、高性能なCPUクーラーや追加のケースファンを導入して冷却性能を強化するとダメージを軽減できるかもしれません。
ゲーミングPCの寿命を伸ばす方法
ゲーミングPCは適切な使い方やメンテナンスを行うことで、寿命を延ばすことができます。
ここでは、ゲーミングPCの寿命を伸ばすための具体的な方法について紹介します。
性能に余裕のあるPCを選ぶ
これはゲーミングPCを購入する時の話になりますが、ゲーミングPCを長く使うためには初めから性能に余裕のあるスペックを選ぶことが大切です。
ギリギリのスペックでは最新のゲームに対応しにくく、常にフル稼働する状態になるためパーツの劣化が早まります。特に、CPUやGPU、メモリは将来のゲーム要件を見越して余裕のあるスペックを選ぶと、長期間快適に使うことができます。
振動や衝撃を避ける
PCは精密機器のため、振動や衝撃には弱いです。稼働中に振動を受けるとデータ損失や故障のリスクが高まります。
頻繁にPCを移動させると振動で内部のパーツが緩んだり、配線が外れたりするリスクもあります。
ゲーミングPCは安定した場所に設置し、移動する際は慎重に扱うことが大切です。
熱がこもらない場所にPCを設置する
PCの寿命を縮める最大の要因の一つが「熱」です。
熱がこもりやすい狭いスペースにPCを置いたり、壁や家具に密着させたりすると、排熱がうまくできずにPC内部の温度が上昇します。
これによりCPUやGPUが過剰な熱を持ち、内部回路が急激に劣化してしまうのです。
PCの周囲には適度な空間を確保し、可能であればエアフローを考慮してケースファンを追加することで、冷却しやすい環境を保ちましょう。
部屋のホコリを掃除する
ホコリはPC内部に蓄積しやすく、ファンやヒートシンクに付着すると冷却性能が低下してしまいます。
これが原因で温度が上昇し、CPUやGPUに負荷がかかると、寿命が短くなります。
PCの周囲や部屋を定期的に掃除し、ホコリの発生を抑えることが大切です。
エアコンの吹き出し口付近やカーペットの上にPCを設置するとホコリが溜まりやすいので避けるのをお勧めします。
湿度の低い場所で使用する
湿度が高い環境では、PC内部の基板や電子部品が錆びたり、結露によるショートが発生する可能性があります。
特に、湿度の高い梅雨の時期や冬の結露には注意してください。
除湿機やエアコンを活用して湿度を40~60%に保ち、PCの設置場所にも気を配りましょう。
定期的に清掃などのメンテナンスをする
部屋を綺麗に保っていても、どうしてもPC内部には少しずつほこりが蓄積していきます。
PC内部のホコリを放置すると、冷却効率が落ちてパーツの温度が上がりやすくなり、電子回路に負担がかかります。
期的にケースを開けてエアダスターなどを使い、ファンやヒートシンクのホコリを除去して冷却性能を維持しましょう。
また、3~5年ごとにCPUとCPUクーラーの間に塗ってあるサーマルペーストを塗り直すと、熱伝導率が改善されて過熱を防ぐことができます。
使用しないときはシャットダウンする
PCを長時間つけっぱなしにすると、パーツが常に稼働し続けるため、寿命が縮まりやすくなります。
特に高負荷の作業をしていなくても、電源を入れたままにしていると熱がこもり、またホコリも溜まりやすくなります。
使用しないときはシャットダウンするか、少なくともスリープモードにして、PCの負担を軽減しましょう。
マイニングなどの負荷の大きな作業に使用しない
暗号通貨のマイニングや、長時間のレンダリング・エンコードなどの高負荷作業を頻繁に行うと、GPUやCPUに過度な負担がかかり、寿命が大幅に短くなります。これらの作業はPCのパーツをフル稼働させるため、温度が上昇し、消耗が激しくなります。ゲーミングPCを長く使いたい場合は、こうした用途には極力使用せず、専用のマシンを用意するのが望ましいでしょう。
ゲーミングPCの調子が悪い時に試してほしいこと
ゲーミングPCは長時間の使用や負荷の大きいゲームをプレイすることで、動作が不安定になることがあります。
「動作が重い」「フリーズしやすい」「ゲームのパフォーマンスが落ちた」などの不調を感じたときは、以下の対策を試してみてください。
ちょっとした対応でPCの調子を改善し、快適なゲーム環境を取り戻せる可能性があります。
PCを再起動する
PCの動作が重い、フリーズする、アプリが正常に動かないといった不調がある場合は、まずはPCを再起動してみましょう。
PCが長時間起動し続けていると、メモリが圧迫されたり、一時ファイルが溜まったりして動作が不安定になることがあります。
再起動するだけでこれらの問題が解消されることも多いため、最も簡単なトラブルシューティングとして最初に試してみましょう。
GPUドライバを最新バージョンに更新
ゲーム動作が不安定な場合、グラフィックボード(GPU)のドライバーの不具合が考えられます。
グラフィックボードのドライバーを最新バージョンにアップデートすると改善することがあるため試してみましょう。
不要なアプリやファイルを削除する
ゲーミングPCには、ゲームを快適に動作させるためのリソース(CPU、メモリ、ストレージ容量など)が必要です。
しかし、不要なアプリが多くインストールされていると、システムのリソースを圧迫し、PCの動作が重くなる原因になります。
特に、長期間使用していると不要なソフトウェアが増えていることが多いので、定期的に使わないアプリをアンインストールすることをおすすめします。
SSDの容量が9割を超えている場合は、遊んでいないゲームをアンインストールしたり、不要なファイルを削除してみるのもいいでしょう。
バックグラウンドで動いているアプリを停止する
PCの動作が遅くなる原因の一つに、バックグラウンドで動作しているアプリの負荷があります。
特に、ウイルススキャンソフトや自動更新プログラム、クラウド同期アプリなどがバックグラウンドでCPUやメモリを消費し、ゲームのパフォーマンスを低下させることも多いです。
タスクマネージャー(Ctrl + Shift + Esc)を開き、「パフォーマンス」や「プロセス」タブを確認し、不要なアプリを終了することで、動作が軽くなる可能性があります。
「スタートアップ」としてPC起動時に自動的に立ち上がるソフトが無いかも確認し、不要なソフトが起動する設定になっている場合には無効化しましょう。
PC内部のホコリを掃除する
PC内部にホコリが溜まると、冷却性能が低下し、CPUやGPUの温度が上昇することで、パフォーマンスが低下する原因になります。
特にCPUクーラーやグラフィックボードは、ファンやヒートシンクにホコリが詰まると排熱がうまくいかず、PCがフリーズしたり、ゲームがカクついたりすることがあります。
定期的にPCケースを開け、エアダスターなどを使って内部のホコリを除去しましょう。
また、部屋自体の掃除をこまめに行い、PC周辺の環境を清潔に保つことも重要です。
調子の悪いパーツを交換する
これらの対応をしてもPCの不調が続く場合、特定のパーツが劣化している可能性があります。
例えば、以下のような症状が出ている場合は、該当パーツの交換を検討すると良いでしょう。
- 動作が極端に遅い・フリーズする → CPUクーラーやSSDが劣化している可能性
- 突然シャットダウンする・起動しない → 電源ユニットの故障の可能性
- 異音がする・グラフィック表示が乱れる → GPUの劣化や冷却不足の可能性
パーツを交換することで、PCの寿命を延ばし、快適な動作を取り戻せることが多いので、不調が続く場合はチェックしてみましょう。
自前での交換は難しい場合も多いため、近場のパソコン工房やドスパラなど、PC専門ショップで見てもらうのもアリです。
保証期間内であれば購入したお店に修理を依頼する
もし、PCの不調がハードウェアの故障によるもので、保証期間内であれば、購入したお店やメーカーに修理を依頼するのが最も安全な方法です。
特に、購入から1~2年以内で突然動作が不安定になった場合は、製品の不具合の可能性もあるため、一度メーカーサポートに問い合わせてみると良いでしょう。
保証が切れている場合でも、修理可能かどうかを相談してみると、一部のパーツ交換で済むなど比較的安価に修理できるケースもあります。
ゲーミングPCを買い替えるべきタイミング
ゲーミングPCは適切にメンテナンスを行うことで長く使うことができますが、どれだけ手を尽くしても性能の限界を迎えることもあります…
PCの動作が不安定になり、快適なゲームプレイができなくなった場合は、買い替えを検討するべきタイミングかもしれません。
ここでは、ゲーミングPCの買い替えを考えるべき3つのポイントを紹介します。
PCの設定やアプリなどを最適化しても動作が改善しない
ゲーミングPCの動作が遅くなったり、ゲームのフレームレートが著しく低下したりした場合、まずは設定やアプリの最適化を試みるのが基本です。具体的には以下のような対策が挙げられます。
- 不要なアプリのアンインストール
- バックグラウンドアプリの停止
- ゲーム内設定の見直し(解像度やグラフィック設定の調整)
- GPUのドライバを最新バージョンに更新
- ストレージの空き容量を確保
これらの対策を講じても改善が見られない場合、PCの基本性能自体がゲームの要求スペックに追いついていない可能性があります。
特に、最新のゲームをプレイする際にCPUやGPUの使用率が常に100%に張り付いているようなら、PCのスペックが限界に達している証拠です。
清掃やメンテナンスをしても動作が改善しない
PC内部にホコリが溜まると、冷却性能が低下し、温度上昇によるパフォーマンス低下を引き起こします。
そのため、定期的な清掃やメンテナンスは非常に重要です。
- PC内部のホコリをエアダスターで除去
- CPUやGPUのサーマルペーストを塗り直す
- ファンやヒートシンクの掃除
- ケースファンの増設でエアフロー改善
しかし、これらの対策を行っても動作が改善しない場合、PCのパーツそのものが経年劣化している可能性があります。
SSDの読み書きが遅い、勝手に電源が落ちる、マザーボードの不調が見られるなどパーツが特定できていればパーツ交換で対応することも可能です。
しかし実際は故障しているパーツを特定することが難しい場合も多く、他のパーツもその後故障する可能性があるため、PCを長く使っている場合はまとめて買い替えた方がその後の管理が楽でしょう。
プレイするゲームに性能が足りない
ゲーミングPCの買い替えを検討する大きな理由の一つが、プレイしたいゲームの推奨スペックにPCが対応できないこと。
ゲームの進化とともに、要求スペックも年々向上しており、古いPCでは最新ゲームを快適にプレイできません。
- 新作ゲームの最低動作環境すら満たせない
- 低設定にしてもフレームレートが安定しない
- ロード時間が極端に長い
- レイトレーシングや高解像度設定を使用できない
GPUの性能不足が原因でゲームの描画がガクガクになったり、最新の技術(DLSSやレイトレーシングなど)に対応できなかったりする場合は、新しいPCへの買い替えを検討するべきタイミングです。
寿命を迎えたゲーミングPCは買い取り専門店に下取りに出すのがおすすめ
寿命を迎えてしまったPCはどうすればいいのでしょうか?
いくら古いとはいえ、すべてのパーツが壊れたわけではないので捨てるのはもったいない気もしますよね。
実は寿命を迎えたゲーミングPCでも買取専門店に下取りに出すことで、お得かつ手軽に処分できます。
ここからは、ゲーミングPCを下取りに出すメリットや、スムーズに買取サービスを利用する方法を紹介します。
ゲーミングPCは中古市場での需要が高い
ゲーミングPCは高性能なパーツが搭載されているため、中古市場での需要が高い傾向にあります。
特に、GPU(グラフィックボード)、CPU、メモリ、電源ユニットなどのパーツ単体でも価値があるため、古いPCでも買い取りしてもらえる可能性が高いです。
また、メーカー製のゲーミングPC(例:ASUS、MSI、DELL、GIGABYTEなど)や、ガレリアなどのBTO(受注生産)モデルは、中古品でも一定の需要があるため、買取店によっては高値での査定が期待できます。
自分で処分するよりも手軽でお得
古いPCを処分する方法はいくつかありますが、自治体の粗大ゴミとして廃棄する場合は手数料がかかることが多く、手続きも面倒です。
また、パーツを取り外して個別に販売することも可能ですが、分解や梱包、発送の手間がかかるため、手軽とは言えません。
一方、買取専門店を利用すれば、手間をかけずに現金化できるのが大きなメリットです。
- 店舗買取なら、その場で査定してもらい、即日現金化が可能
- 宅配買取なら、自宅から発送するだけで完了(送料・手数料無料の業者も多い)
- 出張買取を利用すれば、PCを持ち運ぶ手間が不要
このように、不要になったゲーミングPCを簡単に処分しながら、お金に換えることができるため、買取サービスの利用は非常におすすめです。
買取価格を少しでも上げるコツ
ゲーミングPCを売る際に、少しでも高く買い取ってもらうためのポイントを解説します。
- 付属品を揃える
購入時の箱、電源ケーブル、説明書、保証書などの付属品が揃っていると、査定額がアップすることがあります。 - PCの状態を整える
外観や内部の汚れを軽く拭き取るだけでも印象が良くなります。また、動作不良がないかをチェックし、動く状態で売るほうが高額査定につながります。 - 事前にデータを削除しておくPCを売る前に、データをバックアップし、ストレージ(SSD)を初期化しておきましょう。これにより、個人情報の流出を防ぎつつ、スムーズな買取が可能になります。
- 需要がある時期に売る
PCの買取価格は、市場の需要によって変動します。特に、新学期シーズン(3〜4月)や年末年始は中古PCの需要が高まるため、このタイミングで売ると高値がつきやすいです。
おすすめの買取ショップ
- パソコン工房
- ドスパラ
- アプライド など…
ゲーミングPC丸ごとはもちろんパーツごとの買取も行っているので、例えばグラフィックボードだけアップグレードした場合に古いグラボだけ売るなんてこともできます。
近くにパソコン専門店が無い、車などが無くてPCを持っていくのが難しいといった場合には、
宅配買取サービスに出すのもいいでしょう。
例えばPC・買取専門店の『アローズ』では、無料で宅配キットを手配してくれる上、送料・手数料も無料のため手間をかけることなくPCを査定に出すことができます。
もちろん査定結果に満足できなければキャンセルすることもできるため安心です。(返却時の送料のみ負担)
- WEB申し込みで簡単手続き
- 査定にかかる梱包料、手数料、送料がすべて無料
- 専門スタッフの査定で安心
- 価格に納得いかなければキャンセル可能(返送料のみ負担)
- 即日入金ですぐに現金化
ゲーミングPCを買い替えるときにおすすめのPCショップ3選
- MDL.make
- パソコン工房
- ドスパラ
ゲーミングPCを買い替える際、どこで購入するかは非常に重要なポイントです。性能や価格、保証・サポートの充実度などを考慮すると、信頼できるPCショップで購入するのが安心です。ここでは、高性能なゲーミングPCを扱っており、サポート面でも安心できるおすすめのPCショップ4選を紹介します。
1. MDL.make – 自由なカスタマイズと高品質なゲーミングPC

MDL.makeは、豊富なカスタマイズと徹底的な低価格が魅力のBTO(Build to Order)PCショップです。
高品質なパーツを厳選しており、自分の用途に合わせたスペックでゲーミングPCを組むことができます。
✅ 特徴
- CPU・GPU・メモリ・ストレージなど、細かくカスタマイズ可能
- 高品質なパーツを使用しており、見た目と実用性を両立
- 保証やアフターサポートが手厚く、初心者でも安心
- 価格が他ショップより10~20%安い

予算そのままでPCの性能アップや他機器の購入に費用を回すことができるのでとてもおすすめ!
2. パソコン工房 – コスパ抜群&初心者にも優しいサポート

パソコン工房は、コストパフォーマンスの良いゲーミングPCを多く取り揃えているショップです。
全国に実店舗があり、専門スタッフと対面で相談しながらPCを購入できる点が魅力です。
✅ 特徴
- 価格が比較的リーズナブルで、エントリークラスからハイエンドモデルまで幅広く展開
- 全国に店舗があり、対面での相談やサポートが受けられる
- BTOモデルのカスタマイズも可能で、用途に応じたPCを選びやすい
- 店舗で修理受付が可能なので、トラブル時も安心

ゲーミングPC初心者や、店舗で実物を見ながら選びたい人、自作PCをやってみたい人におすすめ!
3. ドスパラ – ゲラインナップが豊富で即納モデルも充実

ドスパラは、ゲーミングPC専門ブランド「GALLERIA(ガレリア)」を展開しているショップで、プロゲーマーにも人気があります。
即納モデルも多く、すぐにPCを手に入れたい人にも最適です。
✅ 特徴
- ゲーミングPCの種類が豊富で、初心者向けからプロ仕様まで対応
- 「GALLERIA」シリーズはゲーミングに特化した設計で、高いパフォーマンスと冷却性能を実現
- 即納モデルが充実しており、最短翌日にはPCが手元に届く
- カスタマーサポートの対応が早く、修理やトラブル対応もスムーズ

すぐにゲーミングPCを手に入れたい人や、ゲーミングPCの定番モデルが欲しい人におすすめ!
4. フロンティア – セールが魅力!コスパ最強のゲーミングPCが手に入る

フロンティアは、定期的に開催されるセールが非常にお得なPCショップです。
割引率が高く、ハイエンドなゲーミングPCを格安で手に入れられるチャンスが多いのが特徴です。
✅ 特徴
- 頻繁にセールを実施しており、同スペックのPCが他店より安く買えることが多い
- コスパに優れたBTOモデルを多数ラインナップ
- LED装飾されたモデルが多く、見た目もかっこいい
- 保証オプションが充実しており、初心者でも安心して購入できる

できるだけ安く高性能なゲーミングPCを手に入れたい人や、ゲーミングPCらしくLEDが煌々と光るモデルが欲しい人に