大学生活にパソコンは必須アイテムです。
レポートや論文を書いたりするのはもちろんのこと、履修登録や日常的なサークル活動などパソコンを使わない日は無いと思います。
特にここ数年では新型コロナの流行により遠隔授業をする講義も増えたため、大学生活においていかにパソコンをうまく使いこなせるかはかなり重要です。
しかしいざ大学入学前にパソコンを買おうとした時に、性能の違いやメーカーなど選ぶポイントがたくさんあり、どれを買ったらよいのか迷う学生さんも多いようです。
特に「WindowsとMac、どちらのパソコンを買えばいいの?」と迷う学生さんがよくいます。
結論を先に言ってしまうと、「Windowsのパソコンの方が失敗が少なくおすすめ」です。
そこで今回は、私の経験も交えながら大学で使うパソコンはなぜWindowsがおすすめなのかを解説していきます。
結論:大学生活には「Windows」のパソコンがおすすめ!
大前提:大学生は「ノートパソコン」を買うべし
大前提の話をしておくと、大学生活ではまず「ノートパソコン」を買ってください。
よほどの理由がない限り、デスクトップパソコンを最初に買ってはいけません。
デスクトップPCは拡張性や性能の高さなどメリットも多いですが、講義のためにパソコンを日常的に持ち運ぶ必要のある大学生にとって、自宅に据え置くデスクトップPCは相性が悪いです。
必ず最初に「ノートパソコン」を購入しよう
「Windows」と「Mac」の違いについて
「Windows」と「Mac」の違いについて整理しておきます。
「Windows」も「Mac」も「OS(オペレーティングソフトウェア)」というもので、
簡単に言うとパソコンを動かすための基幹プログラムのことです。
ざっくり分類するとしたら、
Apple社が作るノートパソコンに入っているのが「Mac」
それ以外のノートパソコンに入っているのが「Windows」
という認識で問題ないです。
Windows | Mac | |
---|---|---|
開発元 | マイクロソフト | アップル |
対応PC | 多種多様 | MacBookシリーズ |
特徴 | ・世界一有名なOS ・世界シェアの約7割を占め、企業でも主に使われている | ・デザイン性、操作性が高い ・クリエイターなどに特に好まれる |
Windowsをおすすめする理由
さて、WindowsとMacの違いを確認したところで、なぜ私が大学生活にWindowsのPCをお勧めするのかを解説します。
主な理由は以下の通りです。
- Mac OSに非対応のソフトが多い
- 就職後に仕事でWindowsを使う可能性が高い
Mac OSに非対応のソフトが多い
これが私がWindowsをおすすめする最大の理由です。
そもそも大学側が初めからWindowsを指定PCとしている場合があるため、パソコン購入前に必ず確認しましょう。
フリーソフトなどは特に、MacOSに対応していないソフトが多いです。
さらに大学では講義の中で指定ソフトを自分のパソコンにインストールして使用する講義もあります。
そんな時、もしMacのパソコンを使っていてそのソフトが非対応だった場合、その時点で講義に参加できなくなってしまいます。
ちなみにMacのパソコンでもWindowsを動かす裏技もありますが、
導入にそれなりに知識が必要なのと、そんなことするくらいなら最初からWindowsのPCを買った方が早いですし安上がりです。
私は機械工学系の学部だったのですが、3D設計をするための「Solid Works(ソリッドワークス)」という3Dソフトを講義の中でインストールする必要がありました。
SolidWorksは3D設計ソフトの中ではかなり有名なソフトですが、2023年現在でもMacOSには非対応です。
私の友人でMacBookを使っている友人がいたのですが、わざわざその講義のためにWindowsのパソコンを買いなおす羽目になっていました…
就職後に仕事でWindowsを使う可能性が高い
大学を卒業したら企業に就職する人が多いですが、企業では社内PCとしてWindowsのパソコンを使っているところが圧倒的に多いです。
なので、大学時代にWindowsの操作に慣れていないと就職したときに一からWindowsの操作を覚える必要があります。
おおまかな操作自体はMacと似ているのですが、画面構成など細かい違いに戸惑うことが出てくるでしょう。
就職後にスムーズに仕事に慣れていくためにも、学生のうちからWindowsの操作に慣れ親しんでおいた方が良いです。
どうしてもMacが欲しい場合は…
MacBookはとにかくデザインがかっこよく、UIも洗練されているためお洒落に敏感な大学生にとってあこがれの的です。
欲しくなる気持ちは本当に良くわかります。
デザイン系の学部やクリエイター育成の学校はMacを推奨しているところもあるようなのでそういった学校に進むのであれば問題ないと思います。
しかし一般的な総合大学などでは前述のような理由でやはりWindowsの方が失敗が少なくおすすめです。
なのでどうしてもMacが欲しい方は、2台目以降のPCとして買うのが無難かなと思います。
私もMacBookのデザインにあこがれて、「MacBookっぽいWindows PC」を探したものです…。
しかしあれほど洗練されたデザインはWindows PCのラインナップにはなかなか無いんですよね。
もりけぇが選ぶおすすめのWindows PC
大学生活に必要なパソコンの推奨スペック
前述のような理由から、新大学生にはWindowsのパソコンがおすすめなわけですが、
最後に、Amazonに出品されているノートPCの中から具体的に私がおすすめするノートPCをいくつかピックアップします。
私としては、現在の大学生活でストレスなくパソコンを使おうと思ったら以下のようなスペックを参考に選べば問題ないと思います。
OS | Windows 10 or 11 |
CPU | Intel Core i5 以上 or AMD Ryzen 5 以上 |
RAM | 8GB(できれば16GB) |
ストレージ | SSD 256GB以上 |
画面サイズ | 13~15インチ |
重量 | 1.5kg未満 |
Microsoft Officeの付属 | 付属あり |
大学入学時には大学側からPCの推奨スペックが開示されると思いますが、本当に必要最低限の性能で記載されていることがあります。
性能が低いPCは価格的には安上がりなのですが、複数のアプリを使ったりした場合に動作が重くなったりしてストレスになる可能性が高いです。
パソコンはほぼ毎日使うものですし、性能不足で買い替える羽目になるとそれこそ無駄な出費になってしまうため、パソコンは最初の段階で性能に余裕のあるものを買っておくのをおすすめします。
以上の内容を踏まえ、もし今の私が大学生活用のノートPCを選ぶとしたら一例として以下のような機種を選ぶと思います。
HP Pavilion Aero13
薄型・超軽量が特徴で、重量は驚きの957g!
同等性能のノートパソコンがだいたい1.5kgくらいのものが多いので驚異的な軽さです。
大学と自宅の持ち運びもカバンに入れて楽々できますね。
Lenovo Yoga 750i
Lenovoはアメリカと中国に拠点を置く、世界的に有名なパソコンメーカーです。
Yoga 750iは画面が360°開くコンバーチブル仕様で、液晶画面もタッチ操作に対応しているためタブレットのように操作することも可能です。
指紋認証も搭載しているため、万が一置き忘れたり紛失した場合でもセキュリティ的に安心です。
総評として、コストパフォーマンスの高いハイテクモデルだと思います。
Lenovo IdeaPad Slim 570
同じくLenovoのノートパソコンですが、こちらは性能に加えてデザイン性が売りです。
本体に軽量で丈夫なアルミ合金を使用しているため表面の質感が良く、余計な装飾のないシンプルなデザインがカッコいいです。
それでいて重量も1.38kgと軽量なので、日々の持ち運びにもストレスなく行えると思います。
ここで上げたPCはあくまで一例ですので、上記のような性能を参考にしながら自分にぴったりのPCを探してみてください!