【体験談あり】0歳赤ちゃんの寝かしつけのコツ

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この記事はこんな方におすすめです。

  • 赤ちゃんの寝かしつけのコツを知りたいパパママ
  • 赤ちゃんが泣き止んでくれなくて困っているパパママ

0歳児の育児はなにかと手がかかって大変ですが、中でも寝かしつけに苦労する親御さんは多いと思います。

かくいう私も、我が子が生後3か月くらいの頃から育休に入って寝かしつけに本格的に参加し始めたのですが、最初のうちは全く寝てくれなくて、寝かしつけをするのが心身ともにしんどい時期がありました。

しかし試行錯誤を重ねながら回数を重ねるうちに、我が子の寝かしつけのツボが分かってきました。

現在では寝かしつけに参加して4か月が経つのですが、以前よりもスムーズに我が子が眠ってくれるようになり、寝かしつけに失敗して妻に交代してもらうこともほぼ無くなりました。

今回は私の体験談を交えながら、赤ちゃんの寝かしつけについてどのようなポイントを意識すれば寝てくれやすいのか、解説していこうと思います。

この記事の結論

  • 赤ちゃんは自力で入眠するのが難しいということを踏まえたうえで試行錯誤することが大切
  • 寝かしつけの極意は「赤ちゃんが自発的に眠るのを辛抱強く待つこと」
  • 入眠に必要なのは「適度な疲労感」と「リラックス」
目次
執筆者情報

もりけぇ

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もりけぇ

年末に定価で買った私、泣いてます…

赤ちゃんは眠るタイミングを自力でつかむのが難しい

まず前提として、赤ちゃんは大人と違って自力で入眠することが苦手です。

もう少し細かく言うと、眠りに落ちるタイミングをつかむのが苦手といった感じでしょうか。

眠いのになかなか眠れないもどかしさなのか、しばらく眠りそうな動作をしたあとに悔しそうに泣き出してしまうことがよくあります。

なので、大人からすれば
「眠いなら目を閉じてじっとしてれば寝れるじゃん…」
とか
「眠いのに泣き叫んだらそりゃ寝れないよ…」

とド正論な気持ちを抱いてしまいがちですが、赤ちゃんとはそういうものです。

赤ちゃんが眠ってくれずに理不尽に泣き叫ぶことがあっても、「赤ちゃんとはそういうものなんだ」と受け入れてください。

大丈夫です。あなたのことが嫌いで泣いているわけじゃありません。

赤ちゃんは眠ることが苦手だということを踏まえたうえで、どうすれば赤ちゃん自身が入眠のタイミングをつかむことが出来るのかを考え、試行錯誤することが大切です。

寝かしつけの極意は「赤ちゃんが自発的に眠るのを辛抱強く待つこと」

「寝かしつけ」という言葉によって誤解されがちですが、寝かしつけの極意は「満腹にさせる」とか「抱っこする」などの親が赤ちゃんにしてあげるアレコレではありません。

私が思うに、寝かしつけの極意は「赤ちゃん自身が自発的に眠るのを辛抱強く待つことです」

もう少し解説します。

単純な事実ですが、赤ちゃんは別に親が何かしてあげたから眠るわけではありません。

「ミルクを飲んで満腹になったから寝る」とか「抱っこでリラックスできたから寝る」とか、チェックポイントのように条件を満たせば眠るわけでもなければ、親の献身に満足して眠るわけでもありません。

その証拠に、赤ちゃんの調子によっては特に何もしなくても寝てくれます。

結局のところ、赤ちゃんが眠りに落ちるのは赤ちゃん自身が自分の眠気を自覚して、「寝よう」という気分になった時なのです。

入眠に必要なのは適度な疲労とリラックス

では、どうすれば赤ちゃんは眠りに落ちてくれるのでしょうか。

私の経験上、必須なのは「適度な疲労」と「リラックス」です。

順番に解説します。

適度な疲労

赤ちゃんは活動時間が大人よりもはるかに短いです。

例えば現在生後7か月の我が子の場合、昼間の活動時間は2時間半から3時間くらいで、基本的にはこの時間を超えると自然と疲れて眠気が下りてきます。

しかし、まだハイハイもできずに寝転がって過ごす時間も長いため、この2時間半の間の運動量が少ないと体力が残っていて、活動時間の目安を過ぎても眠気が下りてこないこともあります。

なので、月齢にもよりますが例えばうつぶせの練習をしたり、一緒に遊んだり、足を動かしてエクササイズをしたりと、赤ちゃんを適度に疲れさせると眠りに移行しやすいです。

ただし注意点として、活動時間を大幅に超えたり、過度に疲労がたまると眠気のピークを超えてしまいます。

こうなると赤ちゃんが強い疲労感からギャン泣きしたり、興奮状態になってしまってかえって寝付けなくなってしまうため注意が必要です。

リラックス

赤ちゃんが眠りに落ちるためには、赤ちゃん自身がリラックスしていることが必須です。

リラックスさせる方法の詳細は後述しますが、ミルクをあげたり抱っこしたり子守唄を歌ったりという親がやる動作は、全て赤ちゃんをリラックスさせるためのものです。

なので何をするにしても、それをやることで赤ちゃんがリラックスしている様子かな?ということを必ず意識してください。

また私の経験上、赤ちゃんが寝てくれないからといって親が過剰にイライラしたり、動作が荒っぽくなってしまうと、赤ちゃんにもそのイライラ感が伝わるのかかえって寝にくくなってしまうため注意が必要です。

なのでスムーズな寝かしつけには、親も可能な限りリラックスして臨むのがベターです。

もりけぇ

この項を書きながら、「親もどうしてもイライラしちゃうときはあるよな…」と思いました。

私も寝かしつけが上手くいかなかったり、睡眠不足で疲れているときにはどうしてもイライラしてしまうことがあります。

「親がイライラしちゃだめですよ!」というプレッシャーをかける意図はないので、そこのところをご理解いただけると嬉しいです…m(__)m

赤ちゃんをリラックスさせる方法

前項で、寝かしつけでは赤ちゃん自身のリラックスが重要であることを解説しました。

ここからは、赤ちゃんをリラックスさせるために具体的にどうすればよいのか、私が実際にやっているものを交えながら解説していきます。

これらを何回か繰り返し試していると、「あ、うちの子はこれがお気に入りなんだ」というのが分かってきます。

ひとつに限らず、複数の動作を組み合わせることでリラックスしてくれることもあります。

最初のうちは赤ちゃんの好みを探る時間が必要ですが、好みがわかってくると寝かしつけの成功率が上がるので、ぜひ我が子の好みを探ってみてください。

赤ちゃんと信頼関係を築く

いきなり抽象的な話で申し訳ないのですが、寝かしつけにおいてこれが最もベースとなる要素だと私は思っています。

というのも、赤ちゃんがある程度寝かしつけをする人のことに慣れていないと、そもそもリラックスするのが難しいからです。

私自身の体験談なのですが、私が本格的に寝かしつけに賛成し始めた当初は我が子がまったく落ち着かず、ギャン泣きするばかりだでした。

おむつ替えや授乳、沐浴などできる育児は全て我が子が生まれてからずっとやっていましたし、普段は抱っこをしても嫌がる様子も全く無かったのです。

それにも関わらず、いざ寝かしつけとなると泣き出してしまい不安そうに周囲を見回していました。
試しに妻に抱っこしてもらうと、嘘のように落ち着いて眠そうな表情になるのです。

我が子が生後3か月くらいになるまでは私が会社で働いていたため、寝かしつけは妻がメインで行っており、我が子と一緒に過ごす時間も妻の方が圧倒的に長かったのです。

赤ちゃんは人の識別が上手くできません。

おそらく最初のうちは「ママ」と「ママ以外の人」くらいの識別しかできておらず、ママ以外の人は信頼できなかったんだと思います。

ではどうすれば赤ちゃんと信頼関係を築けるのかというと、とにかく一緒に過ごす時間を増やして、あなたの顔や声、においやだっこの感触に慣れてもらうしかないと思います。

私の場合は育休に入ってからは寝かしつけの時間以外にも、一緒に遊んで、目を見て話しかけて、スキンシップをして、歌を歌って、とにかく我が子とのコミュニケーションをして五感で私を覚えてもらうように努めました。

少し時間は要しましたが、徐々に寝かしつけでギャン泣きする頻度は減っていき、それに伴って寝かしつけの成功率も見違えるように上がっていきました。

もりけぇ

妻に交代した瞬間泣き止むというのは、父親としてなかなかショックでした…

しかし試行錯誤を繰り返して、初めて自分の腕の中で我が子が眠りに落ちたときの感動はとても大きく、「あー頑張ってよかった…」としんみりしてしまいました。

自分の腕の中で眠る我が子はめっちゃ可愛いですよ!

空腹感を満たす

ここからはより具体的な寝かしつけ方法の解説に入ります。

赤ちゃんは空腹感によって睡眠への集中力がそがれてしまうことがあるので、もしお腹が空いていそうであれば母乳やミルクなどでお腹を満たしてあげると良いです。

しかし、たまにお腹が空いているはずなのにミルクを飲んでくれない時があります。

これは私の経験則なのですが、赤ちゃんは複数の欲求を合理的に処理することが出来ません。

例えば睡眠欲と食欲がかち合ってしまった場合、たまに睡眠欲が勝ってしまって食欲が後回しになってうまくミルクを飲めなくなってしまうのです。
この場合、「超眠いけどお腹は空いてるから眠れない!」というジレンマ状態に陥ります。

しかしこういう時は、何度か口にくわえさせるとそのうち気づいて飲み始めてくれることも多いので、初めに拒絶された場合でも何度かリトライしてみるといいかもしれません。

また、我が家では使っていなかったのですがおしゃぶりも有効だと思います。

我が子は生後2か月くらいまで、おっぱいや哺乳瓶をくわえている状態じゃないと眠ってくれませんでした。
私たち夫婦も「眠るのがおしゃぶりや哺乳瓶依存になったらどうしよう…」と心配していましたが、月齢の低い赤ちゃんでは割とあるあるなようです。

我が子もそのうち、何もくわえなくても眠ってくれるようになったので、依存を過度に心配せずに眠りにくそうならくわえさせてあげてもいいのではないかなと思います。

抱っこする、抱っこして揺れる

抱っこは赤ちゃんがリラックスできる要素がふんだんに詰まっています。

親の体温や心臓の音、密着感、抱擁感、規則的な揺れなどにより、赤ちゃんの不安を取り除いて眠りに導きやすいように感じます。

ゆらゆらに関しても、軽く左右に揺れるくらいで寝てくれる子もいれば、スクワットのようにゆっくり大きく縦揺れするのを好む赤ちゃんもいます。

ちなみに我が子は抱っこ&スクワット揺れが好きなタイプでした…
夫婦そろって足がちぎれそうだったのでさすがにやめましたが…

寝かしつけの定番の抱っこ&ゆらゆらですが、親の体への負担が大きいのが難点です。
親が体を壊してしまっては元も子もないため、体への負担になりすぎないように注意してください。

もし赤ちゃんが大きなゆらゆらを好むようでも、ずっとやってると親がきついので激しく泣いた場合だけ大きく揺れてみて、落ち着いたら小さな揺れにしてあげればよいと思います。

我が子の場合、抱っこじゃないと寝てくれない時期があって寝かしつけがとても大変な時期があったのですが、ヒップシートを買って乗り切りました。

ヒップシートのレビューについてはぜひ別の記事も読んでみてください!

https://mori-k3.blog/kerata_hipseat/

注意点なのですが、赤ちゃんは脳や骨格がデリケートなので、激しくガクガクと揺さぶるのは絶対に禁物です。

激しく体を揺らしておとなしくなったように見えても、それは単純に赤ちゃんがびっくりして泣き止んでいるだけであったり、最悪の場合、脳震盪などの脳へのダメージにもつながりかねません。

添い寝する

添い寝も抱っこと並んで赤ちゃんの安心感を高める方法として有効だと思います。

抱っこよりも赤ちゃんと目線の高さを合わせやすいのがいいですね。

我が子は基本的に抱っこで寝るのが好きだったのですが、ある日急に抱っこを嫌がるようになり、添い寝で寝るのを好むようになりました。

添い寝するときは抱きしめてあげたり、頭をなでてあげたり、赤ちゃんがリラックスできそうなことをしてみてください。

ちなみに我が子の場合、おしりやふとももを規則的にかるーくポン…ポン…とたたいてあげれば多少のグズっていても泣き止んで眠りに入ることが多いです。

お気に入りの毛布やぬいぐるみを持たせる

これは我が子の寝かしつけを通じて体験したことなのですが、お気に入りのブランケットやぬいぐるみがあると眠りやすい子もいるようです。

我が子の場合、しまむらで買った「PUIPUIモルカー」の冷感ケットがお気に入りのようで、これをかけてあげると抱きしめたり顔にこすりつけたりしながらとてもリラックスした様子を見せます。

これを洗濯していて使えなかったときは、なにやら物欲しそうな顔をしながら手で周囲を探っていて、その後もソワソワしていてなかなか眠ってくれませんでした。

もしお気に入りのアイテムがあれば、それを近くに置いてあげてください。

PUIPUIモルカーひんやりケットを抱きしめてご満悦の我が子

子守唄を歌う、ホワイトノイズを流す

無音の環境だとかえって寝にくい赤ちゃんもいるようです。

そのような場合には、子守唄だったり、ホワイトノイズを流してあげると気が紛れて効果的です。

ホワイトノイズとは、昔のテレビの砂嵐のような「サーッ」というような特に意味のない音のことです。

赤ちゃんはホワイトノイズを聴くと、お母さんのおなかの中の音を思い出してリラックスできるそうです。
(我が子にはあまり効果はありませんでしたが…)


ある程度の雑音がある中で眠ることで、外の車の音や人の声で起きることも少なくなります。

我が子の場合は、ぐずっていても子守唄を歌ってあげると落ち着いてくれることが多いです。

ちなみに子守唄は穏やかに歌ってあげられればなんでもいいと思います。
たぶんB’zの『ultra soul』でもいけると思います。

私の場合、仮面ライダーの主題歌を何曲か生後間もないころからよく歌って聴かせていたのですが、我が子の中では定番ソングになっているのか歌い出すと泣き止んでくれます。

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もりけぇ

私が寝かしつけているときに感じたことですが、赤ちゃんは複数の情報を処理することがまだうまくできません。

寝かしつけでぐずっている赤ちゃんは「眠れなくてもどかしい」という感情がに支配されていることが多いです。

そこに子守唄を聞かせて「もどかしい」という感情から意識を逸らせてあげることで、赤ちゃんが眠れるようにアシストするようなイメージですね。

部屋の明るさを調整する

寝かしつけの時の部屋の明るさは、基本的には暗い方が良いですが、真っ暗だと逆に怖がって眠ってくれない赤ちゃんもいるようです。

なので、もし真っ暗の状況でなかなか眠れないようであれば、常夜灯を点けてしばらく様子を見てみると良いかもしれません。

赤ちゃんをベッドに置くときに目覚めてしまう場合

抱っこで寝かしつけをした場合には、赤ちゃんをベビーベッドなどに寝かせる必要があります。

しかしながら、ベッドにおろした瞬間に目が覚めて泣いてしまう場合が多いです。

いわゆる「背中スイッチ」というやつですね。

これを避けるには、赤ちゃんが入眠してから抱っこしたまま10分程度そのまま抱っこし続けてください。

入眠した直後はまだ眠りが浅く、眠りが深くなるのにだいたい10~15分かかるからです。


10分経ったら、ゆっくりと赤ちゃんをベッドに下ろしてあげてください。

それでも目覚めてしまうことももちろんありますが、繰り返しているうちに眠りは深くなっていく傾向にあるため、辛抱強くトライしてみましょう。

また、ベッドにおろした後の腕の抜き方について、ゆっくりそろりそろりと抜いたほうが良いという説と、ほどよくサッと抜いたほうがいい説両方あります。

我が子の場合は、サッと抜いたほうが起きにくかったですが、個人差があると思うので両方試してみるといいと思います。

赤ちゃんの寝顔は至福の宝

私が育休に入ってからの1か月間は、寝かしつけが全くうまくいきませんでした。

子供は毎回ギャン泣きし、妻に代わってもらうことが多かったです。

妻が外出して交代できないときには、ギャン泣きする我が子を1時間以上ひたすら抱っこであやし続け、結局子供が泣き疲れて寝落ちするというどうしようもない有様でした。

しかしそれでも寝かしつけを続けるうちに、我が子も少しずつ私に慣れてくれたようで、
今では私が隣に添い寝すると嬉しそうに笑ってくれるようになりました。

そのままプープーと寝落ちする我が子の顔は本当に可愛いものです。

きつい時期を頑張って乗り越えたご褒美だなと思います。
落ち込んでいる私を励ましてくれた妻にも感謝しています。

寝かしつけは全ての親が直面する悩みだと思いますが、この記事が少しでもお役に立てば嬉しいです。

育児は本当に大変ですが、これからも頑張っていきましょう!

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