先日初めて愛車がパンクしました。
チャリンコのパンクは何度も経験がありましたが、自動車のパンクは修理の対応など初めての経験が多く、勉強になったことが多かったため記事にしようと思います。
パンクの発生
車で妻と買い出しに出かけた際、走行中に妻が「何か変な音がする」と言い出しました。
よくよく聞いてみると確かに「ゴッ…ゴッ…」と周期的に何か固いものが当たるような音がしています。
車を降りてタイヤを確認してみると、右後輪のゴムタイヤ部分に金属製のネジの頭が飛び出していました。
路上に落ちたネジを運悪く走行中に踏んでしまったのでしょうか…
ネジが刺さっていたものの、とりあえず空気が抜けている様子も無かったのでそのまま帰宅しました。
悪手だった対応
帰宅後、タイヤの空気が抜けていない様子を見て私は安易に「貫通してなさそうだな」と判断し、工具でネジを抜いてしまいました。
ネジを抜いた直後も空気が漏れるような感じがなかったので、一安心してそのまま放置していました。
しかし、ネジを抜いたのが悪手だったようで、翌朝にはタイヤが見事にぺったんこになっていました!
対応前にちゃんと調べておけばよかったんですが、車のパンク対応をググったところ
「タイヤに釘などが刺さった場合には、決して抜かずに修理に持っていきましょう」という記述が多く見つかりました。
これは大反省ですね…。
レッカー移動とタイヤの外面修理
さて、完全にタイヤの空気が抜けてしまった以上は自走できません。
スペアタイヤも積んでいませんでした。
翌日も買い出しの予定があったので、なる早で修理する必要があります。
そこで、いきつけのガソリンスタンドにパンク修理の可否を確認し、レッカー移動で修理工場に運ぶことにしました。
今回、レッカーについてはクレジットカードの付帯サービスで無料手配できました!
よく給油にENEOSを利用するのでENEOSのPカードを契約しているのですが、ロードサービスが付帯していて10km圏内のレッカー移動なら年に2回まで無料対応してくれます。
年会費が1300円くらいかかりますが給油時のポイント還元などで十分元が取れるのでかなり優秀なクレカだと思います。
クレカのサービスデスクに電話し、そこから40分後くらいにはレッカーが到着しました。
車を行きつけのガソリンスタンドに移動して修理の可否を見てもらったところ修理可能とのことでした。
(穴の開いた位置や大きさによっては修理不可になるそうです)
自動車のパンク修理の仕方には「外面修理」と「内面修理」の2種類があります。
外面修理 | 内面修理 | |
---|---|---|
作業内容 | タイヤの外側から修理材を打ち込む | タイヤの内側から修理材を打ち込む |
メリット | ・作業時間が短い(20分前後) ・費用が安い(2000円前後) | ・エア漏れの再発率が低い |
デメリット | ・エア漏れの再発率が高い | ・作業時間が長い(1時間程度) ・費用が高め(5000円前後) |
本当は内面修理をお願いしたかったのですが、今回のガソリンスタンドでは外面修理しかできないとのことでした。
取り急ぎ車を走れる状態にしたかったので、そのまま外面修理をお願いし、20分程度で作業は完了しました。
修理後のタイヤを見てみると確かに修理材が突っ込まれた跡がありました。
特にエア漏れがしている様子もなく、無事に走行できる状態になりました。
スムーズに対応してくれたレッカー&ガソリンスタンドのスタッフさんに感謝ですね。
作業終了後、スタッフさんからはタイヤ交換を推奨されました。
パンクの外面修理はあくまで応急的な修理のため、高速道路などタイヤに負荷がかかるような走行はしない方がいいとのこと。
なので近いうちにタイヤ交換をする必要がありそうですね…
追加出費が痛いですが、他のタイヤもだいぶ溝がすり減っているようなのでいい機会なのかもしれません。
ついでにこのガソリンスタンドでタイヤ交換の見積をもらったのですが、その価格がなかなか強気な価格設定だったのはまた別の話。
まとめ
今回初めて自動車をパンク修理に出したのですが、修理自体は短時間で済む&待ってるだけだったため、どちらかというとレッカーを手配している時間の方があたふたしたような感覚です。
というか、私が安易に刺さったネジを抜いたりしなければレッカーの必要もなく、自走して修理に持っていくことができたのでもっと手間は少なかったんですけどね…。
皆さんはタイヤに何か刺さった時には自分で抜いたりせずに、速やかに修理先に持っていきましょう!
タイヤ交換も早めに検討しようと思います。
手間、納期、費用のバランスを見ながらタイヤと依頼先を選びたいですね…。
その辺の話はまたの機会にまとめようと思います。