先日、友人夫婦に会ったときに「我が家もカメラを買おうと思ってるんだけど、おすすめのカメラある?」と相談をいただきました。
お子さんが生まれてワンコインフォトなどで子供さんの綺麗な写真を撮ってもらう機会があったそうなのですが、自分たちでも撮ってみたくなったとのこと。
分かる…!
私も子供が生まれてから一眼カメラを買い、可愛い子供の写真を撮る過程でそのままカメラ沼にハマった人なのでよく分かります…
一眼カメラだからこそ表現できる赤ちゃんのほっぺの質感、ふわふわの髪の毛…
赤ちゃんの香りまで伝わってくるような写真を撮れますからね。
しかしカメラ初心者が必ず直面する壁、それが「どのカメラ買えばええねん問題」
メーカーも機種もたくさんあり、慣れない専門用語も多くて初心者の人が迷ってしまうのは当然のことと思います。
そこで今回は、カメラにハマってしまったガジェットブロガーの私が、こどもの写真を撮る初心者におすすめのカメラについて選び方や具体的な機種についてできるだけ分かりやすく解説します!
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一眼カメラの魅力
一眼カメラの魅力は何と言ってもスマホカメラとは比べ物にならないくらい解像感が高い写真が撮れること。
そして背景や周囲を綺麗にぼかした印象的な写真を撮れることです。
思い出を鮮明に残したり、自分の感動を写真を通して共有することができます。
私も子供が生まれて思い切って一眼カメラを買ってみましたが、我が子の姿が鮮明に映った写真を見返すたびに「本当に買ってよかったな」と心から思います。
一眼カメラは決して安い買い物ではありませんが、思い出を綺麗に一生残せる最高のアイテムです。
人間の記憶はどうしても薄れしまうものですが、撮った写真はその美しさを永遠に保存してくれます。
もう実質タダです。
一緒に最高のカメラを見つけて、たくさんの思い出を綺麗に残していきましょう!
カメラを選ぶ前に確認しておきたいこと
早速カメラ機種を選び始めたいところですが、より確実にカメラを選ぶために確認しておきたいことがあります。
それが以下の3つ。
- 予算
- 主な使用シーン
- 軽さと性能のバランス
予算
カメラのグレードや新品か中古かにもよりますが、スマホカメラのクオリティと明確に違う写真を撮るためには20万円くらいの予算感はあった方がいいです。
また、長期的な出費を抑えるためにも初心者から上級者まで幅広く使える機種を選びたいところですね。
主な使用シーン
カメラやレンズには得意なシーンや不得意なシーンがあります。
あらかじめ使用シーンを想定してカメラを選ぶことで、カメラ選びの失敗を避けることができます。
今回は、友人から「私も自分で子供のきれいな写真を撮ってみたい」と相談を受けたので、子供の写真を撮ること(人物ポートレート)をメインに考えてカメラを選んでいこうと思います。
軽さと性能のバランス
基本的にカメラは高性能になるほど大きく、重く、高価になります。
必要以上の性能のカメラを買っても宝の持ち腐れですし、デカくて重いカメラを持ち歩くのも大変です。
ここまでの内容を総括し、
- 予算は20万円
- 自分の子供の写真を撮りたい
- 軽量コンパクトなカメラ
これらの条件をベースに具体的にカメラ機種を考えていこうと思います。
見た目が気に入ったカメラがあればそれでもOK
もし今の時点で、「このカメラ良い!」と感じるカメラがあるならそれを買ってOKだと思います。
「え?それでええの?」と思われるかもしれませんが、細かい性能などの話は抜きに自分が気に入ったものを買うということはカメラ選びにはとても重要です。
世の中にはたくさんの一眼カメラがありますが、「このカメラで撮った写真はダメ!」なんてことはありません。
カメラごとに良いところがありますし、どんなカメラでも良い写真は撮れます。
カメラ初心者にとって最も大切なのは、カメラを買った後にできるだけカメラに多く触れて撮影の機会をたくさん作ることです。
愛着が湧くカメラを持てれば、自然とカメラに触れたり持ち出す機会も多くなるため、写真を撮ることも好きになってもらえると思います。
「あ、このカメラのデザインかわいい!」とか「これかっこいい!」と思ったらその心のままに買ってみるのは、その後の上達まで考えると実は合理的なわけです。
もちろん、カメラへの理解が進んでくるとそのカメラの性能や得意不得意が分かるようになって、そのカメラからステップアップしたくなる日がくるかもしれません。
一台を長く使うに超したことはありませんが、カメラを長くやっていると遅かれ早かれカメラをステップアップしたくなる時が来るものです。
その時は、「自分成長したんだなぁ」と思いながらまた自分の好きなカメラを探せばOKと思います。
とはいえ、「気に入ったカメラ買いなよ!と言われても、もうちょっといろいろ考えて買いたいかも…」と感じるかもしれません。
なのでここからは、もう少し詳しくカメラの選び方について解説していきます。
ひとまず、「好きなカメラを使うことが大事」「どんな一眼カメラを選んでも素敵な写真は撮れるよ!」ということをご理解いただければOKです!
カメラメーカーの選び方
メーカーは好きなメーカーを選んでOK
日本でメジャーなカメラメーカーはざっとこんな感じ。
- Canon
- Nikon
- SONY
- FUJIFILM
- パナソニック
ちなみに日本の3大カメラメーカーであるCanon、SONY、Nikonの3社で全世界のカメラ市場の7割を占めているとのこと…日本すごい…
「このメーカーが一番優れている!」ということはないので、好きだったり愛着の湧くメーカーを選んでOKです。
もし迷う場合には、Canon、SONY、NIKONが日本の3大カメラメーカーと言われているので、この3社から選んでおけば間違いありません。
ちなみに私はSONY推し
私がSONY推しな理由
私は今SONYのカメラを愛用しているのですが、SONYのカメラを使っているのにはいくつか理由があります。
- 単純にSONYブランドが好きだから
- カメラのデザインが好き
- オートフォーカスが優秀
- レンズの種類が豊富
- リセールバリューが高い
- 単純にSONYブランドが好きだから
-
昔からプレイステーションやイヤホンなどSONY製品に触れることが多く、そもそもSONYブランド自体に愛着がありました。
- カメラのデザインが好き
-
現在愛用しているα7CⅡなど、SONYのカメラは軽量コンパクトなものが多く、デザインもガジェット感があって持っているだけでもテンションが上がります。
- オートフォーカスが優秀
-
SONYカメラのAF(オートフォーカス)は他のメーカーと比べても優秀だと言われていて、動いている物にもピタッとピントが合います。なので動き回るこどもの撮影にも相性が良いです。
- レンズの種類が豊富
-
SONYのカメラは純正以外にもタムロンやシグマなどサードパーティー製の安価なレンズも選択肢が多く、中古も多く出回っているため初心者の財布に優しいです。
- リセールバリューが高い
-
SONYのカメラは人気が高いため中古でもそこそこの価格で売れます。なので万が一カメラを使わなくなって手放すことになっても、家計へのダメージを最小限で抑えやすいです。
カメラ本体の選び方
ここからはカメラの選び方について解説します。
一眼カメラは基本的に「カメラ本体」と「レンズ」が別売りになっているため、まずはカメラ本体の選び方から解説していきます。
「一眼レフ」と「ミラーレス一眼」って何が違うの?
よく「一眼レフ」という言葉を耳にすると思いますが、その一方「ミラーレス一眼」という言葉も聞いたことがあるではないでしょうか?
どちらも一眼カメラのことを指すのですが、一眼レフとミラーレス一眼は構造が異なります。
一眼レフはレンズから入った光がカメラ内の鏡に反射してセンサーとファインダーに写る構造なのに対し、
ミラーレス一眼はカメラ内に鏡が無く、直接センサーに写ります。
鏡が無いから「ミラーレス」というわけですね。
ミラーレスは鏡が無いぶんカメラ本体がコンパクトになるメリットがあります。
現在はミラーレス一眼が主流になっているため、ミラーレス一眼を選べばOKです。
カメラ性能を左右する「センサーのサイズ」
カメラの性能や価格を大きく左右するのがカメラに内蔵されたイメージセンサーのサイズです。
カメラはレンズから入った光をイメージセンサーで受け取って画像として出力します。
このセンサーが大きいほどより多くの光を取り込めるため、解像度が高いきれいな写真が撮りやすくなります。
一眼カメラで撮った写真の画質がスマホの写真よりもはるかに画質が良いのは、このイメージセンサーのサイズがスマホカメラよりも圧倒的に大きいからです。
一眼カメラのセンサーサイズは35mmフルサイズかAPS-Cサイズを搭載したものが多いです。
35mmフルサイズの方がセンサーが大きい分カメラ本体も高価になりやすいですが、ぼけ量が多い印象的な写真を撮りやすく、暗所でも綺麗な写真を撮りやすいなど汎用性が高いです。
一方APS-Cは機能面に関してはどうしてもフルサイズに劣る部分が多いですが、カメラ本体やレンズの価格が安めなのでトータル費用が抑えられるメリットがあります。
35mmフルサイズ | 特徴 | APS-C |
---|---|---|
大きくなりやすい | カメラサイズ | コンパクト |
高い | 価格 | 比較的安い |
多い | ぼけ量 | やや多い |
強い | 暗所撮影 | やや弱い |
高い | 解像度 | フルサイズには劣る |
APS-Cカメラでもボケ感のある綺麗な写真は撮れるため、限界まで費用を抑えたい場合はAPS-Cカメラの方がいいでしょう。
最初にAPS-Cのカメラを買うとそのうちフルサイズが気になって結局買ってしまうというのもカメラあるあるですから…
画素数は2000万画素以上あればOK
カメラの性能を表す時に「〇〇万画素」という言葉をよく耳にすると思いますが、
これは写真を構成するドットが何個あるか、つまりイメージセンサーを何個に分割しているかを意味します。
一眼カメラの画素数はだいたい1800~5000万画素くらいです。
スマホカメラなんかでもよく「メインカメラが5000万画素!」みたいな宣伝を聞くと思いますが、スマホカメラの画質が一眼カメラ以上に良いかと言われるとそんなことはありません。
「画素数が高い=画質が良い」というわけではないのです。
スマホと一眼カメラでは搭載しているイメージセンサーの大きさが全く違うので、5000万画素のスマホカメラよりも2000万画素の一眼カメラの方が格段に解像度の高い写真が撮れます。
では一眼カメラの画素数はどのくらいあればいいのでしょうか?
よほど写真展などで巨大に印刷するようなことが無い限り、2000万画素以上あればまず困ることはありません。
ただし画素数が大きすぎてもデータ量が超大きくなったり、ノイズが出やすくなったりなどデメリットも出てくるため、2000~3000万画素くらいがちょうどいいと思います。
使用例 | 推奨画素数 |
L判写真 | 150万画素以上 |
A4印刷 | 900万画素以上 |
SNSなど | 1200万画素以上 |
A3印刷 | 2000万画素以上 |
ちなみに私が愛用しているフルサイズカメラα7CⅡは3300万画素です。
中古カメラ・レンズを買うならカメラ専門店がオススメ
中古カメラやレンズを買う場合にはプロがきちんと動作確認や状態チェックをしているカメラ専門店で買うのがオススメです。
一眼カメラは精密機械です。
新品のカメラやレンズを買う場合はAmazonなどの通販でも問題ありませんが、中古品のカメラは素人目にはきちんと動いているように見えて実は不具合があったり故障していることもあります。
そのため中古カメラを買う時は素人検品のフリマアプリやよく分からない中古ショップは避け、必ずカメラ専門店から買うようにしましょう。
マップカメラは楽天市場にも公式ショップが出店しているので買いやすいですね。中古の品ぞろえも豊富です。
オススメの機種
ここまでの条件を整理すると、おすすめのカメラはこんなイメージになります。
- フルサイズセンサー(費用次第でAPS-C)
- 2000万画素以上
- 軽量コンパクト
私はSONYユーザーなので、SONYのカメラの中からおすすめの機種を二つご紹介します。
初代α7C
α7Cはフルサイズセンサーを搭載した高性能カメラにも関わらずAPS-Cカメラと変わらない軽量コンパクトさを実現した名機。私が一番最初に買ったカメラです。
フルサイズセンサーなので解像度やボケ感も抜群に綺麗で、元気に動き回る子供の姿を綺麗に捉えることができます。
完成度が非常に高くて、初心者から上級者まで長く使うことができると思います。
コンパクトなので荷物がかさばりにくく、手が小さい人でもしっかり握れるグリップ感が良いです。
ストラップで首からかけても重くないのでお出かけカメラとして優秀過ぎる。
2024年に最新型のα7CⅡが発売されたため、初代の中古品の価格が下がって15万円前後というお買い得価格で買えるのが魅力的です。
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α6400
さらに予算を抑えたい場合はα6400もおすすめ。
コンパクトなAPS-Cカメラで、初心者向けのエントリーグレードなので操作も簡単です。
これからカメラ操作を覚えたい初心者にも扱いやすいモデルになっています。
手ブレ補正機能が無いなど機能面は上記のα7Cに劣りますが、なにより中古価格が10万円未満と非常に安いのが魅力。
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レンズの選び方
一眼カメラはレンズが別売り
とはいえ専門用語や考慮することが多いので、初心者がいきなり自分の用途にぴったりのレンズを選ぶのは結構難しいです…
ここからはレンズの基本的な知識とおすすめレンズについて解説します。
基本的なレンズ用語
レンズを選ぶときに最低限覚えておきたいおきたい用語が2つあります。
- マウント
- 焦点距離 mm
- F値(絞り値)
- マウント
-
マウントとはカメラ本体とレンズを接続する部分の規格のこと。
カメラメーカーごとにマウント規格が異なるため、例えばSONYのレンズをCanonのカメラに付けることは出来ません。自分が使うカメラメーカーに合ったマウントのレンズを買いましょう。
- SONY…Eマウント
- Canon…EFマウント、RFマウント
- Nikon…Fマウント、Zマウント
- FUJIFILM…Xマウント
- 焦点距離
-
焦点距離はレンズの中心からイメージセンサーまでの距離をmm(ミリメートル)で表したもの。
簡単に言うと、焦点距離の数字が小さいほど広範囲を撮影でき、大きいほど遠くをズームして撮影することができます。
被写体や使用シーンに応じてレンズの焦点距離を使い分ける必要がありますが、ズームレンズであれば焦点距離を調整できるため便利です。
- F値(絞り値)
-
F値はレンズに入る光の量を表します。
F値が小さくなるほどレンズの絞りが開放されてより多くの光を取り込めるようになり、ボケ感の強い写真を撮ることができます。
一眼カメラらしいボケ感のある写真を撮りたい場合は、できるだけF値が小さいレンズを使うとよいです。
例えば、「SONY FE 50mm F1.8(Eマウント)」というレンズの場合、焦点距離50mm、最小F値が1.8のEマウントレンズということです。
レンズには様々な種類があり長ーい名前が付いているものも多いですが、マウント、焦点距離、F値の3つをレンズ名や商品説明欄から読み取れればレンズ選びはかなり分かりやすくなります。
汎用性が高い「ズームレンズ」
一眼カメラのレンズはズームレンズと単焦点レンズに分かれます。
焦点距離を変えられて撮影範囲を調整できるレンズのことをズームレンズと言います。
逆に、ズームできる分レンズ自体がやや大きく重くなりやすいこと、単焦点レンズと比較すると画質がやや劣るというデメリットがあります。
(最近のズームレンズはかなり画質がいいのでさほど気になりませんが…)
ズームレンズは製品名で「28-200mm」のように焦点距離が表現されています。
この場合、焦点距離28mm~200mmまで変えられるという意味です。
ズームできないけど綺麗で軽量な「単焦点レンズ」
焦点距離が固定のレンズを単焦点レンズといいます。
ズームが無い分構造もシンプルなため軽量で、画質もズームレンズより良いです。
単焦点レンズを買う場合は、最小F値が2.8以下、できれば1.8以下の物を買えば一眼カメラらしいボケ感のある写真を撮りやすいです。
最初のレンズにおすすめなのは…
SONYのEマウントレンズの中から、個人的に最初の1本としておすすめのレンズをズームレンズ、単焦点レンズで各1本ずつご紹介します。
ズームレンズ
子供の撮影、つまり人物ポートレート撮影は焦点距離35mm~85mmくらいがメジャーなので、この範囲をカバーできるレンズがオススメです。
個人的にオススメなズームレンズは、タムロン28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD (Model A071)。
実売9万円以下と比較的安価なレンズでありながら、28mmの広角から200mmの望遠まで1本のレンズで対応できるため、これ1本でほとんどのシチュエーションに対応できます。
画質も良好なため子供の撮影以外にも旅行やスポーツ観戦など、とにかく汎用性が高いのがおすすめポイント。
マップカメラにも中古品が無いくらい人気レンズです
単焦点レンズ
単焦点レンズであれば汎用性が高い焦点距離50mmがおすすめです。
SONY製のカメラであれば、最小F値1.8という明るいレンズながら3万円という破格で買える50mm単焦点レンズ(SONY 50㎜ F1.8)があるため単焦点の入門用としておすすめ。
子供との距離感が調整しづらい室内でも子供を無理なくフレームに入れて撮影することができ、開放F値1.8を活かしたボケ感のある写真を楽しめます。
格安レンズとはいえSONY純正レンズなので画質も普通に良好です。
オススメの組み合わせ
ここまでの内容を総合して、私が最初にカメラ初心者にオススメする組み合わせは初代α7C(中古) + SONY 50mm F1.8です。
合わせても800g未満の軽量コンパクトな組み合わせなのでお出かけの時に荷物がかさばりにくく、
フルサイズカメラの性能を存分に活かしながら50mmF1.8の単焦点レンズで「ザ・一眼カメラ」な綺麗な写真を楽しむことができます。
α7Cは初心者から上級者まで愛用者が多いシリーズなので、初心者からステップアップしてもずっと使い続けることができるのもおすすめポイントです。
α7Cは2024年12月現在中古で買えば16万円前後くらいで、レンズは新品でも3万円ちょいなのトータル20万円くらいで収まります。
さらにズームレンズも欲しくなれば、汎用性が高いタムロン28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD (Model A071)を買ってみるという順序で進んでいくのがベターかなと思います。
一緒に揃えたほうがいいアクセサリ
最後に、カメラと一緒にそろえた方がいいアクセサリ類についてもまとめておきます。
全部で1万円くらいかかりますが、機材を守りつつ長く使うために必要な備品もあるため必ずチェックしておきましょう。
SDカード
画像を保存するためのSDカードはとりあえず最初は安い奴でOKです。
一眼カメラの写真はデータ量が大きいので、64GBくらいのSDカードを買っておくのがオススメです。
ストラップ
カメラは精密機器で衝撃に弱いため、落下させてしまうと壊れたり高額な修理費がかかります…
カメラを守るためにも落下防止のためのストラップはあった方がいいです。
子供の写真を撮るなら、パッと手元をフリーにできる首掛けタイプのストラップがいいでしょう。
いろいろなデザインのものがあるため、自分の好みに合うものを選んでみてください!
レンズ保護フィルター
レンズ先端はなにかと接触したりするリスクが高いため、汚れや傷を防ぐために保護フィルターを付けておくのがオススメです。
SONY 50mm F1.8のフィルター径はΦ49mm、タムロン28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXDは67mmなのでそれぞれ対応するフィルターを付けておくと安心です。
クリーニングキット
レンズの汚れを落とすときにティッシュなどでゴシゴシこするのはやめたほうがいいです。
汚れがこすれて傷がつくなどレンズがダメージを受ける可能性があります。
レンズは繊細なので、ブロワーやレンズペンなどで優しくクリーニングしてあげると良いです。
ドライボックス
カメラやレンズを使用しないまま湿度の高い場所に長期間放置していると、カメラ内部やレンズにカビが発生する可能性があります。
そうなると修理することも難しく機材も財布も大きなダメージを負うため、保管する時は防湿庫や乾燥剤を入れたドライボックスで保管することが推奨されています。
ドライボックスの方が安くてコンパクトなので、最初のうちはドライボックスでOKです。
一眼カメラの勉強におすすめの本
最初のうちは「カメラ買ったはいいものの、使い方が全然分からん!」となりがちなので、基本的な操作や機能の使い方について覚えたほうがいいです。
とはいえネットで一つ一つ調べながらというのも面倒なので、初心者向けの本を1冊読むのが一番手っ取り早いと思います。
私はこいしゆうかさんの『カメラはじめます!』という本でカメラの操作方法や基本的な写真の撮り方を勉強するところから始めました。マンガ形式でサクッと読めるのでおすすめです。
まとめ
最初のカメラ選びはいろいろ迷うポイントも多いと思いますが、初心者のカメラ選びに絶対的な正解はありません。
最初にも述べた通り、心にビビッときた好きなカメラを買ってみることも上達への早道だと思います。
ここでは私が実際に使ったことがあっておすすめしやすかったこともあり、α7Cと単焦点50mmF1.8のレンズを一例としておすすめしてみました。
自分なりに納得のいくカメラを見つけて、素敵なカメラライフを送っていきましょう!