BTOパソコン、どこで買えば安心?主要メーカーをわかりやすく比較してみた【2025年版】

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ゲーミングPCを買おうと思って調べ始めると、よく目にするのが「BTOパソコン」という言葉。
でも、「BTOって何?」「自作とは違うの?」「家電量販店で買うのとどう違うの?」と、疑問に思う方も多いはず。

この記事では、そんな初心者の方に向けて、主要なBTOメーカー5社を“7つのポイント”で比較しながら、それぞれの特徴や選び方のコツをわかりやすく紹介していきます。

コスパ・納期・サポート・パーツの品質など、「自分に合ったPCをどこで買えばいいのか?」という悩みを解決できる内容になっていますので、ぜひ最後までご覧ください!

目次

BTOパソコンとは?初心者向けにやさしく解説

画像:MDL.make

BTO=Build to Order(受注生産)の略。受注生産スタイル

BTOとは “Build to Order” の略で、「注文を受けてから組み立てる」受注生産タイプのパソコンのこと。

量販店などに並ぶ既製品とは違い、注文時にCPUやグラボ、ストレージなどの構成をある程度選べるのが特徴です。

特にゲーミングPCなどでは欲しい性能が人によって異なる場合が多いため、構成をカスタマイズできるBTOパソコンが重宝されています。

家電量販店のPCとの違いは「構成の自由度とコスパ」

家電量販店で売られているPCは、スペックに対して価格が割高なケースが多いのが実情。

一方、BTOパソコンは販売店の中間マージンや過剰なソフトが省かれていることも多く、同じ予算でもワンランク上の構成が狙えるのが大きな魅力です。

使い方に応じて構成を変えられる点でも、BTOは柔軟。
ゲーム用、動画編集用など、目的に合ったマシンを選べます。

自作PCとの違いは?どちらが向いている?

自作PCとBTOの最大の違いは、「誰が組み立てるか」です。

  • 自作PC…すべてのパーツを自分で選び、自分の手で組み立てるスタイル
  • BTO…構成だけ選んで、組み立てから動作確認までメーカー側が行ってくれるので初心者でも安心して購入できる

細かいカスタマイズや冷却性能、見た目にこだわるなら自作PCの方が有利ですが、
「とにかくすぐにゲームを始めたい」「パーツの知識に自信がない」なら、手軽で安心なBTOがおすすめです。

BTOメーカーを選ぶ前に!チェックすべき7つのポイント

マザーボード上にCPUクーラーのヒートシンクを取り付けている

BTOパソコンを選ぶとき、価格だけで決めてしまうのはちょっと早計!

見落としがちな要素もしっかり押さえておくと、後悔しない買い物につながります。

以下の7つのポイントを意識して、あなたに合ったメーカーを見つけてみてください。

✅ 比較ポイント一覧

💰 コスパ(価格と性能のバランス)

  • 同じ価格帯でもスペックやパーツの品質に差が出る
  • セール時期の価格変動も大きいので注目

🛠 カスタマイズ性

  • メモリやストレージ容量の増減
  • 電源やCPUクーラーなど、細かいパーツの変更可否
  • 自作に近い自由度を求める人には重要な要素

🤝 サポート・保証体制

  • 初期不良や故障時の対応の丁寧さ
  • 電話・チャットサポートの有無
  • 保証期間や延長保証プランの有無

🎨 デザイン・ケースの見た目

  • ゲーミング系の派手なデザインか、落ち着いた無骨スタイルか
  • 光る系(RGB)好きか、静音重視かで好みが分かれる

📦 納期・発送スピード

  • 「最短当日発送」〜「1週間以上かかる」まで幅がある
  • すぐに使いたい人は要チェック

🔧 パーツの品質・構成のバランス

  • 表に出ないけど大事なのが、電源やマザボ、SSDの品質
  • 安くても“地雷構成”は避けたいところ

📣 口コミ・メーカーの評判

  • 過去のトラブル事例やサポートの評判
  • ネットのレビューやSNSの反応も判断材料に

主要BTOメーカー5社を7項目でざっくり比較【早見表】

BTOゲーミングPCメーカーとしてメジャーなものは次の5つです。

  • MDL.make
  • FRONTIER
  • サイコム
  • パソコン工房
  • ドスパラ

いずれも一定以上の品質・信頼性があり、安心して購入できる水準です。

そのうえで、得意分野やサポート体制に違いがあるため、自分に合ったメーカーを見つけるのがポイント

コスパカスタマイズ性サポートデザイン納期パーツ品質評判
信頼性
MDL.make
FRONTIER
サイコム
パソコン工房
ドスパラ

各メーカーの特徴まとめ【ざっくり知りたい方向け】

BTOの大手メーカー5社について、ざっくりと特徴を紹介していきます。

自作PC歴のある筆者が、コスパ・構成バランス・パーツ品質なども加味しながら、初心者にもわかりやすく評価してみました!
「細かい違いはよくわからないけど、ざっくり比較したい」という方は、ぜひ参考にしてみてください。

MDL.make(エムディーエルメイク)

BTOパソコンショップ「MDL.make」のブランドロゴ
MDL.makeの特徴

とにかくコスパ重視ならここ!新興メーカーながら価格性能比はトップクラス。
LINE相談などサポート面も充実していて、BTO初心者にも安心しておすすめできる注目ブランド。

  • コスパ:◎
    セール時の価格設定が強く、同スペックの他社製品と比べても割安。
  • カスタマイズ性:△
    一部パーツ変更は可能だが、自由度はやや制限されている。
  • サポート:◯
    LINE・チャット対応など、若い層に親しみやすいサポート体制。
  • デザイン:◯
    無難な黒系ケース中心。クセがなく、どんな部屋にもなじみやすい。
  • 納期:◯
    特別早くはないが、数営業日での出荷が一般的で安定。
  • パーツ品質:◯
    自社製造のパーツを織り交ぜ、コストを押さえつつ十分な品質を担保。
  • 評判・信頼性:◯
    SNSでも好印象な声が多く、新興ながら信頼感が高まっている。

FRONTIER(フロンティア)

BTOパソコンショップ「フロンティア」のブランドロゴ
FRONTIERの特徴

セール狙いならフロンティア一択!デザインの選択肢も多く、周辺機器込みで揃えられるのも魅力。
サポートはやや弱めなので、ある程度自分で調べて選べる人に向け。

  • コスパ:◎
    特にセール品は驚くような安さで、ハイスペック構成も狙いやすい。
  • カスタマイズ性:△
    構成の変更幅は狭め。ある程度決まったモデルから選ぶイメージ。
  • サポート:△
    サポート対応にムラがあり、過去にはやや不満の声も。
  • デザイン:○
    ゲーミングらしい派手さからシンプルモデルまで選択肢は豊富。
  • 納期:◯
    セールモデルはやや遅れる傾向もあるが、通常は1週間前後。
  • パーツ品質:◯
    セールモデルでも基本を押さえた安定した構成が多い。
  • 評判・信頼性:◯
    長年の販売実績があり、ゲーマーの間でも広く知られている。

サイコム(@Sycom)

BTOパソコンショップ「サイコム」のブランドロゴ

性能・見た目・静音性…とことんこだわりたい人におすすめ!
価格は高めでも、納得感のあるハイクオリティなBTOを求めるならサイコムが最有力候補。

  • コスパ:△
    価格帯は高め。ただし使われているパーツを考えると納得の内容。
  • カスタマイズ性:◎
    パーツ単位で細かく構成変更可能。自作に近い自由度。
  • サポート:◯
    技術的な相談にも対応してくれる。返答はやや事務的だが正確。
  • デザイン:◎
    Fractal Design製ケースなど、静音性と見た目の美しさに定評あり。
  • 納期:△
    受注生産のため、他社より納期はやや長め(1〜2週間程度)。
  • パーツ品質:◎
    ブランド品中心で、すべてにこだわりを感じる選定。
  • 評判・信頼性:◎
    品質重視の自作ユーザーやクリエイター層から支持されている。

🟧 パソコン工房(UNITCOM)

「パソコン工房」のブランドロゴ

店頭相談ができる唯一の強み!スタッフの知識も高くて、安心して選べるメーカー(筆者も体験済み)。
とにかく迷ったら店舗で聞けるというのは初心者にとって大きなメリット。

  • コスパ:◯
     セール時はかなり安くなる。通常価格も割高感はない。
  • カスタマイズ性:◯
     一般的な変更には問題なく対応。こだわりが強い人にはやや物足りないかも。
  • サポート:◎
     全国の実店舗で直接相談・修理対応してくれる安心感が強み。
  • デザイン:△
     やや無骨な印象のモデルが多く、デザイン性は控えめ。
  • 納期:◯
     モデルによっては即納も可能。おおむね5日〜1週間程度。
  • パーツ品質:◯
     ブランドSSDなど、バランス重視の構成が多い。
  • 評判・信頼性:◯
     地方在住ユーザーからの評価も高く、安心できるメーカー。

🟧 ドスパラ(サードウェーブ)

パソコンショップ「ドスパラ」のブランドロゴ

ガレリアの知名度&納期の速さは圧倒的!とにかくすぐに遊びたい人にぴったり。
過去のトラブルが気になる人はいるかもしれないが、今は安定してきている印象。

  • コスパ:◯
    セールもあるが、定価でも無難に“割に合う構成”が多い。
  • カスタマイズ性:◯
    選択肢は平均的。カスタムできる項目は十分だが細かさには欠ける。
  • サポート:△
    対応の質にバラつきあり。早いが機械的な印象を受ける人も。
  • デザイン:△
    シンプルで無難。個性を求めるならやや物足りない。
  • 納期:◎
    最短当日出荷は業界でも最速クラス。急ぎの人には非常に頼れる。
  • パーツ品質:◯
    必要十分。大きな欠点は見られず、安定した構成。
  • 評判・信頼性:◯
    販売台数の実績は業界随一。知名度も安心材料のひとつ。

まとめ:結局どのメーカーが自分に合ってる?タイプ別おすすめ

「どのBTOメーカーを選べばいいのか、まだ迷ってる…」という方は、以下のまとめを参考にしてみてください。

使用目的や予算、購入時の不安に応じて、ピッタリのメーカーが見つかるはずです。

✅ BTO初心者に一番おすすめ:MDL.make

オンラインでも気軽に相談できて、価格も安く、安心して買えるBTOメーカーです。

  • ✅ 公式LINEから購入前に用途の相談ができる
  • ✅ 他社と比べて価格が安く、コスパはトップクラス
  • ✅ トラブル時の対応も早く、ユーザー評価も良好
  • ✅ 新興メーカーながら、初心者でも安心して選べる体制が整っている
もりけぇ

「とにかく不安なくゲーミングPCを買いたい」なら、まずチェックしておきたいメーカーです。

✅ セール&周辺機器セットでお得に買いたい人:FRONTIER(フロンティア)

  • ✅ セール時の価格は驚くほどお得。タイミングが合えば激安モデルも
  • ✅ モニター・キーボード・マウスなどが一式セットで揃う
  • ✅ 見た目も豊富で、選ぶ楽しさもある
  • ⚠️ サポート体制はやや不安定。購入前にある程度自分で調べるのが得意な人向け

✅ 徹底的にこだわりたい・人と被りたくない人:サイコム(@Sycom)

  • ✅ 自作に近いレベルのカスタマイズが可能
  • ✅ 静音性やパーツ選定、内部配線の美しさまで抜かりなし
  • ✅ Fractal Design製ケースなど、見た目のこだわりも◎
  • ⚠️ 価格は高めだが、“最高の1台”が欲しい人には価値あり

✅ 店頭で相談したい人・すぐに欲しい人:パソコン工房/ドスパラ

  • パソコン工房:全国に店舗があり、スタッフと直接相談できる安心感(筆者も体験済み)
  • ドスパラ:最短当日出荷など、納期の早さは業界トップクラス
  • ✅ どちらも知名度が高く、アフターサポートも安定している

📝 筆者からの一言アドバイス

ゲーミングPC選びは「性能」だけでなく、「安心して買えるか」「納得して使えるか」も大切。

今回紹介した5社はどのメーカーもきちんとした品質と実績があり、選んでも大きな失敗はありません。
自分がどんな使い方をしたいのか、何を重視したいのかを考えながら、あなたにぴったりの1台を見つけてください。

コスパカスタマイズ性サポートデザイン納期パーツ品質評判
信頼性
MDL.make
FRONTIER
サイコム
パソコン工房
ドスパラ

よくある質問(Q&A)

❓ BTOパソコンってPC初心者でも本当に大丈夫?

はい、最近のBTOメーカーは初心者にもわかりやすい構成とサポート体制が整っています。

メーカーによっては購入前からLINEで相談できるメーカー(MDL.makeなど)もあり、「このゲームしたいんだけどどのくらいの性能が必要?」「このスペックで大丈夫?」といった質問にも丁寧に答えてくれます。

❓ BTOって初期不良とかあったらどうなるの?

メーカーによって差はありますが、基本的には1年間の標準保証があり、初期不良にもきっちり対応しています。

延長保証やオプションサポートがあるメーカーも多いので、心配な方は保証内容をチェックしておくと安心です。

❓ セールっていつやってるの?

定番は新生活シーズン(3月〜4月)・夏ボーナス(6月〜7月)・年末年始セール(12月)などが多いです。

ただし、MDL.makeフロンティアのように“ほぼ常時セール”してるメーカーもあるので、こまめにチェックすると掘り出し物が見つかるかも!

❓ パーツに詳しくないけど、自分に合うスペックがわからない…

そんなときは、「やりたいこと(例:Apexを快適に遊びたい)」を伝えて、BTOメーカーに相談するのが安心!

例えばモンハンなどのメジャーなゲームであれば、各ショップで推奨モデルを販売していることもあります。

例えばMDL.makeでは購入前にLINE相談でやりたい作業やゲームに合うスペックを教えてくれるため、専門知識がなくてもスムーズに選べます。

最後にひとこと

「BTOってなんか難しそう…」と感じていた方も、この記事を通して「自分でも選べそうかも」と思ってもらえたなら嬉しいです。

どのメーカーを選んでも間違いではありませんが、“自分がどんなスタイルでPCを使いたいか”を考えることで、満足度の高い買い物につながります。

もりけぇ

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