【レビュー】Cooler Master Qube 500を使って検証用PCを組み立てます

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2024年末に私がメインPCを組み直したのですが、以前使っていたPC(Core i7-9700 & RTX3070)は友人に譲っておりました。

友人に譲った旧PC

PC屋に売ることも考えたのですが、ちょうど友人がモンハンワイルズに備えてPCを買い換えようか悩んでいたところ。
ちょうど友人が結婚した時期だったこともあり、結婚祝いも兼ねてプレゼントした次第です。
とても喜んでもらえて、ワイルズが発売された今は毎晩のようにボイチャしながら遊んでいます。

そんな友人から、このたび使わなくなった旧PCを代わりに譲ってもらいました。
2020年ごろに買ったらしいガレリアXT(Core i7-9700 & GTX1660 Super)です。

大事に使わせてもらうぜ
目次

友人からいただいたPCを紹介

発売当時12万円台と性能に対してかなりコスパの良いモデルだった模様
フロント部分の拡張ベイの数がすごい


ちょうどメインPCとは別にいろいろ実験用のPCが欲しいなと思っていたので、検証用PCとしてありがたく使わせていただきます!
スペックとしてはこんな感じ。

パーツ
グラフィックボードGTX1660 Super
CPUIntel Core i7-9700
マザーボードASUS B365(ATX)
CPUクーラーDEEPCOOL AK400
メモリ16GB
(DDR4-2666 8GB×2)
ストレージ・512GB M.2 SSD
・1TB HDD
電源装置500W(80PLUS BRONZE)
PCケースガレリアXT専用ケース

譲ってもらうにあたり初期化されていましたが、Windows11にアップグレード済みで初期設定を済ませると問題なく起動しました。
BIOSが初期のままだったので、最新のものにアップデート完了。
よほどのヘビータイトルじゃなければPCゲームも普通に遊べるスペックしてます。

ケースをCooler Master Qube 500 Flatpack Blackに移し替え

ガレリアXTのケースのまま使ってもいいのですが、正直この時代のガレリアのケースってめっちゃでかい。
寸法は高さ450mm、奥行き520mm、横幅207mmと、一般的なミドルタワーケースの中でもかなりでかい方。
横幅はややスリムですが、フロント部分にこれでもかと拡張部分があるため奥行きが長いです。

検証用PCとしてはもう少し取り回しがいいサイズの方がありがたいので、見た目を私好みにすることも含めて別のケースを移し替えましょう。

今回用意したのはCooler Master Qube 500 Flatpack Black

ATXマザーボードに対応したケースの中ではコンパクトな部類で、フレームを完全に分解バラせるのが最大の特徴。
エアフローも良さげなので排熱も楽そうです。

フレームが全て組み立て式なので梱包もコンパクト
メインフレームはベンチ台としても使える
全体的にパンチホールが多くてエアフローも良さげ

PCパーツをクリーニング

PC内部にほこりがたまっていたので、一度全部バラシてクリーニングします。
こういう作業好きなんですよね。
エアダスターやハケ、綿棒を駆使してほこりを落としていきます。

PCって意外とホコリたまるんですよね…
届く範囲はきれいになりました

パーツ組付け

綺麗になったパーツをQube500のフレームにねじ止めします。
付属の説明書に手順が図解で載っているので自作PCに慣れている人は問題なく組み立てられると思います。

図解がめっちゃ分かりやすい

Qube500はねじサイズが全部統一されているので組み立ても迷いにくくていい感じです。

こんなにオープンなケースは初めて
電源は専用フレームを取り付けてから設置

ここからはフレームを組み立てながらPCパーツをガンガンくっつけていくだけ。
一応組み立てた後の配線の取り回しも考えながら進めます。

四隅を囲むとこんな感じ

一通りパーツを組み付けたら電源やファンの配線を済ませます。

裏配線のスペースも意外とあってケーブルマネジメントもやりやすいです。

裏側にもHDDやSSDを取り付け可能。
ATX対応なだけに拡張性も申し分ないと思います。

これはケースとは全然関係ない話ですが、この時代のDEEPCOOLのCPUクーラー、めっちゃ取り付けがやり辛くてキレそうでした。

ヒートシンクがデカいので手が上手く入らん…

マザーボードにピンを直接押し込んで取り付ける構造なのですが、ピンが変に柔らかくてすぐ曲がるんですよね…
危うく折れるところでした…

今では製品名すら分からない古いモデルで、現在はかなり評判の良いDEEPCOOL製品ですがこんな時代もあったんですね。

起動チェック

というわけでパーツの組み込みが終わって起動チェック。
ケースを入れ替えただけなので特に問題なく立ち上がりました。

電源ボタンを押すとファンが回転して画面が点灯。起動問題なし。

ちなみにマザーボードがやや古いのでPCケースのUSB3.2コネクタには対応していませんでした。
なのでケースフロントのType-Cコネクタは使えない状況です。残念…。

もりけぇ

いつか中身をアップグレードできる日を待ちましょう

起動チェックが完了したら、あとは各部のパネルを閉じて作業完了です。

パネルはボールジョイントなので、押し込むだけでスポッとはまります。
外すときも引っ張るだけなので分解も楽です。

完成

特に大きなトラブルなく作業完了。
もとのガレリアのケースよりも一回り小さくなりました。

ケース後部にハンドルもついているので、移動の時にスッと持ち上げやすいのが地味にありがたい。

Cooler Master Qube 500のレビューまとめ

Cooler Master Qube 500を使ってみた感想まとめです。

Cooler Master Qube 500のここがGOOD!
  • ATX対応のわりにコンパクトでデザイン良き!
  • パネルがボールジョイントで外すの簡単
  • パーツの組み込みがやりやすくて配線マネジメントも快適!
  • SSDやHDDの拡張性も良好
Cooler Master Qube 500のここは微妙!
  • ケース組み立てる手間をかけたくない人には不向き

Qube 500の良いところはこれまでの組み立て過程で解説した通りです。
ケースがバラの状態で組み上げをスタートできるので、パーツの取り付けがめっちゃやりやすい。
自分の用途に合わせて、ベンチ台モードや横置きモードを選べるのもうれしいポイントです。

コンパクトな見た目のわりにSSDなどの拡張性も高く、ATXマザーに対応しているためほとんどのマザーボードが使えます。

ぶっちゃけ今のところあまり目立った微妙ポイントは無いのですが、ケースを組み立てる手間がかかるためさっさとPCを組み上げてしまいたい人には不向きかもしれません。
作業性のやりやすさとのバランスかなと。

私はこのケースかなり気にったので、検証用PCとしてこれからいろいろ使い倒していこうと思います!

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