子供が生まれるときって、「実際どんなことを準備しておけばいいの?」と不安になりませんか?
私たちの家庭でも、ネットや書籍で調べながら赤ちゃんグッズを買いそろえていきましたが、他にやっておくべきことがないかと不安を感じていました。
子供が生まれると生活スタイルがそれまでの夫婦二人の時から大きく変わります。
なので我が家でも、初めてなりに子供が生まれた後の生活を想像しながらいろいろな準備を行いました。
そしていざ育児が始まると、事前に準備しておいてよかったなと感じることも多かったです。
今回は、私の家で子供が生まれる前に「準備しておいてよかったー」と特に感じたものをピックアップしてご紹介します。
ご家庭によって合う合わないはあると思いますので、一部だけでも参考になれば幸いです。
子供が生まれる前に準備しておいてよかったと感じることは以下の通り。
- 2LDKの賃貸に引っ越す
- 時短家電を買う
- 家計を見直す
- 車を買い替える
- 断捨離して収納スペースを空ける
2LDKの賃貸に引っ越す
これは妻が妊娠するよりも前からやっていたことですが、もし子供ができても引っ越しをしなくて済むように妻との結婚を機に2LDKの賃貸に引っ越していました。
選択は大正解だったなと思っていて、妻の妊娠が分かっても慌てずにそのまま生活を続けられましたし、子供が生まれてからは余裕をもってベビーベッドを置いたり赤ちゃんが遊べるスペースを確保することができました。
一番良かったのは2LDKなのでリビングスペースから独立した部屋があることです。
赤ちゃんは定期的に昼寝のために寝かしつけが必要なのですが、リビングスペースで寝かしつけても生活音で目覚めてしまいます。
かといって、パパママが赤ちゃんの横でずっと物音を立てないように生活を続けるのも大変です。
独立した静かな部屋があれば、赤ちゃんの寝かしつけに便利ですし、パパママもベビーモニターで様子を見ながら生活音を気にせず過ごすことができます。
2LDKの部屋は賃料が高くなりがちですが、私たちの場合は妻の職場の近くに家を借りることで車を1台手放して生活費の上昇を抑えました。
また後述しますが、家賃を節約しても車を所有するとかえって維持費で高くつく場合も多いです…
時短家電を買う
子供が生まれる前に、ロボット掃除機とドラム式洗濯乾燥機を買って家事を省力化していました。
ぶっちゃけると育児というよりは単純に家事を楽にしたくて買ったのですが、いざ育児が始まると本当に時短家電を買っていてよかったなと思います。
ロボット掃除機があればすきま時間に部屋の掃除ができますし、ドラム式洗濯乾燥機で洗濯物を干して取り込む手間が省けます。
家事の手間を減らすことで精神的・時間的にも余裕が生まれますし、その分休息を取ったり、子供と一緒り過ごしたりと時間の使い方に選択肢が増えます。
家計を見直す
子どもが生まれると確実に出費が増えます。
ベビーベッドやチャイルドシート、服などの赤ちゃん用品を買う一時的な出費はもちろんですが、ミルクやオムツ、服など継続的に買う必要がある消費材もあります。
当然我が家も例外ではなく、しかも子供が生まれた後は妻が育児休業に入ることで収入が減少することは確定していました。
なので子供が生まれる前から(一部は結婚当初から)家計を見直して削減できる費用を圧縮しました。
具体的にやったことは以下の通りです。
車を1台手放した
車を1台手放したのがもっとも家計改善への影響が大きいと思います。
もともと私と妻で1台ずつ車を所有していたのですが、現在の住まいが妻の職場に近く、休日は私の車で一緒に出掛けることが多かったため妻の車はほとんど使っていませんでした。
しかし、車は使っていなくても駐車場代や車検代、自動車税などの維持費が必要で、軽自動車でも年間で10万円近くかかってしまいます。
さすがに使用頻度が少ない車にこれだけの維持費を払い続けるのはもったいないため、妻と相談して車を1台手放しました。
月に1、2回しか車に乗らないのであれば、タクシーを使うほうがよっぽど安上がりです。
自動車保険をネット保険に変える
私の車の自動車保険は、私が社会人になるときに父親に紹介された営業マン経由で加入していました。
当時は保険のことに無頓着で、言われるがまま加入してしていました。
無知ながらに保険料高いなーと感じながらも、若いうちは保険料が高いと聞いていたのでこういうものなのかと思っていました。
しかし家計の見直しついでにネット保険の見積もりを取ってみると、同等の保証内容で半額くらいの保険料が提示されました。
なので前の保険は即解約して、ネット保険に乗り換えました。
対人営業の保険会社は人件費や営業所などの運営コストが多くかかり、保険料でそれらのコストを回収する必要があるため保険料が割高になりがちです。
ネット保険はそれらの費用が節約できる分、加入者の保険料が抑えられるというわけですね。
通信費を見直す
以前は妻がドコモのキャリア回線を使っており、スマホの通信費が多くかかっていました。
私は以前から格安SIMを使用しており、実用性に全く問題ないことが分かっていたので妻にもお勧めしてみました。
当時は楽天モバイルが勢力を伸ばしている時期で、1年間使用料無料のキャンペーンを行っていたため夫婦で加入しました。
1年間スマホの通信料を0円に抑えることができ、妻だけでも合計6万円くらい節約できたと思います。
夫婦でふるさと納税する
夫婦でふるさと納税をして食材などの返礼品をもらうことで、生活費を削減することができました。
ふるさと納税自体は翌年の住民税を前払いしているだけなので節税効果はありませんが、返礼品としてお米や肉、果物などの食材や日用品をもらうことができるため生活費を節約できます。
納税先によってはうなぎやシャインマスカットなどの高級食材ももらうことができるので、普段自分ではなかなか手が出にくい食材を食べることができるのも良いですね。
家計出費をクレジットカードにまとめる
家賃や食費、夫婦共有の日用品など、家計に関するあらゆる出費を可能な限りクレジットカードに統合しました。
以前は家計出費を夫婦各々で手出しすることがあったのですが、この方法だと合計の生活費が毎月いくらかかっているのか把握するのがとても難しかったわけです。
そこで支払い方法をクレジットカードに集約し、明細を家計管理アプリのマネーフォワードで管理することによって毎月の生活費の合計だけでなく、食費や日用品費などの内訳まで管理しやすくなりました。
家計の見直しは子供のいるいないに関係なくやっていてよかったなと思います。
最近はインフレで物価も光熱費も高いですからね…。
車を買い替える
これは本当に偶然というかタイミングが良かったのですが、ちょうど妻の妊娠が分かったのと同時期に車を買い替えることになったので、子供が生まれた後の生活も想定して車を選びました。
私は以前はトヨタのマークXというセダンに乗っていました。
乗り心地の良い名車だったのですが、トランクや後部座席が狭かったためファミリーカー向きかと言われると微妙でした。
祖父から父親を経由して譲り受けた車で、初期費用が掛からずに済んだのがありがたかったです。
しかし年式がかなり古かったため自動車税が笑えないくらい高額で、しかも当時から車体のあちこちで故障が見られるようになり、おまけに当時は車検を控えていました。
ランニングコストが高くなっていたんですね。
車検を通してあと2年乗るか、さすがに買い替えるか迷っていたところで妻の妊娠が分かったため、これを機に子供を乗せることも想定した車に買い替えることにしたわけです。
とはいえ、ファミリーカーとして人気のミニバンのような大型車は駐車場などで取り回しが悪く、燃費も維持費もかさみやすいためあまり気乗りしませんでした。
そこで私と妻で相談して選んだのはネット上で見つけたホンダのヴェゼル(ディーラー認定中古車)でした。
選んだ理由は以下の通り。
- SUVの中でもコンパクトな全長なので市街地の取り回しがいい
- ハイブリッド車なのでマークXの2倍くらい燃費が良い
- トランクスペースが広く、荷物も積みやすい
- ISOFIXに対応しているためチャイルドシートの取り付けが簡単
- 型落ちながらも上位グレードのためインテリアの質感が良い
- 塗装に多少痛みがあったため、価格が割安になっていた。購入時に補修。
- ディーラー認定中古車なので品質的にも安心
- 夫婦ともにヴェゼルの顔が好き
このヴェゼルには現在1年ちょい乗っていますが、今でも本当に良い買い物だったなと思います。
当初の想定通り、買い出しの荷物やベビーカーも難なく積めて助かっていますし、市街地の細い道路でも取り回しが良く走りやすいです。
顔が気に入って買った車でもあるため、毎度車に乗るたびに気分が上がります。
断捨離して収納スペースを空ける
家の中を断捨離して家のものを減らしました。
断捨離を行ったのは妻が妊娠するよりも前のことだったため、子供が生まれることを意識してやったものではありませんでしたが、結果的に育児をやるうえでも恩恵を感じているためここに含めることにしました。
まず収納スペースが空いたため、赤ちゃん用品を収納する余裕が生まれました。
服やお風呂グッズ、ミルクやおむつの予備など育児にはいろんなものが必要です。
断捨離をしなかったらこれらのグッズがリビングにあふれていたと思いますが、断捨離を行っていたおかげで収納を買い足したりする必要もなく、クローゼットなどの既存の収納スペースに収まっています。
その分リビングスペースを有効活用できるため、子供が遊ぶ空間も確保しやすいです。
また、育児中は授乳や寝かしつけなどが小刻みに必要なため、家の掃除などが思うようなタイミングでできません。
しかし断捨離でものを減らしたことでそもそもリビングが散らかりにくくなり、掃除する際にもロボット掃除機が動き回りやすくなったため家を綺麗に保ちやすくなりました。
リビングを綺麗に保つことで、赤ちゃんが小さなものを誤って飲み込んでしまうという事故なども防ぐことができます。
子供が生まれる前に準備しておいてよかったと感じることは以下の通り。
- 2LDKの賃貸に引っ越す
- 時短家電を買う
- 家計を見直す
- 車を買い替える
- 断捨離して収納スペースを空ける