仕事術シリーズの3本目は、仕事の拠点となる「デスク・PC周り」についてです。
あなたの職場のデスクは片付いていますか?
仕事で使うデスクやPC周りの環境をスッキリさせることで、集中力や効率を高めることが出来ます。
今回は私がデスクやPC周りをどのような環境にしているのかも踏まえながら解説していきます。

デスクワークの時間が長い人も多いと思うため、デスク環境を改善することは働きやすさに大きな影響を与えます。
ぜひ参考になる部分があれば実践してみてください!


基本は「デスク上をスッキリさせること」
あなたのデスクの上は書類やモノで埋まっていませんか?
デスクが散らかっていると仕事の効率や集中力が落ちるため、効率よく仕事を進めるためにはデスク上から不要なモノを減らしてスッキリさせることが基本となります。
「なにを当たり前なことを…」と思う人もいるかもしれませんが、実際デスクが散らかっている人ってたくさんいます。
「忙しくてデスクを片づける時間がない!」という人は、なおさらデスクを綺麗に片づけて作業効率を上げたほうが良いかもしれません。
デスクの上に関係ない書類やファイルをいつまでも置きっぱなしにしていると、作業スペースが狭くなって仕事の効率が落ちます。
欲しい書類を探し出すのにも時間がかかりますし、最悪の場合紛失にもつながります。
ここからは、デスクをスッキリさせる具体的な方法を解説していきます。
定期的にデスク周りの断捨離を行う
デスクには様々な書類や仕事で使った道具が蓄積されていきます。
これらは意識的にデスクから撤去しないと、ずっとデスクに残って作業スペースを圧迫します。
なので、曜日や周期を決めて、定期的にデスク周りの断捨離をして作業スペースをリセットするとよいです。
不要な書類や道具は捨てるなり元の場所に戻すなり、とにかく自分のデスクから撤去してください。

私の場合、書類以外にも外部会社からもらった資料などもデスクに溜まりがちです。
なので最低でも週に1回はデスク周りの断捨離を行って、デスクをリセットしています。
定期的に断捨離するのを面倒に感じるかもしれませんが、結果的には散らかったデスクで仕事をするよりも効率が良いです。
書類は可能な限り電子データ化する
書類は1枚1枚は薄くて軽いですが、いつの間にか膨大な量がデスクに溜まっていたりします。
ファイルや書類ボックスを使っても、デスク上の面積をかなり占有してしまいます。
なので私の場合は不要な書類はすぐ捨てるかファイリングして書棚に格納しています。
また使うけど紙媒体である必要がないものはスキャンしてPDFなどの電子データにしてから保存すると良いです。
関係ない書類のせいで作業スペースが削られるのはもったいないですからね。

私の体感ですが、「また使うかも…」と思った書類の7割は結局出番がありません。
また、再度使うことがあっても半年とか1年後とかのパターンが多いので、電子データ化して保管スペースを節約しています。
便利なPC周辺機器を活用する
便利なPC周辺機器を使うことで、デスク周りをスッキリさせ、PC作業をより効率的に行うことが出来るようになります。
ここでは、私が実際に家や職場で使用している便利な周辺機器をご紹介します。
モニター
私は仕事でノートPCを使用していますが、個人的には外部モニターは必須です。
私は職場で下記の上記のIOデータのモニターを買ってもらいました。
安い業務用モニターですが、デスクワークで使う分には必要十分な性能です。
ノートPCの小さい画面だけでは視認性が悪く、姿勢も悪くなりやすいため肩こりや腰痛の原因にもなります。
24インチくらいの外部モニターを使用すれば、自然と目線が上がって姿勢が改善されるため、肩こりなども予防できます。
それに画面が二つあれば複数のファイルを開きながらの作業が格段にやりやすくなるため、よほどの理由が無ければ外部モニターの使用をおすすめします。

モニターアーム
外部モニターと併せて使いたいのがモニターアームです。
モニターアームを使うことで、モニターのスタンド部分をデスクの上に置く必要がなくなるため、デスクをより広々と使えるようになります。
スタンドを無くせる分モニターの配置も自由度が増すため、デスク上のレイアウトをより自分が作業しやすいように最適化することができます。
またデスクの掃除もしやすくなるので、デスク周りをすっきりした状態を保つのにとても貢献してくれるアイテムです。

スペースが広く使えるため小さいデスクでも圧迫感がないです

マウス
私はもう10年以上、ロジクールのトラックボールを愛用しています。
通常のマウスのように本体を動かしまわる必要が無いためデスク上に書類を広げていても問題なく使えますし、指先だけでマウス操作が完結するため長時間使っても疲れにくいです。
最初はすこし使いずらさを感じるかもしれませんが30分ほどで慣れますし、一度慣れるともう普通のマウスには戻れないくらい快適です。

キーボード
ノートPCを使っている場合でも、外部キーボードがあるとより効率的にPC作業ができます。
ノートPCのキーボードはキーの間隔が狭かったり、配列が特殊だったりして打ち間違いが多くなりやすいです。
また、私の職場のノートPCはなにかとキーが壊れやすかったため、試しに自腹でキーボードを買って使っていました。
すると外部キーボードの方がキー配列に余裕があるためか、明らかにタイピングしやすかったです。
私が買ったのは下記の静音キーボードですが、タイプ音がとにかく静かでオフィスワーク向きの商品だなと思います。
価格も3000円程度とお手頃なのでおすすめです。

目の前にふせんやメモを貼り付けない

私が新人の頃は、上司からの指示や仕事で新しく覚えたことをふせんに書いて、パッと見えるようにデスクやPCモニタに貼っていました。
しかし、関係ない時にまで視界に入って邪魔に感じたため、今は全部はがして視界をスッキリさせています。
目の前に色とりどりのふせんが並んでいると、無意識のうちに集中力を奪われます。
ふせんはあくまで一時的なメモ書き程度にとどめ、用が済んだら迷わず捨てましょう。
後から見直したい内容は手帳やノートにメモしておけば良いです。
PCのデスクトップにファイル・フォルダを置かない
ふせんと同じような理由ですが、私はPCのデスクトップにごちゃごちゃとファイルを置くのが嫌いです。
見た目も悪いですし、関係ないファイルまで視界に入るので集中力が削がれます。
それにファイルの数が増えてくると目的のファイルを探し出すのに時間がかかってしまいます。
ですので私としては、フォルダをカテゴリ別に整理整頓してファイルを格納するのをおすすめします。

以上が、私が普段の仕事で実践しているデスク周りの整理整頓に関する仕事術でした。
デスクがきれいだと作業効率が上がるだけでなく、精神的にも気持ちよく仕事ができます。
もし仕事に集中できていないように感じる場合は、デスク周りの片づけをやってみることをおすすめします。

